中村梅雀、妻・瀬川寿子との結婚20周年記念で初ハワイ ウクレレ演奏動画をSNSに投稿

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
俳優でベーシストの中村梅雀(70)が、2026年9月に結婚20周年を迎えたのを記念してハワイを旅行し、自身のインスタグラムでウクレレを弾く動画を公開した。妻は劇団前進座で出会った25歳年下の女優・瀬川寿子。投稿によれば、梅雀にとって生まれて初めてのハワイで、現地で買ったウクレレを弾いてみせた。
ワイキキを望むテラスで「弾いてみました」
動画は、ワイキキビーチとダイヤモンドヘッドを見渡せるテラスで撮影されたものだ。梅雀は投稿に「9月に結婚20周年を迎えて 記念のハワイ旅行」とつづり、「生まれて初めてのハワイで買ったウクレレ♪ 弾いてみました」と添えた。投稿は10月25日だった。
「生まれて初めてのハワイ」は本人の言葉だ。2025年12月に70歳を迎え、同じ年は芸能生活60周年にも当たった。舞台、ドラマ、映画、ライブと仕事を重ねてきた俳優が、ハワイの土を踏んだのは結婚20年の節目が初めてだった。
ふだん握るのは4弦や5弦のエレキベースで、公式サイトでは、フェンダーのジャズベースや米国の工房フォデラのベースなど、愛用の楽器を写真付きで紹介している。演奏した曲名は投稿では明かしていない。
25歳差の再婚から20年
梅雀が瀬川と結婚したのは2006年9月21日。当時、梅雀は50歳、瀬川は25歳で、梅雀にとっては再婚だった。2人はともに劇団前進座に所属しており、瀬川が同劇団の養成所に入った2002年に知り合ったと報じられている。結婚が明らかになったのは、入籍からひと月ほどたった同年10月のことだ。
翌2007年、梅雀は51歳で前進座を退団し、フリーで活動する道を選ぶ。
家族が増えたのは2015年だった。同年7月27日、舞台「三匹のおっさん」の制作発表に出席した梅雀は、瀬川の妊娠を明かし「実はこの8月に娘が生まれるんですけど」と切り出した。前年の年末、旅先で妻からLINEで知らされたという。当時59歳。報道陣の前で「稼がなきゃ」と照れ笑いを見せ、同年に娘が誕生している。前妻との間には、当時25歳になる長女がいた。
前進座の家系に生まれた「歌舞伎俳優」
梅雀は1955年12月12日、東京都に生まれた。屋号は成駒屋で、曾祖父は浅草柳盛座の座頭だった初代中村梅雀、祖父は前進座の創立者の1人の三世中村翫右衛門、父は前進座の代表を務めた四世中村梅之助だ。
初舞台は1965年、9歳のとき。新橋演舞場の「勧進帳」で太刀持ちを務め、初代中村まなぶを名乗った。桐朋学園短期大学部の演劇コースを経て、1980年に24歳で前進座に入座すると、同年12月の歌舞伎座公演で二代目中村梅雀を襲名した。
テレビではNHK大河ドラマに10作品出演し、「八代将軍吉宗」の九代将軍・徳川家重役で1996年に松尾芸能賞優秀賞を受けた。テレビ東京の「信濃のコロンボ事件ファイル」、TBSの「赤かぶ検事」など2時間ドラマのシリーズで主演を重ね、最近は「特捜9」シリーズの班長・国木田誠二役、「今野敏サスペンス 機捜235」シリーズの縞長省一役などで知られる。2025年は、山崎育三郎主演のミュージカル「昭和元禄落語心中」に出演し、主演ドラマ「BAR レモン・ハート」は放送10周年を迎えて、12月29日にBSフジで年末スペシャルが放送された。2026年に入ってからも、2月のオールディーズ・ミュージカル「リトル・ダーリン」、4月公開の映画「炎かがよへ」、5月30日から6月7日まで博品館劇場で上演された舞台「十二人の怒れる男」などに出演した。6月からフジテレビで放送された深夜ドラマ「スピナーベイト」にも出演した。Eテレ「ピタゴラスイッチ」では「百科おじさん」の声を担当している。
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12歳で始めたベース、ジャコの愛機を所有
俳優と並ぶもう一つの顔がベーシストだ。ベースを始めたのは12歳のとき。中学時代からバンド活動を続け、松原正樹、山崎ハコ、小椋佳らのCDに参加してきた。2008年10月には初のソロアルバム「Bright Fortune」を出し、主演ドラマ「機捜235」ではメインテーマ曲などを作曲して演奏にも加わった。
敬愛するのは、天才ベーシストと呼ばれたジャコ・パストリアス。ジャコが使っていた黒いジャズベースを手に入れ、所有していることでも知られる。公式サイトのプロフィールには、最近はまっているものとして「ず~っと、そしていつもでも、ベースにはまっています♪」と書いている。
70歳の誕生日当日の2025年12月12日には、吉祥寺のライブハウス「サムタイム」の50周年企画として「古希ライブ」が組まれ、キーボードの安部潤らと出演を予定した。2026年は音楽活動も活発だった。5月16日には東京・ヒューリックホール東京での山崎ハコのバースデーライブに、ベースと歌のゲストとして出演が告知され、8月9日には長野県の下諏訪総合文化センターやまびこホールの改修記念公演「中村梅雀 Music Day」で、サックスの梅津和時、ギターの是方博邦、ドラムの川口千里らと出演者に名を連ねた。7月からは吉祥寺のカフェ「Meguru×Cafe 3e」で「中村梅雀ミニソロライブ」を始め、9月25日のVol.6でこの年の公演を終えた。公式サイトのメッセージでは「初めてのチャレンジでしたが 楽器や奏法、作曲などに様々な収穫があり、とても有意義な体験でした」と手応えを語り、来年も続ける意向を示している。
ベースの名手がハワイで選んだのは、小さなウクレレ。プロフィールの「夢」の欄には、20年後にスタジオのある自宅で家族や友人と音楽を楽しみ、曲を作り続けたいと書いている。結婚20年の節目の旅で、その夢に通じる楽器が一つ増えた。
10月は撮影と節目の旅
公式サイトに掲載した10月のメッセージで、梅雀は旅番組とドラマの撮影、「ピタゴラスイッチ」の収録の予定を並べ、最後に「結婚20周年 今までの感謝と、これからのパワー充填 ワクワクドキドキです」と書いていた。ハワイ旅行の投稿は、この言葉どおりの報告となった。
BS朝日ではミニ番組「中村梅雀が酒語り」が毎週水曜に放送中。ドラマの撮影については「なかなか厄介な人物の役」と明かし、初共演の俳優が多いことを楽しみにしている。結婚21年目に入った名脇役は、ハワイで手にしたウクレレとともに、次の仕事へ向かう。
[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]









































































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