アシックス商事、解散・清算へ アシックスウォーキング公式オンラインストアは10月30日で受注終了

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アシックスは8月14日の取締役会で、連結子会社のアシックス商事を解散・清算する方針を決議した。全事業は2027年1月1日付でアシックスまたはアシックスジャパンへ移管される。あわせて、アシックスウォーキング公式オンラインストアは10月30日23時59分をもって注文受付を終了する。
ウォーキング事業の「グローバル成長の加速」を掲げた再編
アシックスが解散を決めた理由として挙げているのは、ウォーキング事業のグローバル成長の加速と、ブランドとして一貫した戦略を実行する体制づくりだ。「アシックスウォーキング」をプレミアムブランドとして再構築し、一貫したブランディングを進めるとしている。
これまでウォーキング関連の商品を担ってきたアシックス商事という事業体を解いて、アシックス本体やアシックスジャパンに機能を集約する。子会社を挟まない体制に切り替えることで、ブランド戦略の統一を図る狙いとみられる。
オンラインストアは10月30日で受注終了、2027年2月に販売再開
アシックスウォーキング公式オンラインストアは、2026年10月30日(金)23時59分で注文受付を終了する。その後の11月1日から2027年1月下旬ごろまでは販売休止期間となり、2027年2月ごろにグローバル公式ECサイト「asics.com」で販売が再開される予定だ。
会員向けの案内も出ている。現在のオンラインストアの会員情報や保有ポイントは、アシックスの会員サービス「OneASICS」へは引き継がれない。ポイントを使いたい場合は、オンラインストアなら10月30日23時59分まで、直営店なら各店舗の年内最終営業日までに利用する必要がある。個人情報はサイト閉鎖後、適切に破棄・消去される。
10月30日までに購入した商品の返品やサイズ交換については、規定期間内であれば通常どおり対応する。サイト閉鎖後の問い合わせは「お客様相談室」が引き続き受け付ける。全国のアシックスウォーキング直営店舗は、この間も営業を続ける。
半年前にも別のオンラインストアで4ブランドの終了を発表していた
アシックス商事をめぐっては、今回が初めての再編ではない。4月1日には、同社が運営していた「アシックス商事 公式サイト・通販(ASICS TRADING ONLINE STORE)」で扱う「アキュアーズ」「ラクウォーク」「レディワーカー」「テクシーリュクス」の4ブランドを終了すると発表していた。今回受注終了が決まった「アシックスウォーキング公式オンラインストア」とは別のサイトで、当時のスケジュールは、注文受付終了が9月30日、サイトの完全終了が10月31日、ブランド販売そのものの終了が12月31日というものだった。4ブランドのうち「テクシーリュクス」は、ブランド終了後の2027年2月から、アシックス本体のシリーズとして改めて展開される予定になっている。
4月の発表からわずか4か月半で、アシックス商事は個別ブランド・個別サイトの整理にとどまらず、会社そのものの解散・清算という決断に至った。今回の解散にともない、2026年12月期第2四半期の連結決算では、転身支援等費用として67億1700万円の特別損失を計上している。
好調なアシックス本体、初の売上高1兆円台が視野に
今回の再編は、アシックス本体の好調な業績を背景にしている。アシックスは2026年12月期の業績予想を上方修正し、売上高を前回予想から1000億円積み増して1兆500億円とした。実現すれば初の売上高1兆円台となる。営業利益も240億円増の1950億円、営業利益率は0.8ポイント上昇の18.6%、当期純利益も100億円増の1200億円を見込む。
上期実績はすでに売上高が前年比32.7%増の5344億円、営業利益が48.5%増の1204億円と、いずれも過去最高を記録した。日本を中心としたオニツカタイガーや、欧州を中心としたスポーツスタイルカテゴリーの好調が、下期も続く見通しだという。
グループ全体の勢いが増すなかで、ウォーキング事業だけを担っていた子会社を畳み、本体へ統合する。今回の解散は、その再編の一つという位置づけになる。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]






























































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