山口一郎さん、活動休止と制作配信を経た現在をYahoo!ニュース オリジナル特集が報じる サカナクションが「怪獣」の最優秀楽曲賞を含む最多8冠を得るまでの歩みを整理

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
サカナクションの山口一郎さんが活動休止と病気に向き合った日々を経て、現在に至るまでの歩みをYahoo!ニュース オリジナルの特集が8月11日に報じた。音楽制作の過程を配信で発信し続けてきた山口さんの、活動休止から現在までを描く内容だ。2025年に発表した新曲「怪獣」は、MUSIC AWARDS JAPAN 2026で最優秀楽曲賞を含む最多8冠に輝く。
Yahoo!ニュースが伝えた現在地
サカナクションのボーカル、山口一郎さんの現在の姿を伝える記事が、8月11日16時30分にYahoo!ニュース オリジナルの特集として配信された。「藪を漕いで進む新しい道」と題されたこの特集は、活動休止と病気治療を経て、音楽制作の過程を配信で発信し続けてきた山口さんの歩みを取り上げる。山口さんは自身のYouTubeチャンネル「切り身ちゃんねる」で制作の様子や雑談をたびたびライブ配信しており、こうした”制作配信”を重ねながら「怪獣」を作り上げていった過程も特集の軸だ。
特集が公開されたのは、山口さんが手がけた新曲「怪獣」がMUSIC AWARDS JAPAN 2026で最多8冠を手にしてから約2カ月後のことだった。活動休止から現在に至るまでの日々を、本人の言葉とともにたどる内容となっている。
活動休止から「怪獣」へ至る歳月
体調の異変が始まったのは2022年5月ごろ。倦怠感や疲労が続き、6月下旬には医師から休養が必要と診断されたという。サカナクションは同年7月1日、山口さんの体調不良を理由に活動休止を発表した。
完全な回復には至らないまま、山口さんは同年11月16日にInstagramでライブ配信を行い、SNSでの活動を部分的に再開した。2023年10月19日には出身地である北海道・小樽市からソロ名義の全国ツアー「懐かしい月は新しい月 “蜃気楼”」を開始し、全国10都市を巡演。2024年1月の千秋楽ではステージ上とYouTubeのドキュメンタリー動画を通じてうつ病であることを公表し、同年4月20日には活動休止から約2年ぶりとなる全国アリーナツアー「SAKANAQUARIUM 2024 “turn”」でサカナクションとしての完全復活を果たした。
新曲への挑戦はそこから実を結ぶ。2025年2月20日に配信リリースされた「怪獣」は、NHK総合で放送されたテレビアニメ「チ。―地球の運動について―」のオープニング主題歌として書き下ろされ、前作「ショック!」から約3年ぶりとなる新曲だった。配信直後には日本国内のSpotifyで1日あたりの再生回数が当時の歴代最多を記録し、オリコンのデジタルシングルランキングでも首位に立つ。日本レコード協会からはストリーミング累計2億回再生を示す2×プラチナ認定を受けるなど、幅広く支持を広げた。
全78部門中で刻んだ最多8冠
2026年6月13日、東京・お台場のTOYOTA ARENA TOKYOで開催された音楽授賞式「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」で、全78部門中サカナクションが制したのは最多の8部門。「怪獣」は最優秀楽曲賞、最優秀ロック楽曲賞、最優秀アニメ楽曲賞、最優秀ミュージックビデオ作品賞、最優秀アートワーク賞の5冠に輝いた。ライブツアー「SAKANAQUARIUM 2025 “怪獣”」も最優秀ライブ照明スタッフ賞と最優秀ライブ音響スタッフ賞を受賞し、サカナクション自体は最優秀ロックバンド/ソロアーティスト賞に選ばれている。世界とつながり音楽の未来を照らすことをコンセプトに掲げるこの賞は、約5000人の音楽業界関係者による投票で受賞者が決まる。ミュージックビデオ作品賞を受け取った監督の田中裕介は「大変光栄です。チームを代表して受け取りましたけど、携わってくれたスタッフに感謝を伝えたいです」とコメントした。
授賞式で山口さんは「サカナクションは3年前に活動休止をしました。僕がうつ病を患ったからです」と、2022年7月の活動休止発表から約3年11カ月が経過した心境を述べた。「その間、メンバーやファンの皆さん、チームサカナクションの皆さんに支えられながらなんとか踏ん張り、復活しました」と感謝を伝えている。「怪獣」については「休養明けから最初に書いた曲が『怪獣』でした。それがこのように評価していただきまして、まだまだ頑張れるなと勇気をいただきました」と喜びをにじませた。囲み取材では「率直に嬉しいです。音楽業界人5000人が選んでくれた、厳正なる審査の中で自分たちの楽曲を選んでもらえたということは、本当に嬉しかったですし、自信になりました」とも語っている。
「怪獣」の受賞が示す次への一歩
Yahoo!ニュース オリジナルの特集は、活動休止と治療を経てもなお、山口さんが制作の過程を発信し続ける現在の姿を伝えている。「昔みたいに3日間寝ないで制作し続けるとか、無茶はできなくなった」と山口さんは明かす。規則正しい生活の中に音楽制作を組み込むスタイルへと変わった。制作の過程をありのままドキュメントとして届ける発信は、活動休止前とは異なる音楽との向き合い方だ。
「怪獣」での8冠受賞は、うつ病と共存しながら音楽を続ける山口さんにとって大きな励みとなった。休養前とは違うペースで、山口さんは音楽と向き合い続ける。サカナクションは今後も、ライブと制作の両方で歩みを重ねていく。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]




































































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