NOT A HOTEL、「泊まれるモンスターボール」を北海道に開設予定 「Pokémon Sleep」コラボは当選者向けで一般公開なし、詳細は9月15日に発表

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
宿泊ブランドのNOT A HOTELが、睡眠計測アプリ「Pokémon Sleep」との初コラボレーションを9月1日に発表した。北海道にモンスターボール型の宿泊施設が登場する。宿泊できるのはキャンペーン当選者に限られ、期間中の一般公開はない。応募方法を含む全貌は9月15日に明らかになる予定だ。
北海道にモンスターボール型ホテル
NOT A HOTEL株式会社(東京都中央区)は9月1日、株式会社ポケモンが手がける睡眠ゲームアプリ「Pokémon Sleep」とのコラボレーション企画「泊まれるモンスターボール」を発表した。北海道の大自然の中に、モンスターボールをモチーフにした施設「Poké Ball-Themed Hotel」を建て、実際に宿泊できる空間として仕上げるという。所在地は「北海道某所」とだけ示され、具体的な市町村名は9月2日時点で明らかにされていない。
発表は都内で開かれた「ポケモン30周年、ねむる発表会」で行われた。ポケモン代表取締役COOの宇都宮崇人も登壇したこの発表では、「モンスターボールがポケモンにとって居心地のよい場所であるように、人にとっても心地よい眠りとやすらぎを感じられる場所へ」とプロジェクトの狙いを説明している。NOT A HOTELならではの建築とテクノロジーで、モンスターボールの世界観を実際に泊まれる空間に落とし込んだという。
この宿泊体験に応募できるキャンペーンも合わせて行われる。ただし対象はキャンペーン当選者のみで、期間中の一般公開はない。応募方法などの詳細は、9月15日(火)に特設サイトで発表される予定だ。なお両社は、発表予定日を予告なく変更することがあるとも付け加えた。
睡眠週間の目玉、NOT A HOTELの新しい挑戦
このコラボは、株式会社ポケモンが9月1日に打ち出した秋の睡眠健康週間キャンペーンの目玉のひとつだった。同日には、全国4万3000人超のデータをもとにした「全国睡眠県グランプリ2026」の結果も公開された。総合1位は宮崎県。新潟県、福井県が続いた。ゲーム内でも、伝説のポケモン、ミュウツーが初登場するイベントが9月14日に始まる。睡眠医学の権威で「Pokémon Sleep」監修者の柳沢正史は、「睡眠には、その人の暮らし方が映し出される」とコメントを寄せている。Google Fitbit Airとのコラボモデル発売、全国のイオンモールを回るカビゴンのキャラバン、厚生労働省と連携した「睡眠応援大使」へのピカチュウとカビゴンの起用など、企画は多方面に広がる。
NOT A HOTELにとっても、今回は新しい挑戦だ。同社は濵渦伸次と江藤大宗が2020年4月に立ち上げ、建築・テクノロジー・ホスピタリティを組み合わせた別荘を「日本の価値を上げる」というミッションのもとで展開してきた。年10泊分から購入でき、資産として売却や相続もできるシェア購入方式が特徴で、使っていない期間は自動的にホテルとして貸し出され、オーナーは収益を得られる仕組みだ。湯河原や那須、石垣島、瀬戸内など全国10カ所以上に拠点を持つ。世界的建築家の藤本壮介や、デンマークのビャルケ・インゲルス率いるBIGなど、著名な建築家・クリエイターとのタッグでも知られる。BIGとは瀬戸内海の島(広島県・佐木島)で新施設「NOT A HOTEL SETOUCHI」を手がけ、2026年4月1日付で開業・運営を開始した。伝統的な日本家屋から着想を得た3棟のヴィラ(「360」「270」「180」)とレストラン施設を、瀬戸内海と島々を望む敷地に配置している。同社は北海道にもすでに拠点を持ち、2024年にはルスツリゾート(北海道)のスキー場山頂にスノヘッタ設計の「NOT A HOTEL RUSUTSU」のデザインを発表、2025年8月に販売を開始した(開業は2029年春の予定)。今回のプロジェクトは、既存の別荘型施設とは異なる「宿泊可能な建築物としてのIPコラボ」という点で、同社にとって新しい挑戦となる。
3000万DL超、過去の客室コラボとの違い
「Pokémon Sleep」は2023年7月に配信を始めた睡眠計測アプリだ。スマートフォンを枕元に置いて眠ると、「うとうと」「すやすや」「ぐっすり」の3パターンで睡眠が記録され、似た眠り方をするポケモンが朝にカビゴンのもとへ集まってくる。集めた寝顔は図鑑に登録でき、仲間にしたポケモンと協力してカビゴンを育てながら、日々の生活リズムを整えられる仕組みだ。2024年からはスマートウォッチとの連携も始まった。2026年4月には、配信開始から2年9カ月で世界累計3000万ダウンロードを突破したと発表している。
ポケモンとホテルの組み合わせ自体は珍しくない。グランド ハイアット 東京がポケモン30周年を記念した客室を用意したほか、鳥羽国際ホテルには、みえ応援ポケモンに選ばれたミジュマルの客室があるなど、既存ホテルの中にテーマ部屋を設ける企画はこれまでも各地にあった。今回はその延長線上にはない。モンスターボールそのものの形をした建物を、北海道に新しく建てる点で、これまでの客室コラボとは一線を画す。
北海道の全貌、9月15日に公開
「泊まれるモンスターボール」の外観や内部の空間、応募条件といった詳細は、特設サイトで9月15日に公開される。北海道の大自然の中で、ポケモンの寝顔集めとモンスターボール型の一夜がどうつながるのか。全貌の発表まで、あと2週間。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]






























































コメントはこちら