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『SEKIRO: NO DEFEAT』TVアニメ、2027年1月から全8話放送 劇場版との違いは新規エピソード・新規カットの追加

『SEKIRO: NO DEFEAT』TVアニメ、2027年1月から全8話放送 劇場版との違いは新規エピソード・新規カットの追加

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フロム・ソフトウェアのゲームを原作とするアニメ『SEKIRO: NO DEFEAT』が、2027年1月からTVアニメとして全8話で放送される。9月25日に公式サイトで発表した。TV版は劇場版のストーリーを踏襲しつつ、新規エピソードや新規カットを多数追加して再構築したシリーズになる。プロデュースのARCHは、公開中の映画がTVシリーズの編集版だったことを明かし、事前に知らせなかった点をわびた。

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2027年1月から全8話、劇場版に新規エピソードと新規カット

公式サイトは9月25日、TVアニメ『SEKIRO: NO DEFEAT』を2027年1月から放送すると発表した。話数は全8話。劇場版のストーリーを土台にしながら、新規エピソードと新規カットを多数加えて組み直した構成だと説明している。

劇場版との違いは、この追加部分にある。ARCHのコメントによると、TVシリーズは「映画未収録となるシーンやカット」を含めて構成され、映画で描かれた物語を軸にしながら「別の体験と魅力を持つ作品として毎週公開」する。映画を見た人にとっては、劇場で削られていた場面を補って見られる機会だ。

あわせてTVアニメ版のキービジュアルも公開した。揺れるススキの中に狼と九郎の主従が立ち、背後に強敵たちの姿が迫る構図で、「迷えば、敗れる」のコピーが添えられている。

国内の放送局と放送日時は、9月26日時点でまだ発表されていない。海外では、配信大手のCrunchyrollが9月24日(米国時間)、日本・中国・韓国・ロシア・ベラルーシを除く全世界で2027年1月から全8話を毎週独占配信すると告知した。

「全8話のTVシリーズとしてスタート」ARCHが経緯を説明

なぜ映画が先に出たのか。

ARCHのプロデューサー、鈴木哲史は公式サイトに寄せたコメントで、本プロジェクトは「全8話のTVシリーズとしてスタートしました」と明かした。制作を進めるうちに「本作の圧倒的な映像と音響を、まずは劇場のスクリーンで体験していただきたい」という思いが強まり、編集版映画として先行公開したという。

そのうえで「現在公開中の映画が編集版映画であること、そしてTVシリーズについてお知らせ出来ていなかったことをお詫びします」とわびている。劇場公開の時点では、映画がTVシリーズの編集版であることも、全8話のシリーズが控えていることも告知されていなかった。

発表後、SNSではTVシリーズで映画未収録の部分を見られることを歓迎する反応が出た。一方で、劇場公開の前に編集版だと伝えなかった情報発信のあり方を疑問視する反応もあり、受け止めは割れている。

劇場版の成績は堅調だった。9月4日から全国の劇場で3週間限定の上映が始まり、公開週末の全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場9位に入る。上映時間は107分で、区分はPG12。配給はANIMECが手がけた。好評を受けて一部の劇場で上映を延長し、10月2日からは追加上映も順次始まる。

公開前には海外の映画祭にも出品していた。フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭では「ミッドナイト・スペシャル」部門で上映され、カナダのファンタジア国際映画祭で北米プレミアを迎えている。

全編手描きの2Dアニメ、ゲーム版の声優が続投

作品の発表は2025年8月、ドイツで開かれたゲーム見本市gamescomのオープニングイベントだった。映像は全編手描きのフル2Dアニメーションで、アニメーション制作はQzil.la、製作はKADOKAWA、プロデュースはARCHが担う。

監督はWEB系アニメーターとして作画の現場をけん引してきた沓名健一で、本作が長編初監督となる。脚本(TV版ではシリーズ構成)を『あさがおと加瀬さん。』の佐藤卓哉、キャラクターデザインを『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』の岸田隆宏が担当。音楽は『花緑青が明ける日に』の蓮沼執太が手がけ、主題曲には坂本龍一の「Blu」(『The Best of ‘Playing the Orchestra 2014’』より)を使う。

キャストは原作ゲームから引き継がれた。狼を浪川大輔、九郎を佐藤みゆ希、葦名弦一郎を津田健次郎が演じる。仏師(浦山迅)、エマ(伊藤静)、半兵衛(高瀬右光)、梟(土師孝也)、葦名一心(金尾哲夫)、変若の御子(清水理沙)もゲームと同じ声優がそろった。

物語の舞台は戦国時代の「葦名」という国だ。忍びの狼は、不死をもたらす「竜胤」の血を引く少年・九郎に仕える。その血を狙う葦名の侍から逃れるなか、竜胤が不死と引き換えに人々へ「竜咳」という致死の病をもたらしていると知り、九郎は自らの命を代償に竜胤を断つ道を選ぶ。九郎の覚悟を知った狼は、主の運命を変えようと過酷な戦いへ向かう。

原作ゲームは世界累計1000万本、2019年のGOTY作品

原作の『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』は、フロム・ソフトウェアが2019年3月22日に発売したアクション・アドベンチャーゲームだ。対応機種はPlayStation 4、Xbox One、PC。国内はフロム・ソフトウェア、海外はActivisionが販売した。刀による剣戟を軸にした戦闘と、戦国時代をモチーフにした世界観が特徴になる。

評価は数字にも表れた。2019年12月の「The Game Awards 2019」でゲーム・オブ・ザ・イヤーとベスト・アクション/アドベンチャーゲームを受賞し、国内では文化庁メディア芸術祭で優秀賞に選ばれている。世界累計販売本数は、フロム・ソフトウェアが2023年9月26日に1000万本突破を発表した。発売から約4年半で大台に届いた計算だ。

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放送局と配信の詳細はこれから

TV版の放送開始まで、残りは3か月あまり。国内の放送局や配信サービス、各話の構成といった詳細は今後の発表を待つ段階にある。

劇場版は10月2日からの追加上映で、まだスクリーンで見られる。映画で物語を見届けた観客も、TVシリーズから入る視聴者も、2027年1月に同じ8話へ向き合うことになる。ARCHは「映画をご覧になった方も、TVシリーズで初めて本作に触れる方も、ぜひ楽しみにお待ちください」と呼びかけた。

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

寄稿者

MEDIA DOGS 編集部
メディアドッグス株式会社のMEDIA DOGS 編集部チーム。インターネットマーケティングに約10年携わるメンバーで編成し、企画・取材・執筆から公開後の改善まで一貫して担当。「出会いを、設計する。」のもと、人と企業が正しく出会える場をつくるために、一次情報の確認とファクトチェックを徹底。情報をわかりやすく誠実に届け、読者の疑問を解決します。

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