イオンモール伊達、11月27日グランドオープン バーガーキングやゴンチャなど福島県初出店48店のテナント

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
イオンモール株式会社などは9月16日、福島県伊達市の「イオンモール伊達」を11月27日(金)午前9時にグランドオープンすると発表した。専門店は約170店で、うち48店が福島県初出店、26店が東北初出店。バーガーキングやゴンチャも県内に初めて店を構える。
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11月27日午前9時に開業、専門店は約170店
発表はイオンモール、イオン東北、イオン株式会社の連名だった。開業は2026年11月27日(金)の午前9時。発表資料は“福島県最大級のイオンモールが誕生”と銘打つ。約170の専門店のうち、東北初出店が26店、福島県初出店が48店で、公式の専門店一覧では、福島県内に本社を置く地元企業(フランチャイズを含む)の店も30店数えた。
施設の概要に記された出店数は、核店舗の「イオンスタイル伊達」に加えて専門店173店と外部棟3店。サブ核店舗にはユニクロ、ジーユー、無印良品、岩瀬書店、MIRAINO、コジマ×ビックカメラ、SUPER SPORTS XEBIOの7店が並ぶ。
営業時間は売場ごとに分かれる。
| 区分 | 営業時間 |
|---|---|
| 専門店 | 10:00~21:00 |
| レストラン | 11:00~21:00 |
| イオンスタイル伊達 1階(食品) | 9:00~22:00 |
| イオンスタイル伊達 その他の売場 | 9:00~21:00 |
一部の店舗や売場は時間が異なり、休業日は設けず年中無休で営業する。開業の午前9時は、イオンスタイル伊達の開店時刻と重なる。従業員は施設全体で約3,000人、このうちイオンスタイル伊達が約300人を占める。基本商圏は約20キロ圏内の約16万世帯・約36万人と見積もった。
バーガーキングやゴンチャなど福島県初出店は48店
タイトルにある2店はどちらも福島県初出店の一覧に入っている。
1階の食物販ゾーン「FOOD MARCHE」に入るバーガーキングは、直火焼きのビーフパティを使った大型バーガー“ワッパー”が看板の米国発チェーン。“グローバルティーカフェ”のゴンチャも同じ1階に店を出す。2店とも、これまで福島県内に店舗がなかった。
48店の顔ぶれは飲食だけにとどまらず、ファッションや雑貨にも広がる。公式の専門店一覧から、福島県初出店の主な店を業種別に拾った。
| 業種 | 福島県初出店の主な店 |
|---|---|
| ファストフード・カフェ | バーガーキング、ゴンチャ、チーズガーデン |
| スイーツ・菓子 | 喜久水庵、りんごとバター。/苺のワルツ、代官山Candy apple |
| レストラン | 一人一釜五穀、築地食堂源ちゃん、君のハンバーグを食べたい |
| フードコート | 小木曽製粉所、牛角焼肉食堂・温野菜ごはんがおいしいスープ食堂 |
| ファッション・靴 | LEPSIM、グラニフ、MEDOC、LOURDES、GAP、SKECHERS |
| 雑貨・家具 | Francfranc、KEYUCA、MEYER |
| ホビー・体験・アウトドア | Hobby Zone、Cat Café MOFF、好日山荘(登山・アウトドア用品) |
グラニフは東北最大級の売場で出る。カプセルトイ専門店の「#C-pla」は、伊達市名産のあんぽ柿をモチーフにした内装で県内1号店を開く。1階に入るカーディーラーのTeslaも、一覧では福島県初出店の欄に印が付く。
東北初出店の26店も目を引く。デパ地下の人気ブランドを集めた「西武・そごうショップ」、不二家のスイーツ店「FUJIYA CONFECTIONERY」、ABC-MARTが手がける「アディダス ストア by ABC-MART」、REGALの靴を扱う「R+ PLUS REGAL CORPORATION」などが名を連ねた。飲食では「月島もんじゃ こてつ」「とんかつ とう庵」「ABURI百貫」「一人一鍋しゃぶしゃぶ美山」が東北に初めて店を持つ。
さらに2店は全国初出店。ソフトクリームを主役にした「ソフと。」と、店内で揚げる天ぷらが売りの「天丼専門店ゑるびす」だ。
3フロアに広がる福島県最大級のグルメゾーン
発表資料が“福島県最大級”とうたうグルメゾーンは、1階、2階、3階の3層でできている。
1階のFOOD MARCHEは惣菜、グロッサリー、和洋スイーツの17店が集まる食物販ゾーン。持ち帰りに加えてイートインスペースも広く取る。福島の老舗和洋菓子店「柏屋」、カルディコーヒーファーム、久世福商店、ドンク/ミニワンなども、バーガーキングと同じフロアに入る。
2階のレストランゾーンは14店。牛たん炭焼 利久、麺場 田所商店、鎌倉パスタ、スターバックスコーヒーなどが並び、この階も“福島県最大級”のレストランゾーンと位置づけた。
3階のフードコート「FOOD FOREST」は約1,000席を備える。天井高は約8メートルで、高さ約5メートルのツリーと約80インチの4面LEDディスプレイ8か所を置く。福島で20年以上続く「やわらかからあげ味工房」の新ブランド「味工房 極」が、「極からあげ」と、伊達の木桶醤油が香る「木桶からあげ」を看板に出店するほか、丸亀製麺、マクドナルド、リンガーハット、SUBWAYなども入る。
食と遊びを一体にしたエンターテインメントゾーンは3階にまとまり、広さは約9,000平方メートル。FOOD FORESTに隣接する屋外テラス「ROOFTOP TERRACE」は約2,150平方メートルで、芝生広場や大型遊具、約260平方メートルのドッグランを設ける。テラス席ではペットと一緒に食事ができる。
東北初出店となる大型アミューズメント施設「MIRAINO」では、カプコンのキャラクターが登場する「Crazy BANeT With CAPCOM ALL STARS」やVRアトラクション「VR-X」を楽しめる。県産材の床を使ったこどもの遊び場「もくいくひろば」も同じフロアだ。
ペット連れへの配慮も手厚い。ペットカートやキャリーで顔が外に出ない状態なら、一部エリアと専門店を除いて館内に同伴できる。
地域とつながる「だてのわ」と連携の取り組み
2階の中央には、地域とつながるコミュニティゾーン「だてのわ」を置く。イベントスペースでは伊達市と、隣接する福島市、相馬市、桑折町、国見町、川俣町、飯舘村の6市町村の団体と組んだ催しを開く計画だ。
周囲には福島県に本社を置く岩瀬書店が、書籍と文具に雑貨や地元産の食品を加えた複合型の店で出店。島村楽器、東北初出店の「ダcafe 八百屋から始まる、果物の物語」、市産品を扱う「伊達市 観光物産ショップ あい~な伊達」も並ぶ。
壁面には、伊達市保原町の白井木工所の協力で、2026年7月のワークショップで市内の小学生約150人と作った「伊達組子」のアートが飾られる。伊達市霊山町出身のイラストレーター、佐藤ジュンコが手がけた来館記念スタンプも用意した。
地元の自治体や学校、商業施設とも手を組む。伊達市、岩瀬書店とは地域連携協力の協定を、聖光学院高校、だて青年会議所とは産学連携の覚書を、それぞれ結ぶ予定だ。館内の時報には、福島市出身の作曲家、古関裕而の「栄冠は君に輝く」のメロディーが流れる。JR福島駅東口の商業施設「エスパル福島」とは「ライバルでも、WE LOVE FUKUSHIMA」をテーマに手を組む。
館外や館内の設備も多い。モール南側には、高さ約9メートルのモミノキを植えた芝生の屋外パーク「GROUND PARK」を設け、冬にはイルミネーションを灯す。3階には約240平方メートルの多目的ホール「イオンホール」、2階のイベントコートには約300インチの大型LEDビジョンを置く。館内には事業所内保育園「だてのもり保育園」を開き、定員の一部を地域の子ども向けに開放する。敷地内には伊達市名産の桃をかたどったご当地ポストを置く予定で、旅行ガイド「まっぷる」と組んだ「ふくしま冬のデジタルスタンプラリー」も開く。
核店舗のイオンスタイル伊達は、地場産品をそろえた食品売場に、会津で育ったオーガニック野菜や果物のコーナーを設ける。コスメ、ファッション、ホビーの売場も持つ。
イオンモールの久富圭介執行役員は9月16日の記者会見で、「お買い物だけではなく、食事やエンターテインメント、地域との交流の場として楽しめる、福島、県北エリアの地域拠点を目指してまいります」と意気込みを語った。
伊達桑折IC至近の立地と、開業までの歩み
建設地は伊達市の堂ノ内地区土地区画整理事業地内。福島県を南北に貫く国道4号に面し、東北中央自動車道の伊達桑折インターチェンジにも近い。この道路は山形県南部と福島県北部を東西に結んでおり、広い範囲から車で訪れやすい。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 福島県伊達市堂ノ内地区土地区画整理事業地内 |
| 敷地面積 | 約169,000平方メートル |
| 延床面積 | 約94,000平方メートル |
| 総賃貸面積 | 約62,000平方メートル |
| 建物 | 鉄骨造・地上3階建て |
| 駐車台数 | 約3,600台 |
| 駐輪台数 | 約600台 |
公共交通の動線も整う。福島交通の協力で、11月下旬からJR福島駅方面の路線バスが増便され、敷地内のバスロータリーに乗り入れる予定だ。10月には東北本線と阿武隈急行線を結ぶ新しいバス路線「伊達-あぶ急線」が走り出し、こちらも11月下旬からロータリーに入る。バスロータリーの前には、バスと旅の総合案内所「バス旅ステーション」が店を構える。
計画の歩みをたどると、開業日は手続き上の予定より前倒しになった。
イオンモールが「(仮称)イオンモール北福島」として出店を決めたと発表したのは2021年3月22日で、当時は開業を2024年以降としていた。2024年7月にはモールの正式名称を「イオンモール伊達」に決め、開店予定を2026年下期と発表。同年11月8日には、造成と建築の工事に着手すると発表した。このとき示した駐車台数は約3,650台だった。
2025年10月8日に出した大規模小売店舗立地法の届け出では、新設日を2026年12月21日、店舗面積を48,500平方メートルとしていた。ただ、この日付は手続き上のもので、実際の開業日とは異なる場合がある。最終的に開業は11月27日と、届け出の日付より3週間余り早い。
開業前の9月26日には、地域住民約2,000人が参加する植樹祭を敷地内で開き、52種、約15,000本の苗木を植える。駐車場のソーラーカーポートと屋根の太陽光パネルは合わせて3,600キロワットの発電容量を持ち、一般家庭約1,000世帯分の電力を館内でまかなう。
9月17日時点で、開業までは約2か月。公式発表には、プレオープンの日程はまだ記されていない。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]





































































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