ひぐらしの哭く頃に 雀 REMASTER、2027年に発売決定 Switch・PS5・Steamで展開

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2009年に登場した麻雀ゲーム『ひぐらしの哭く頃に 雀』のHDリマスター版が、2027年に発売される。シティコネクションが9月15日に発表し、対応機種はNintendo Switch、PlayStation 5、Steamの3つ。価格や発売日はまだ明かされておらず、9月17日開幕の東京ゲームショウ2026で試遊出展する。
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命懸けの麻雀が18年ぶりに現行機へ
ゲームメーカーのシティコネクションは9月15日、『ひぐらしの哭く頃に 雀 REMASTER』をNintendo Switch、PlayStation 5、PC(Steam)向けに2027年に発売すると発表した。ジャンル名は「ドラマティック麻雀」で、プレイ人数は1人。開発と発売はいずれも同社が手がける。
原作は、竜騎士07が率いる同人サークル07th Expansionのサウンドノベル『ひぐらしのなく頃に』。本作はその世界観を下敷きにした麻雀ゲームで、タイトルの「なく」が漢字の「哭く」になっている点が原作との違いだ。
発表時点で決まっているのは「2027年」という発売時期までとなった。具体的な発売日、価格、パッケージ版の有無、予約の受付開始時期はいずれも公表されていない。Steamではすでにストアページが公開され、ウィッシュリストへの登録を受け付ける。ページ上の表記は「近日登場」で、音声と字幕は日本語、字幕は簡体字中国語と繁体字中国語にも対応すると記載されている。
発表文の対応機種は「Nintendo Switch」の表記。Nintendo Switch 2向けの版を別に用意するかどうかについて、公式からの説明はない。
2009年のアーケード版とPSP版が土台
オリジナル版の『ひぐらしの哭く頃に 雀』は、AQインタラクティブが開発したアーケード麻雀として2009年夏に稼働を始めた。同じ年の11月12日には、PlayStation Portable(PSP)版が発売されている。価格は通常版が6,090円、抱き枕カバーなどが付く限定版が9,240円だった。
PSP版はアーケード版の「オヤシロモード」「部活モード」に、ちびキャラが動き回る完全新作シナリオのオリジナルモードを加えた構成。アニメーションの枚数も、アーケード版の5,000枚超から7,000枚へ増えている。リマスター版は、このPSP版で追加されたシナリオまで含めて現行機へ持ち込む。
勝負の中身は、原作ファンにはなじみのある緊張感だ。
主人公の前原圭一が、雛見沢で起きる惨劇を避けるために麻雀で勝負を挑み、負ければ命に関わる。一方で、勝つためのイカサマ技を使える仕組みも用意されている。命懸けの設定とイカサマの組み合わせが、原作の世界観を生かした本作の持ち味となる。
原作の『ひぐらしのなく頃に』は、2002年夏のコミックマーケット62で第1話「鬼隠し編」が頒布されたのが始まりだった。同人ゲームとして口コミで人気を集め、漫画やアニメにもなったシリーズで、『雀』はその人気が続いていた2009年に生まれた派生作品のひとつだ。
3つのモードと竜騎士07監修のシナリオ
収録されるゲームモードは大きく3つある。
「オヤシロモード」は、圭一が雛見沢の惨劇を回避するため命懸けの麻雀勝負に挑むストーリーモード。「部活モード」では、放課後の部活メンバーと罰ゲームを賭けて打つ、肩の力が抜けた対局が楽しめる。好きなキャラクターの組み合わせで遊べるフリー対局の位置づけだ。「部活モードえくすとら:牌崩し編」は携帯機版で追加されたシナリオモードで、勝負に勝つと専用のご褒美演出が用意されている。
麻雀に不慣れなプレイヤー向けには、CPUに対局を任せられる「おまかせモード」が入る。クリア後に開く「おまけギャラリー」では、イラストレーターのぽよよん♥ろっくらゲスト陣による描き下ろしイラストとボイスドラマを収録する。
シナリオは原作者・竜騎士07の監修によるオリジナルで、作画枚数7,000枚を超えるアニメーション演出も引き継ぐ。対局中のキャラクターの動きや、必殺技、ご褒美シーンの映像も、HDリマスター化されて現行機で楽しめるようになる。
声の出演は、ドラマCD版のキャストが担当する。前原圭一役の保志総一朗、竜宮レナ役の中原麻衣、園崎魅音と詩音の二役を演じる雪野五月、北条沙都子役のかないみか、古手梨花役の田村ゆかりが並ぶ。ほかに折笠富美子、伊藤美紀、堀江由衣、茶風林、子安武人、大川透、関俊彦、立木文彦、小杉十郎太らの名前も発表された。
東京ゲームショウ2026で試遊できる
発売を前に、実際に触れる機会が近い。
シティコネクションは、9月17日から幕張メッセで開かれる東京ゲームショウ2026で本作をプレイアブル出展する。場所は同社のブース(Hall-2-C03)で、試遊した人には麻雀牌風のデザインをあしらった特製ステッカーを配る予定だ。
東京ゲームショウ2026は開催30周年の節目にあたり、会期は9月17日から21日まで。5日間の開催は史上初となる。17日と18日は業界関係者向けのビジネスデイで、一般のファンが入場できるのは19日から21日の3日間だ。
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麻雀復刻を重ねてきたシティコネクション
なぜシティコネクションなのか。
同社はこれまで、往年の麻雀ゲームを現行機へ移す仕事を続けてきた。2020年4月23日には、Nintendo Switch向けに『スーパーリアル麻雀 LOVE♥2~7!』を発売している。『スーパーリアル麻雀』シリーズの歴代6作品を1本にまとめた内容で、通常版の価格は5,980円(税別)、特装版は7,980円(税別)だった。
2022年12月8日には、セガサターンで出た4作品を収めたNintendo Switch用ソフト『アイドル雀士スーチーパイ サターントリビュート』を発売した。通常パッケージ版のほかに特装版と超豪華版を出しており、パッケージそのものを楽しむファン層に向けた商品づくりが目立つ。
『ひぐらしの哭く頃に 雀 REMASTER』も、過去の麻雀作品を掘り起こしてきたこの流れの上にある。2009年の稼働開始から数えると、2027年の発売時には18年ぶりの復活になる。PSP本体を手放したファンにとっては、当時のシナリオをもう一度遊べる手段が戻ってくる。
価格や発売日、特装版の有無は、公式の続報を待つことになる。まずは東京ゲームショウの試遊で、HD化された雛見沢の麻雀勝負を確かめられる。
[文/構成 by ゲームライター ミナセ]





































































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