推しに甘噛み、テレビアニメ化決定 11月4日いい推しの日に特報PV公開、放送はいつから?

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
鈴木ジュリエッタの漫画『推しに甘噛み』のテレビアニメ化が11月4日に発表され、特報ビジュアルと約30秒の特報PVが公開された。放送時期と放送局は、11月5日時点でまだ発表されていない。監督などのスタッフや声優キャストも未発表で、アニメ公式サイトと公式Xの続報を待つ段階だ。
放送時期は未発表、11月4日に特報PVとティザーサイトが公開
「放送はいつから?」という問いへの答えは、現時点では「未発表」となる。11月4日にオープンしたアニメのティザーサイトには「TVアニメ化決定!」の文字とあらすじ、権利表記が載るだけで、放送年や放送の季節、放送局の記載はない。公式Xの告知や、発表を伝えた報道にも放送時期の記載はない。
発表は11月4日の午前8時。数字の「11」と「4」を「いい推し」と読む語呂合わせから「いい推しの日」と呼ばれる日で、推し活をテーマにした作品らしい日取りとなった。
特報PVは、小学館集英社プロダクション(ShoPro)のYouTubeチャンネル「ShoProアニメチャンネル」で、日本時間11月4日午前8時に公開された。ティザーサイトでも「Announcement PV」として見ることができる。長さは30秒で、原作漫画のコマを使った構成だ。ヒナの推しへの愛や、甘夏との出会いから始まる物語を原作の絵で見せる。
特報ビジュアルには、推しのグッズに囲まれた棺桶の中で、幸せそうにほほえむヒナが描かれた。手元には、吸血を「不衛生」と考えるヒナにとっての食事である血液パックも添えられている。吸血鬼でありながら血を吸うのが苦手、という主人公の設定が1枚で伝わる絵柄だ。
発表された内容と、まだ出ていない情報を整理すると次のとおり。
| 項目 | 11月5日時点の状況 |
|---|---|
| 放送時期・ | 未発表 |
| 監督・ | 未発表 |
| アニメーション制作 | 未発表 |
| 声優キャスト | 未発表 |
| 特報PV | ShoProアニメチャンネル |
| 公式サイト・ | ティザーサイト開設、 |
公式Xは、原作とテレビアニメの両方の情報を出す「原作&TVアニメ公式」のアカウントだ。ティザーサイトにもこのアカウントへの案内と、原作を連載する「花とゆめ」の作品ページへの入り口が置かれている。放送時期やスタッフ、キャストの続報は、11月5日時点でこの2か所にもまだ出ていない。
11月4日の発表で明かされたのは、アニメ化決定の事実と特報ビジュアル、特報PV、ティザーサイトの開設だった。放送時期を予想する書き込みがSNSに出ることもあるが、公式の発表があるまでは確かな情報として扱えない。
吸血鬼ヒナと毒舌な隣人・甘夏のブラッディ・ラブコメディ
物語の主人公は、30年間引きこもっていたオタクの吸血鬼・有門ヒナ。吸血を気持ち悪いと感じ、血を吸うよりも推しを愛でることが1番というヒナは、オタ活のためにアニメの聖地がある日本へ移住する。
ところが、隣に住んでいた男の子・甘夏玖太は、見た目こそヒナの推しキャラにそっくりだが、性格はちょっぴり毒舌だった。しかも甘夏の血は、世界中の吸血鬼を惹きつける特別なものだった。
甘夏を狙う吸血鬼たちも現れ、ふたりの関係は思わぬ方向へ動き出す。ティザーサイトは作品を「純度100%オタク吸血鬼×ちょっぴり毒舌イケメンのブラッディ・ラブコメディ」と紹介している。紹介文には「この気持ちは萌えなのか恋なのか」という一文も添えられている。
英語版の紹介文によると、ヒナは日本へ来る前、ルーマニアの自宅に引きこもっていた。
原作は花とゆめで連載中、既刊10巻で11巻は11月20日発売
原作は、白泉社の少女漫画誌「花とゆめ」で連載中だ。2022年の10・11合併号に読み切りとして掲載されたあと、同年11月5日発売の23号から連載が始まった。アニメ化の発表は、連載開始からちょうど4年を迎える時期と重なった。単行本は白泉社の「花とゆめコミックス」から出ている。
既刊は11月4日時点で10巻。1巻は2023年3月20日、最新の10巻は2026年7月17日に発売された。10巻からは、ヒナと甘夏が付き合い始める「カップル編」に入っている。続く11巻は11月20日に発売される予定だ。
「花とゆめ」は毎月5日と20日の月2回発売される。アニメ化発表の翌日、11月5日発売の23号では、ヒナと甘夏が表紙を飾った。表紙のあおりは「ヒナ甘カップルに新たなイベントが…?」で、付き合い始めたふたりの物語が本誌で続いている。11月20日発売予定の24号には付録のホログラムポストカードセットが付き、『推しに甘噛み』も参加作品に名を連ねる。単行本11巻と同じ日の発売となる。
アニメの放送を待つ間に原作を読みたい場合、単行本は紙版と電子版の両方が出ており、本誌の「花とゆめ」にも電子版がある。1巻の白泉社公式の価格は税込528円、10巻は税込594円だ。
海外でも読まれている。英語版は「Otaku Vampire’s Love Bite」のタイトルで、米国の出版社VIZ Mediaが2024年2月に出版権の取得を発表し、同年10月に1巻を刊行した。
作者は『神様はじめました』の鈴木ジュリエッタ
作者の鈴木ジュリエッタは福岡県出身の漫画家だ。2004年にデビューし、2006年に「花とゆめ」で始まった『カラクリオデット』は第31回白泉社アテナ新人大賞のデビュー優秀者賞を受けた。
代表作の『神様はじめました』は、2008年から2016年まで「花とゆめ」で連載され、単行本は全25巻。2012年10月からテレビアニメが放送され、2015年1月からは第2期も放送された。その後も『トリピタカ・トリニーク』『忍恋』『名探偵 耕子は憂鬱』と「花とゆめ」で連載を重ね、『推しに甘噛み』が最新作にあたる。
鈴木作品のテレビアニメは、2015年の『神様はじめました』第2期以来となる。ティザーサイトも「鈴木ジュリエッタ最新作」と打ち出しており、作者の名前を前面に出した発表になった。
『神様はじめました』は、借金を残して父親が姿を消した女子高生が、ひょんなことから土地神になる物語だった。人間と人ならざる者の恋を描く点は『推しに甘噛み』にも通じる。一方で、『推しに甘噛み』の主人公は推し活に夢中なオタクの吸血鬼だ。
作者の鈴木ジュリエッタは11月4日夜、自身のXでアニメ化を報告し、「応援くださった皆様のお陰です」と感謝をつづった。特報ビジュアルのヒナについても「この子が動いたり話したりすると思うとワクワクが止まりません」と書き込んでいる。放送時期とあわせて、スタッフ・キャストの発表が次の焦点となる。原作の続きを先に追いたい場合は、11月20日の11巻と「花とゆめ」本誌が最新の物語を届ける。
[文/構成 by Webライター 和泉ユウスケ]








































































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