ハッカキッズ、2027年1月末日でブランド休止を発表 京王百貨店新宿店など現行店舗とZOZOTOWNでの一定期間販売、いつまで買えるのかを整理

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子ども服ブランド「ハッカキッズ」が9月1日、2027年1月末日でのブランド休止を発表した。1976年の誕生から約50年の歴史に幕を下ろす。現行店舗とZOZOTOWNを含むオンラインストアでは一定期間販売を続けるが、具体的な終了日は明らかにされていない。生産はすでに2026年春夏コレクションで終了している。
京王新宿と六本木、当面は販売継続
運営会社のファッション須賀は9月1日、公式サイトで「hakka kidsより大切なお知らせ」と題した文書を公開し、ハッカキッズの休止を明らかにした。休止は2027年1月末日。それまでは通常どおり営業を続けるとしている。発表文は「突然のブランド休止」という言葉を使い、日頃から親しんできたファンへの気遣いをにじませた。
対象となるのは、現行店舗とオンラインストアだ。実店舗では「Ribbon hakka kids 京王百貨店新宿店」や「Ribbon hakka kids 六本木ヒルズ店」などが通常営業を続けている(このほかHAKKA GROUP公式サイトの店舗一覧では、北海道の「hakka kids 丸井今井札幌本店」や福岡の「Ribbon hakka kids VIORO店」なども2026年9月2日時点で営業中として掲載されている)。公式オンラインストア「Hakka Online Shop」とZOZOTOWNでも、引き続き商品を取り扱う。
気になるのは、いつまで買えるのかという点だ。公式発表には「一定期間販売いたします」とあるだけで、具体的な販売終了日は示されていない。新作の生産はすでに2026年春夏コレクションで終了しており、新たな商品投入がないまま販売が続く。
主な販売チャネルと現状は、以下の表の通り(実店舗は代表例。このほかにも営業中の店舗がある)。
| 販売チャネル | 現状 | 終了時期 |
|---|---|---|
| Ribbon hakka kids 京王百貨店新宿店 | 通常営業中 | 未定(一定期間販売) |
| Ribbon hakka kids 六本木ヒルズ店 | 通常営業中 | 未定(一定期間販売) |
| Hakka Online Shop(公式) | 販売中 | 未定(一定期間販売) |
| ZOZOTOWN | 販売中 | 未定(一定期間販売) |
※上記は代表的な販売チャネルの例で、全店舗を網羅したものではない。
購入を検討しているなら、公式サイトや店頭の告知をこまめに確認したほうがいい。在庫状況によっては、一部商品が先に品切れとなることもある。
「子どもに媚びない服」を50年掲げる
ハッカキッズは1976年、”子供服の新たな実験”として誕生した。婦人服やカフェ事業も手がけるファッション須賀のキッズブランドとして立ち上がり、「子供に媚びない服」「着ていて楽しくなる服」をデザインテーマに、大人服のような「少し生意気で個性的な着こなし」ができる子ども服を提案してきたブランドだ。
花やフルーツ、動物をモチーフにした、大胆かつ繊細なプリント柄がハッカキッズの顔だった。ミッフィーやサンリオキャラクターズ、戸田デザイン研究室とのコラボレーションも重ねてきた。出店は百貨店を中心に据え、子育て世代の支持を集めた。
運営元のファッション須賀は1974年創業、1976年設立。レディースの「SUPER HAKKA」「KEI Hayama PLUS」、キッズの「hakka_baby」「Orange_hakka」なども運営する。ハッカキッズは、その中でもグループの土台を築いてきたブランドだった。
浮かび上がる大人向け雑貨シフト
ハッカキッズは公式発表で「お子様の成長の傍らにハッカキッズがあったこと、そして長きにわたりたくさんの笑顔に出会えたことは、わたくしたちにとってかけがえのない宝物です」とコメントした。「これまで温かくハッカキッズを支えてくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます」ともつづっている。
なぜ、このタイミングでの休止なのか。
公式発表はその理由を多く語っていないが、昨年始動した大人向けライフスタイル雑貨事業「Ribbon hakka」への注力を、次なるステージとして位置づけている。世界中から集めた雑貨を通じて特別なギフトを提案する事業で、2025年8月の渋谷スクランブルスクエアでのポップアップを皮切りに、新宿伊勢丹や新宿ルミネ、阪急うめだ本店、大丸心斎橋店など全国各地へと出店を広げてきた。ハッカキッズの現行店舗は「Ribbon hakka kids」という名称でもあるが、これは2025年開始の大人向け新業態「Ribbon hakka」とは別に、以前からギフト・ベビー/キッズ向け雑貨を扱うセレクト業態として運営されてきたものだ。繊研新聞は、ファッション須賀が今後、好調な雑貨や婦人服事業に注力すると報じている。
子ども服市場では、少子化を背景に百貨店系や高品質なブランドの休止が相次いでいる。Yahoo!ニュースの読者コメント企画でも、デパート系のブランドが次々に姿を消していく寂しさをつづる声や、子どもの成長が早くプチプラ服を選ぶ家庭が増えているとの指摘が寄せられていた。ハッカキッズの休止発表も、こうした業界全体の変化のさなかに重なる。
読者投票からうかがえる愛着の深さ
Yahoo!ニュースは9月1日の発表を受けて読者投票を行った。「『hakka kids』の服で、最も好きだったデザインはどれですか?」という設問(2026年9月2日時点、投票数110票)では、動物や植物のかわいいモチーフが24.5%、個性的でカラフルなプリント柄が15.5%を集めた。ナチュラルで優しい色使いは3.6%にとどまり、回答者の半数を超える53.6%は「その他/分からない」を選んだ。一つの柄に絞れないほど、幅広いデザインが浸透していたことがうかがえる。
コメント欄では、百貨店系や高品質な子供服ブランドの休止が相次ぐことへの寂しさをつづる声が目立った。
似た構図は過去にもある。子ども服チェーンの「マザウェイズ」は2019年6月に自己破産を申請し、SNSでは「マザウェイズ・ロス」というハッシュタグとともに惜しむ声が広がった。ただし、あちらは経営破綻による突然の閉店だった。ハッカキッズは経営破綻したわけではなく、2027年1月末日という期日を示した上で、現行店舗とオンラインストアでの販売を続けている点で、事情は異なる。
気になるのは正式な販売終了日
この発表で最大の焦点は、現行店舗とオンラインストアの販売がいつ終わるかだ。
生産はすでに止まっている。新作の投入がないままの、在庫限りの販売。在庫がなくなり次第、店舗やオンラインストアでの取り扱いも順に終わっていく。正式な終了日は、今後の公式発表を待つしかない。
ファッション須賀は、大人向け雑貨「Ribbon hakka」を軸足に据える姿勢を強めている。hakka kidsという単独ブランドの終了ではあるが、世代を問わず楽しめる買い物体験を掲げており、キッズ需要から完全に手を引くとは述べていない。
購入を迷っているなら、公式サイトやZOZOTOWNの在庫状況、店舗の営業情報をこまめに確認しておきたい。1976年から半世紀近く親しまれてきたブランドが、静かに姿を消そうとしている。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]






























































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