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池田匡志、母校・立教大学の学園祭に凱旋 『俺たちの箱根駅伝』キャストと登壇、出身大学と経歴

池田匡志、母校・立教大学の学園祭に凱旋 『俺たちの箱根駅伝』キャストと登壇、出身大学と経歴

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

日本テレビ系ドラマ『俺たちの箱根駅伝』に出演する俳優の池田匡志(26)が11月4日、母校の立教大学で開かれた学園祭のステージ企画に登場した。池袋キャンパス(東京都豊島区)のタッカーホールで、共演の小林虎之介、奥智哉、杢代和人、旭惟吹と5人で撮影の裏話を語った。立教大学を卒業した池田にとっては、母校への凱旋となった。

立教大学放送研究会の企画「Over Tone」に5人で登場

舞台は立教大学池袋キャンパスの学園祭。立教大学放送研究会が主催するステージ企画「Over Tone」に、ドラマと同研究会のコラボ企画として5人が出演した。会場は同キャンパスのタッカーホールだった。

池田は冒頭のあいさつで、立教大学の出身だと自己紹介し、母校に帰ってきて、仕事で観客の前に立てることがうれしいと話した。

ステージでは、撮影中の印象的なエピソードをフリップに書いて発表するトークのほか、記憶力とチームワークを試すチャレンジ企画、サイン企画も行われた。学生が司会を務め、終演後に小林は「1時間がすごく早くて楽しい時間になった」と話している。ドラマと学園祭が組んだ企画について、小林は「ドラマと学園祭のコラボは聞いたことがなかった」とも語った。

学園祭のステージは、共演者にとっても新しい経験だった。杢代は、学園祭に出るのはこの日が初めてで楽しみにしていたと話し、ドラマも大学生の物語なので親しみを感じたと続けた。旭も、トークショーのようなイベントに出ること自体が初めてだったと明かしている。

登壇した5人と、ドラマでの役どころは次のとおり。

出演者役名劇中の所属
小林虎之介青葉隼斗明誠学院大学陸上競技部(4年、キャプテン)
奥智哉矢野計図明誠学院大学(マネジャー)
杢代和人前島友介明誠学院大学(4年)
池田匡志乃木圭介京成大学(1年)
旭惟吹渡瀬拓東京中央大学(3年)

撮影初日のミスドの差し入れ 池田が明かした裏話

池田がフリップに書いたのは「初日にキャプテンからのミスドの差し入れを食べてしまい怒られた」という出来事だった。

撮影初日、キャプテン役の小林からミスドの差し入れがあった。池田は、ランナー役の自分と、倉科弾役の林裕太の2人だけが先に食べてしまったと明かした。その後、出演者のグループLINEに、あれはランナー役のためのものではないと注意するメッセージが届いたという。

差し入れた側の小林が事情を説明した。ランナー役の俳優たちは食事制限をしていて、初日の弁当は小魚の煮干しをおかずに白いご飯という内容だった。ランナー役に限らず全員がその弁当だったため、さすがにかわいそうだと思い、空き時間に近くの店でドーナツを買ってきた。まさか選手役が食べるとは思わなかったと、小林は明かした。

ほかの3人のフリップも、現場の空気が伝わる内容だった。杢代は「虎之介くんの忘れ物」と書き、予選会の場面などを撮り終えて一緒に帰る途中、小林が携帯電話、衣装の靴下、衣装の下着と、3度続けて忘れ物に気づいたと明かした。奥は「みんなベンチコート脱ぐのが遅い」、小林は「予選会の気温」をそれぞれ挙げている。

旭が選んだのは、甲斐監督と隼斗キャプテンからの握手とハグ。ある場面の撮影が始まる前、監督役の山下智久とキャプテン役の小林から握手とハグを受け、いい場面にしようという気持ちを受け取ったことが、撮影の中で一番忘れられないと語った。

立教大学卒業、徳島北高ではサッカーで全国大会

池田は1999年12月13日生まれ、徳島県出身。所属事務所はエー・プラスで、徳島県立徳島北高等学校から立教大学へ進んだ。高校3年生のときにはサッカー部で背番号10を付け、徳島県代表として全国高等学校サッカー選手権大会に出場している。特技はサッカーとドラムだ。

俳優デビューは2021年、TBS系ドラマ『TOKYO MER〜走る救命室〜』だった。2023年には『王様戦隊キングオージャー』でジェラミー・ブラシエリ/スパイダークモノスを演じ、注目を集めた。2026年に入ると、4月20日に始まったフジテレビ(関東ローカル)のドラマ『share(シェア)』で秋田汐梨とダブル主演を務め、7月には2027年秋冬公開予定の映画『アンダードッグ—日本初のW杯出場を決めたポンコツ男—』への出演も発表された。岡野雅行の半生を描く作品で、池田は高校時代の仲間・永井隆一を演じる。

地元とのつながりも深まっている。徳島県は9月19日、池田に「阿波とくしま観光大使」を委嘱した。就任時のコメントで池田は、生まれてから18年間を過ごした徳島に恩返しができることを心からうれしく思うとつづっている。

この日は2026年を振り返り、「本当に大きな作品に関わることができて、成長できたのかなと思っています」と話した。観光大使の仕事にも触れ、「少しずつステップアップしていっている実感があります」と続けている。イベント前には小林と筋トレをしてから舞台に上がったという。

天才肌のランナー・乃木圭介役で走り方と体づくりを徹底

『俺たちの箱根駅伝』は、池井戸潤の同名小説が原作だ。箱根駅伝の本選出場を逃した大学の選手を集めた「学生連合チーム」の挑戦と、生中継を担うテレビ局「大日テレビ」の舞台裏を描く。日本テレビ系の土曜ドラマ枠(土曜午後9時)で10月10日に始まり、第5話は11月7日に放送される。

主演は大日テレビのチーフプロデューサー・徳重亮を演じる大泉洋。センターディレクター・宮本菜月を伊藤沙莉が、学生連合を率いる明誠学院大学陸上競技部監督・甲斐真人を山下智久が演じている。

池田が演じる乃木圭介は、京成大学1年生の天才肌のエリートランナーだ。出演が発表された2026年1月、池田は作品を読み「半端な覚悟ではダメだと思いました」とコメントしていた。12年間サッカーを続けてきたが、走るメニューは苦手だったと明かし、天才ランナーに見えるよう走り方と体づくりに取り組んだ。

学生連合チームの物語は、現実の箱根駅伝とも重なる。立教大学陸上競技部の男子駅伝チームは、2023年1月の第99回大会で55年ぶりに本選へ出場した。そこから4大会連続で箱根路を走ってきたが、10月17日の第103回大会予選会は13位で、本選の出場権を逃している。予選会で11位から20位に入った大学には、関東学生連合チームの枠が1人分ずつ与えられる仕組みで、立教大学もその対象校だ。

関連記事:関東学生連合の2027箱根駅伝個人枠6人が発表 一橋大・有川紘樹は都立武蔵高野球部の元投手

学生連合の挑戦を描くドラマの出演者が、予選会で本選を逃した大学のキャンパスに立った。イベント後、池田は卒業生としてドラマを宣伝できたことがうれしく、みんなで楽しめたのでいい思い出になったと語っている。

[文/構成 by Webライター 榊原 透]

寄稿者

榊原 透
映画・ドラマ担当のWebライター。物語の展開だけでなく、俳優の演技や制作陣の工夫に目を向けています。

配信作品、原作のあるドラマ、アニメや漫画の映像化などを担当。あらすじを読む人と、作品を観終えて考えを深めたい人の両方に届くよう、ネタバレの範囲を分けて書きます。

映画を観たあとは、しばらく感想を寝かせるタイプ。帰り道でふっと思い出す場面に、その作品らしさを感じます。

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