せーまるさん48歳で死去 ガンダム・エヴァのプラモで人気 吉本プラモデル部が1年越しの訃報

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吉本興業所属の芸人・せーまるさんが2025年9月29日に48歳で亡くなっていたことが、約11か月を経て明らかになった。「吉本プラモデル部」の公式YouTubeが2026年8月12日に報告。元部長のパンクブーブー佐藤哲夫は「弟にも近いような存在だった」と振り返った。
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吉本プラモデル部が公式YouTubeで報告、遺族との連絡取れず11か月
吉本興業に所属し、「吉本プラモデル部」の福岡支部長を務めていた芸人・せーまるさんが、2025年9月29日に亡くなっていたことがわかった。48歳だった。死因は公表されていない。
吉本プラモデル部は2026年8月12日、公式YouTubeチャンネルに「吉本プラモデル部からのご報告」と題した動画を投稿し、せーまるさんの死去を伝えた。亡くなってから約11か月が経過しての報告となる。動画には現部長の加藤てっきゅう、副部長の山口マサ、そして元部長のテツオ(パンクブーブー佐藤哲夫)が出演した。
報告が遅れた経緯について、テツオは「せーまるの遺族の方々との連絡がなかなか取れなかったこと、そういったことも兼ね合いがありまして、報告が遅くなってしまいました」と説明している。
福岡拠点の芸人、プラモデル制作で独自の存在感
せーまるさんは1978年1月15日生まれ、福岡県出身。NSC福岡3期生のお笑い芸人として福岡を拠点に活動していた。
芸人としての活動と並行して、プラモデル制作でも知られた。「機動戦士ガンダム」シリーズや「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズなどを多く手がけ、精巧な塗装と仕上がりで模型ファンの支持を集める。YouTubeチャンネル「せーまる模型道場」では制作過程を丁寧に解説し、登録者数は約3,200人、動画は71本にのぼった。
吉本プラモデル部は2015年に活動を開始した吉本興業の公式プロジェクトで、プラモデル好きの芸人が集まるクラブだ。YouTubeチャンネルの登録者数は約20万人、総再生回数は1億3,100万回を超える。せーまるさんはその福岡支部長として、一人で福岡支部を支えていた。公式サイトのプロフィールには「部員はいないので一人で福岡支部を支えている。芸人としては若手だが年齢的にはおじさん」と記されている。
「ずっとせーまるはうちの部員」テツオが追悼
報告動画で中心的に語ったのは、せーまるさんと最も交流が深かったテツオだった。テツオはすでにプラモデル部の部長を引退しているが、せーまるさんとの関係の深さから動画への出演を決めたという。
「実は昨年の9月29日に吉本プラモデル部部員のせーまるが亡くなりました」。テツオはそう切り出した。
せーまるさんとの関係についてはこう振り返る。「プラモデル部の後輩というだけじゃなくて、ずっと昔から地元で一緒に過ごしていた地元の後輩というか、もう弟にも近いような存在だった」。
過去の動画は遺族の意向で今後もチャンネルに残される。テツオは「せーまる自体も今まで作った作品とかをこれまで通りみんなに見ていただいて、かっこいいなぁって喜んでもらえるのが多分、一番だと思います」と語り、こう続けた。「亡くなりましたけど、それでもずっとせーまるはうちの部員なので、これまで通り動画とかでせーまるの作品を見てぜひ楽しんでいただきたい」。
部員たちの心境にも触れ、「正直プラモデル部の部員のみんな、今でもやっぱり悲しみは癒えていない状態なんですが、そこでしょぼくれた顔を見せるのは、せーまるからすると不本意になると思う」と話した。そのうえで「これからも明るく楽しいプラモデル部を続けていきます」とファンに呼びかけている。
「初心者にもわかりやすかった」模型ファンから惜しむ声
報告動画のコメント欄には、模型ファンやプラモデル部の視聴者からの追悼が相次いだ。
ファンからは「凄い実力をお持ちの新入部員が!と驚いたのを良く覚えています、心よりご冥福をお祈り致します」「プラモ初心者にもわかりやすい丁寧な動画でとても好きでした」「せーまるさんの塗装が好きです」といった声が寄せられた。
YouTube上のコメントには、模型コンテストでせーまるさんと直接交流した人の書き込みもある。「初めて模コンに参加した時、自分の作品にコメントをしてくださったのがせーまるさんでした」「あの時、せーまるさんからの優しいコメントがいただけたことが、今もプラモデルを作り続け、模コンに参加し続けている原動力なのだと改めて実感しました」。画面越しの発信だけでなく、イベントの場で直接言葉を交わし、後輩モデラーを励ましていた一面がうかがえる。
「せーまる模型道場」の動画は残り続ける
せーまるさんのYouTubeチャンネル「せーまる模型道場」は、亡くなった後も削除されずに公開が続いている。全塗装のガンダムやエヴァンゲリオンの制作動画など71本がそのまま残り、誰でも視聴できる状態だ。
テツオは動画で、供養に関する吉本プラモデル部や吉本興業への問い合わせは控えてほしいと伝えた。
48歳。プラモデル部の福岡支部を一人で切り盛りし、模型の楽しさをカメラの前で伝え続けた芸人の作品は、チャンネルの中に残る。
[文/構成 by さとう つづり]



























































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