ファントムバスターズ、2027年TVアニメ化決定 ジャンプSQ.連載、累計140万部突破

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「ジャンプSQ.」(集英社)で連載中のネオショコのマンガ「ファントムバスターズ」が、2027年にTVアニメ化されることが9月24日、明らかになった。鎌倉を舞台に4人の男子高校生が幽霊退治に挑む“悪霊退散青春コメディ”で、コミックスの累計発行部数は電子版を含めて140万部を突破している。放送時期の詳細や制作会社、キャストはまだ明かされていない。
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9月24日午後6時、アニメ公式サイトとXで解禁
アニメ化の情報は9月24日午後6時に解禁された。告知の窓口はTVアニメ公式サイトと、アニメ公式Xアカウント(@phanbus_anime)が担う。東宝のアニメレーベル「TOHO animation」の公式Xも午後6時過ぎに「2027年 TVアニメ化決定!」と告知し、公式サイトとアニメ公式アカウントへの案内を載せた。
発表で明かされた内容は、2027年にTVアニメ化されることと、原作者の描き下ろしによるアニメ化記念イラスト、お祝いコメントの3点だった。記念イラストにはモガリ、コレシキ、ザキ、タモンの4人に加え、作中に登場する猫の「除丸(よけまる)」も描かれている。公式サイトのクレジットには「ファントムバスターズ製作委員会」の名前が入った。
一方で、分かっていないことも多い。放送は「2027年」とだけ示され、何月に始まるのか、どの局で放送するのかは未発表だ。アニメーション制作会社、監督などのスタッフ、キャストも公表されておらず、ティザービジュアルやPVも9月25日時点で出ていない。公式サイトは現時点でイントロダクションとコミックス情報、ニュース欄で構成されている。
霊を喰う少年と霊感ゼロの優等生が出会う
物語の舞台は神奈川県の鎌倉だ。高校に首席で合格した超優等生・是岸遊人(コレシキ)は、幽霊をまったく信じていない。入学式の朝、海で溺れていた少年を助けたことから、彼の高校生活は思わぬ方向へ転がり始める。
助けた相手は宍喰野虎落(モガリ)。幽霊を視ることはできないが、幽霊を“喰らう”ことで強制的に除霊できるという破天荒な男子だった。代々霊媒を家業とする家に生まれ、秋田の山で修行を積むか、鎌倉中の霊を除霊して力をつけるかの二択を迫られた末に、普通の青春を求めて鎌倉へやって来たという設定だ。
コレシキは幽霊を否定する立場から、モガリを通した不思議な体験を重ねるうちに彼への興味を深めていく。2人は除霊を行う部活「ファントムバスターズ」を立ち上げ、そこに幽霊が視える漫画オタクの観崎薫(ザキ)、幽霊と会話できるのに生身の人間が大の苦手な多聞康太郎(タモン)が加わる。
4人の能力は見事にバラバラだ。霊を喰らえるのに姿は視えない者、視える者、声だけ聞こえる者、そして霊感ゼロ。互いの力を借り合わないと除霊が成り立たない組み合わせが、作品の笑いと青春の軸になっている。コレシキが幽霊を信じないのには、敬愛する祖母が「死んだら幽霊になって会いに来る」と約束しながら、それが果たされていないという理由がある。コメディの顔をしながら、登場人物の過去や家の事情も丁寧に描かれる作品だ。
増刊の読切から連載へ、85万部から140万部へ
原点は、増刊「ジャンプSQ.RISE 2022 AUTUMN」に載った同名の読切だった。この読切を経て、2023年8月4日発売のジャンプSQ.2023年9月号で連載が始まる。単行本1巻は同年12月4日に発売された。
評価が一気に広がったのは2025年だ。書店員の投票で決まる「全国書店員が選んだおすすめコミック2025」で2位、「アニメ化してほしいマンガランキング2025」で4位に入った。2025年6月4日の5巻発売を前に、累計発行部数は電子版を含めて85万部を突破していた。そこから約1年4カ月で55万部を上積みし、140万部を超えたことになる。
コミックスは9月25日時点で1〜7巻が発売中だ。最新7巻は2026年2月4日に発売され、文化祭ライブを目前に実家の霊山へ強制送還されたモガリが、試験官を倒すことを条件に修業へ挑む姿を描く。続く8巻は10月2日に発売される予定で、アニメ化発表から約1週間後に新刊が並ぶ。1巻は紙版・電子版とも2023年12月4日に発売され、定価は572円(税込)だ。
ジャンプSQ.では、長期連載の最終巻発売と人気作のアニメ化発表が同じ9月に重なった。8月4日発売の9月号で完結した「新テニスの王子様」は、9月4日に最終48巻が発売されている。
関連記事:「新テニスの王子様」477話で完結、”テニプリ”シリーズ約27年の歴史に幕 ジャンプSQ.9月号
誌面の外でも動きは続いた。2024年12月には作品のボイスコミックが公開され、モガリを岡本信彦、コレシキを市川蒼、ザキを内山昂輝、タモンを増田俊樹が演じている。ボイスコミックはアニメとは別の企画で、TVアニメのキャストが同じ顔ぶれになるかどうかは発表されていない。
ネオショコ「動いてはしゃぐファンバスを」
アニメ化にあたり、原作者のネオショコは公式サイトでコメントを寄せた。
「アニメ化やったー!<br>読者さんたちのお陰です、ありがとうございます!<br>ファンバスはアニメになったらより愉快さが際立つ作品だと思うので、実現したことは作者としても本当に嬉しいです!<br>動いてはしゃぐファンバスを楽しみに待っていて下さいね!」
コメントの中心にあるのは、読者への感謝と「愉快さ」への自信だった。公式アカウントでも使われる略称「ファンバス」を作者自身が使い、アニメで4人が動く姿を楽しみにしてほしいと呼びかけている。
2022年秋の増刊に載った読切から数えると、TVアニメ化の発表までおよそ4年。2024年8月には連載1周年を迎え、原作公式Xでネオショコの描き下ろしイラストが公開された。読切、連載、ボイスコミックを経て、TVアニメ化の発表にたどり着いた。
放送時期とスタッフの発表待ち
ここから注目されるのは、放送クールと制作体制の発表だ。2027年のどの時期に放送されるのか、どのアニメーション制作会社が手がけるのか。モガリが幽霊を“喰らう”除霊シーンや、4人の掛け合いのテンポをどう映像にするかは、スタッフの顔ぶれ次第で大きく変わる。
アニメの公式サイトには、X、Instagram、TikTokの公式アカウントへのリンクがすでに並ぶ。現時点で公表されているのは放送年と原作者のコメント、記念イラストまでで、続報はこうした公式の発信を待つことになる。
累計140万部の人気作が、2027年にTVアニメとして放送される。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]










































































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