MediaDogs

新着記事

ロックバンド梟が解散、Yoshiatsuを解雇 未成年ファンとの関係めぐる臆測に本人は否定、活動休止から4カ月で何があったのか

ロックバンド梟が解散、Yoshiatsuを解雇 未成年ファンとの関係めぐる臆測に本人は否定、活動休止から4カ月で何があったのか

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

ロックバンド「梟」が2026年11月4日、公式SNSで解散を発表した。ボーカルのYoshiatsuについて、残る3人の総意で解雇を決めたうえでの解散だ。7月、未成年ファンとの関係をめぐる臆測がネット上で広がり、Yoshiatsuは否定しながらも活動を自粛し、バンドは無期限活動休止に入っていた。休止から約4カ月の間に何があったのかを、公式発表と報道でたどる。

梟に何があったのか 活動休止から解散までの4カ月

発端は7月上旬だった。Yoshiatsuに関する情報がネット上で拡散し、日刊スポーツによると、海外のファンとみられるアカウントなどが、若い女性ファンと不適切な関係にあったのではないかという臆測を複数の言語でXに投稿していた。

7月6日、Yoshiatsuは文書で説明したうえで活動の自粛を表明する。同じ日、梟は無期限活動休止を発表し、Yoshiatsuがドラムを担当していた別のバンドDRUGSも解散を発表した。そこから約4カ月後、梟が出した結論が解雇と解散だった。

主な出来事は次のとおりだ。

日付出来事
2021年9月6日梟が始動し、ミニアルバム「梟の森」を発表
2026年7月上旬Yoshiatsuに関する情報がネット上で拡散
2026年7月6日Yoshiatsuが文書で説明し、活動自粛を表明。梟が無期限活動休止、DRUGSが解散を発表
2026年10月2日DRUGSが最後の公演として発表していた日
2026年11月4日梟がYoshiatsuの解雇とバンドの解散を発表

解散の発表文は、公式Xと公式Instagramに掲載された。冒頭で、7月の無期限活動休止で関係者とファンに迷惑と心配をかけたことを改めてわびている。

解散理由は「全楽曲の作詞を手がけてきたフロントマン」を欠くこと

発表文によると、活動休止を決めるまでの協議の段階で、Yoshiatsuとほかのメンバーとの信頼関係はすでに損なわれつつあった。一部のメンバーからはYoshiatsuの解雇を求める意見も出ていたという。

それでもバンドは、すぐに結論を出さなかった。「4人で活動を再開する道が残されていないか」を探るため、「時間と距離を置き、梟というバンドのあり方を改めて見つめ直す」期間に充てたと説明している。

休止中には「全メンバーで今後について話し合う場を調整」したが、「メンバー間の信頼関係を取り戻すことはできず」、Yoshiatsuがメンバーとして活動を続けることはできないという結論に至った。発表文は次のように続く。

以上の内容を踏まえ、残る3名の総意として、Yoshiatsuをバンドから解雇とすることにいたしました

解散の理由も、発表文の中ではっきり示されている。全楽曲の作詞を手がけてきたフロントマンを欠くこと。そして結成当初から「メンバーが一人でも欠けた状態での活動継続は難しい」という思いを持ち続けてきたことだ。この2点から、梟は「本日をもって解散いたします」とした。

締めくくりでは、結成からの約5年間の支えに感謝し、復帰を待ち続けたファンの期待に添えなかったことを「深くお詫び申し上げます」とわびた。解雇を受けたYoshiatsu本人のコメントは、報道各社の記事では伝えられていない。

7月のYoshiatsuの説明 否定したことと認めたこと

7月の文書で、Yoshiatsuは未成年者と交際したり関係を持ったりした事実はないと否定した。拡散した情報については「事実に基づくものもあれば、不正確な内容や事実と異なる内容も含まれています」と説明している。

一方で、本人が認めた点もあった。一部のファンと個人的なやり取りをしていたこと、アーティストとして守るべき適切な線引きができていなかった場面があったこと、ファンとの距離感や関わり方への十分な配慮を欠いていたことだ。その結果、多くの臆測や疑念を招く状況を生んだことを「重く受け止めております」とした。さらに「今回の件に限らず」、自身の言動や判断が長年にわたって様々な批判や臆測を生む一因となっていたことも、真摯に受け止めるとつづった。そのうえで、芸能活動と表現活動を当面すべて自粛すると表明した。

自粛はいまも続く。日刊スポーツは11月5日の記事で、YoshiatsuがSNSでの発信もしていないと伝えた。

梟の活動休止の発表文は、拡散した情報には事実もあれば事実と異なるものもあると本人が説明したことに触れ、メンバー間の考え方の違いから、バンドを支えてきた信頼関係を保つことが難しくなったと記していた。休止に伴い、主催公演の中止、出演予定のイベントの辞退、予定していた3カ月連続リリースと生配信の中止が決まった。ファンクラブは当面続けるが、休止中は新しいコンテンツの更新を止めるとしていた。

DRUGSも解散、海外ツアーやマネジメント契約にも影響

影響は梟の外にも及んだ。Yoshiatsuは2025年6月、MEJIBRAYのボーカルとして知られるTsuzukuらとDRUGSを始動させ、このバンドでは歌ではなくドラムを担当していた。海外の音楽メディアによると、DRUGSはYoshiatsuが発案したバンドで、代わりのメンバーは入れず、10月2日の公演を最後に解散するとしていた。それまでの公演はサポートのドラマーを迎えて行うと伝えられた。

海外での活動も止まる。同じく海外メディアの報道では、梟の海外活動を担っていたマネジメント会社Killing Dazeが、アーティストとファンの間に本来あるべき距離が十分に保たれていなかったとして、梟との契約を終えた。同社が担っていた海外での活動は、10月に予定していた中南米ツアー「ROAD TO LATIN AMERICA」を含めてすべて中止となった。

梟とYoshiatsuのこれまで DADAROMAから海外ツアーまで

Yoshiatsuは、ビジュアル系バンドDADAROMAのボーカルとして活動していた。DADAROMAは2020年5月20日の公演を最後に活動を休止し、Yoshiatsuは翌2021年9月6日、新バンドの梟を始動させる。メンバーはボーカルのYoshiatsu、ピアノのDaisuke、ベースのYutara、ドラムのLottoの4人で、ギターのメンバーを置かず、ピアノを軸にした編成だった。

2023年10月には初のフルアルバムを発表した。2024年7月には初の海外ツアー「ROAD TO AMERICA」で米国西海岸を回り、ロサンゼルスのアニメイベント「Anime Expo」にも出演している。2025年7月には欧州ツアー「ROAD TO EUROPE」を開き、2026年10月には中南米ツアーを控えていた。

国内のライブハウスから海外へと活動の場を広げ、次は中南米という段階で、バンドは止まった。作詞を一手に担ってきたフロントマンの不在が、結成から約5年の歩みに区切りをつけた。

残るDaisuke、Yutara、Lottoの3人の今後について、11月5日時点で発表はない。

[文/構成 by ライター 小川 そら]

寄稿者

小川 そら
人物ニュース・芸能・スポーツ・社会の話題を担当しています。記事を書くときに決めているのは、確認できていないことを書かないことと、報道の表現をそのまま強めないこと。経歴や活動歴は時系列で整理し、「いつ・何があったか」がすぐ追える形にまとめています。休日はドラマの一気見と、近所の喫茶店めぐりで過ごすことが多いです。

コメントはこちら

*
*
* (公開されません)

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

エンタメ

More

スポーツ

More

ライフハック/実用

More

グルメ

More

社会/ニュース

More

ファッション/ビューティー

More
Return Top