『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO』2027年4月放送決定 神山健治監督、新場面カットも公開

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ガンダムシリーズの新作アニメ『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO(アレックスゼロ)』が、2027年4月からテレビで放送される。9月14日にガンダム公式が発表し、ティザーPVから切り出した新しい場面カットと、神山健治監督のインタビューも作品公式サイトで公開した。7月の初解禁では「2027年展開予定」とだけ伝えられており、テレビシリーズとして春に始まることが今回初めて示された。放送局や配信の有無はまだ明かされていない。
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2027年4月にテレビ放送、放送局や話数は未発表
発表は9月14日。ガンダム公式X(@gundam_info)が「2027年4月テレビ放送決定」と告知し、作品公式サイトのニュース欄にも放送決定の知らせとインタビュー公開の2本が同じ日付で並んだ。英語版の公式ニュースでは北米と日本で2027年4月に展開するとしており、北米での視聴手段は明らかにされていない。
作品が初めて姿を見せたのは、日本時間の7月24日だった。米サンディエゴで開かれたサンディエゴ・コミコン(SDCC)に合わせてガンダム公式が制作決定を発表したが、その時点で示されたのは「2027年展開予定」まで。テレビで放送するのか、配信で届けるのかは分からなかった。
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9月14日の発表で示されたのは、2027年4月のテレビ放送。ティザービジュアルも差し替わり、7月と同じガンダムZEROの絵柄に「2027年4月放送」の文字が加わった。
一方で、分からないことはまだ多い。放送するテレビ局、曜日と時間帯、全何話になるか、配信サービスでの同時配信があるかは、9月14日の発表に含まれていなかった。主題歌を担当するアーティストや、主人公アズミ・レイ以外のキャストも明かされていない。
スタッフとキャストは7月の発表から変わらず
制作陣の顔ぶれは、7月に公表された内容から変わっていない。監督とシリーズ構成を神山健治が兼ね、SF作家の円城塔がSF設定監修として加わる。ガンダムのデザインは漫画『ULTRAMAN』の清水栄一が手がけ、アニメーション制作はSOLA ANIMATIONが担う。
| 役職 | 担当 |
|---|---|
| 企画 | サンライズ |
| 原作 | 富野由悠季、矢立肇 |
| 監督・シリーズ構成 | 神山健治 |
| SF設定監修 | 円城塔 |
| ガンダムデザイン | 清水栄一 |
| キャラクターデザイン原案 | STATO |
| キャラクターデザイン・総作画監督 | 高須美野子 |
| 音楽 | 椎名豪 |
| 制作 | SOLA ANIMATION |
| 製作 | バンダイナムコフィルムワークス |
| アズミ・レイ(声) | 大塚剛央 |
神山監督は、荒牧伸志と共同で監督した『ULTRAMAN』『攻殻機動隊 SAC_2045』のほか、アニメ映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』(2024年)を手がけた。2026年8月にディズニープラスで配信が始まった『スター・ウォーズ:ビジョンズ/九人目のジェダイ』では総監督を務めるなど、海外の人気作品に関わる仕事が続く。
ティザーPVから新場面カット、赤い制服の男性や金髪の女性
公開された場面カットは、7月に解禁したティザーPVから選ばれたものだ。公式の説明は「新たな場面カット」にとどまり、描かれた人物や機体の名前は添えられていない。
公式サイトに掲載されたカットを見ると、高層の建造物を背にした赤い胸部装甲の機体、上空から見た市街地に巨大な卵形の物体が写る大型モニター、赤い制服姿で座る淡い色の長髪の男性、白い服を着た金髪の女性が並ぶ。光る武器を交える機体同士の戦闘シーンもある。
公式サイトの設定によると、物語の舞台は、人類が地球の放棄を強いられた年を元年とするA.A.(アフター・アポカリプス)の45年。主人公のアズミ・レイ(大塚剛央)は、未知の生態系「アポカリプス」の襲撃で両親を失った戦災孤児で、ガンダムZEROの専任パイロットを務める。
ガンダムZERO(型式番号XARX-0)は、アポカリプスに対抗するために造られた最新鋭の実験機。「ガンダムタイプ」と呼ばれる新しい世代のモビルスーツという位置づけだ。敵となるアポカリプスは、太陽系の外から飛んできた物体から分かれて増えたシリコン生命体とされる。
神山健治監督が明かした「レイ」という名前の理由
インタビューについて、公式はSDCCの場で行ったものと説明している。ページ内の問答6問のうち、前半4問にはゲームメディアのAUTOMATON(9月2日掲載)、後半2問には米Gizmodoのio9(8月13日掲載)の記事が出典として添えられた。ただし、io9と、AUTOMATONの記事のもとになった同誌英語版は、いずれもメールで取材したと記している。
企画が動き出した時期について、神山監督は「話が来たのは5年ほど前、コロナ禍の時期だったと思います」と明かした。当時はほかの監督作が重なり、取りかかるまでに時間がかかったという。それでも「ガンダムは自分がもっとも影響を受けたアニメシリーズ」で、これまでと基本設定の異なるオリジナルシリーズを作れる点に惹かれ、「絶対に監督しようと思っていました」と続けた。
作品は既存シリーズの年表に入らず、「このシリーズ独自の時間軸」で描かれる。では、なぜ主人公にレイという名を付けたのか。
神山監督の答えは明快だった。新しい時間軸と世界観の中でも「彼こそが主人公なのだということを、複雑な説明を抜きに視聴者に直感的に理解して欲しかった」という。初代『機動戦士ガンダム』(1979年)の主人公はアムロ・レイ。監督はほかにも「赤い色を纏ったキャラ」が登場すると明かし、ガンダムシリーズで赤が何を意味するのかも直感的に分かってほしかったと語っている。場面カットの赤い制服の男性がその人物にあたるかどうかは、公式に説明されていない。
ゲームとの世界観づくりにも触れた。最初にゲーム側から「宇宙怪獣的な巨大メカとガンダムが戦うという設定を投げかけられ」、アニメ側が敵の存在とこの世界で起きる戦争の構造を組み立てて物語を作ったという。ゲーム側はそれを受けて、100年後の設定を練っていったと監督はみている。初代ガンダムの放送開始時に主人公と同じ年ごろだった神山監督は、「ファーストガンダムが自分にとっての金字塔です」とも述べた。
ゲーム『GUNDAM ROGUE ORBIT』は2027年3月5日発売、アニメの約100年後を描く
アニメは、アクションゲーム『GUNDAM ROGUE ORBIT(ガンダム ローグオービット)』と同じ世界と歴史を共有する「RGプロジェクト」の一作だ。アニメはゲームの物語から約100年前を舞台に、世界の起点となる出来事を描く。ゲームではその先の時代で、プレイヤー自身が歴史に加わる。ガンダム公式は、「なぜガンダムが必要なのか」という根本を神山監督と円城塔が新たに組み立てたと説明している。
9月14日の発表では、ゲームがPS5、Xbox Series X|S、Steam向けに2027年3月5日に発売されることもあわせて告知された。発売日そのものは、9月3日にPlayStationの公式番組「State of Play 2026.9.3」ですでに明かされていた。主人公はガンダムヘリックスのパイロット・レクス(坂田将吾)で、謎の少女ソフィア・デル・リオを鬼頭明里が演じる。鬼頭がナレーションを務める15秒CMも公開中だ。
価格はパッケージ通常版が8,910円(税込)。PS5版とSteam版で用意されるコレクターズエディションは15,840円(税込)で、HG 1/144「ガンダムヘリックス(アースブルーVer.)」、ガンダムカードゲームのプロモーションカード5種、マルチスチールケースが付く。
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9月17日から21日まで幕張メッセで開かれる「東京ゲームショウ2026」では、バンダイナムコエンターテインメントのブース(ホール5)に『GUNDAM ROGUE ORBIT』の試遊コーナーが設けられる。一般公開日の19日から21日に試遊した人には、『GUNDAM ROGUE ORBIT』と『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO』のガンダムカードゲーム用プロモーションカードが1枚ずつ配られる予定。数に限りがあり、なくなり次第終了となる。
2027年3月にゲームが発売され、翌4月には約100年前を描くアニメが始まる。未来の物語を先に遊び、その起点を後からテレビで見る順番になる。放送局や主題歌、追加キャストの発表はこれからだ。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]





































































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