コミケ108、初日は13万人が来場 50周年イヤーの夏コミ、『超かぐや姫!』グッズに長蛇の列

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
国内最大級の同人誌即売会「コミックマーケット108」(コミケ108)が8月15日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。会期は16日までの2日間で、主催者発表によると初日の来場者数は約13万人。前年夏のコミケ106から1万人増となった。
朝は晴天も日中は不安定な空模様、それでも長蛇の列
初日の最高気温は32度。朝は晴れていたものの、日中にかけて時折雨がぱらつく曇り空となる不安定な天候だった。それでも会場前には開場前から早くも長蛇の列ができ、雨の中でも来場者の勢いは衰えなかった。
サークル数は2日間で約2万3000スペース、企業ブースは過去最高の121社
今回は2日間合計で約2万3000スペースにのぼるサークルが参加した。企業ブースは西3〜4ホール、南3〜4ホールに設置され、出展社数は過去最高となる121社にまでのぼった。会場は東1〜3ホールと南1〜2ホールがサークルスペース、東8ホール内がコスプレエリアという配置で、最寄り駅はりんかい線の国際展示場駅となる。
『原神』『鬼滅の刃』からホロライブまで、過去最多121社の企業ブース
過去最多となった121社の企業ブースには、HoYoverseの『原神』、Yostarの『ブルーアーカイブ』『アズールレーン』、Level Infiniteの『勝利の女神:NIKKE』、コーエーテクモゲームスの『ライザのアトリエ』シリーズ、TYPE-MOONの『Fate』シリーズといった人気ゲームタイトルが名を連ねた。アニメ関連では、ユーフォーテーブルが『鬼滅の刃』『Fate』シリーズを、アニプレックスが『ぼっち・ざ・ろっく!』など12作品を展開したほか、ホロライブプロダクションも「hololive OFFICIAL CARD GAME」のブースを出展した。このほか、アクアプラスが『うたわれるもの』『WHITE ALBUM2』を、秋田書店が『弱虫ペダル』『魔入りました!入間くん』を、KADOKAWAが『ラブライブ!』『艦これ』『Re:ゼロから始める異世界生活』を展開するなど、ゲーム・アニメ・出版各社が幅広いジャンルでブースを構えた。グッズ関連でも20社以上が出展し、アクリルスタンドやタペストリー、抱き枕カバー、Tシャツなど、実に多数の商品が販売された。
Netflix映画『超かぐや姫!』の同人誌に反響、13時30分前に完売
企業ブースではソーシャルゲーム各社がコスプレイヤーを起用した撮影イベントを開催し、コスプレエリアには多くの来場者が詰めかけ、時間帯によっては身動きが取れないほどの混雑となった。参加者からは「人が多い気がする」との声も聞かれ、天候の不安定さをものともしない盛況ぶりがうかがえた。同人サークルの中でも特に反響を呼んだのが、2026年1月にNetflixで世界独占配信されたオリジナルアニメーション映画『超かぐや姫!』関連の同人誌だ。作品配信後初めてのコミケ開催ということもあり人気を集め、なかでも制作スタッフが参加した「おつかれさま本」には一時、南ホールの外周以上の長さの行列ができ、午後1時30分前には完売した。『超かぐや姫!』は、山下清悟が初の長編監督作品として手がけたNetflixオリジナルアニメーションで、古典『竹取物語』をモチーフに、異世界の仮想空間でのライブステージと歌でつながる少女たちの絆を描いた作品。2026年1月にNetflixで世界独占配信された後、劇場でも1週間限定公開されたところ大きな反響を呼び、3月には全国100館以上へと拡大公開された経緯がある。
1975年12月の初開催から50年、当時は32サークル・推定700人参加
コミックマーケットは1975年12月に第1回が開催され、2026年で50周年を迎えた。当時の参加規模はわずか32サークル、来場者数は推定700人だったと伝えられている。主催者は前年夏のコミケ106から今回のコミケ108までの3回の開催を「50周年イヤー」と位置づけており、東京ビッグサイトでの開催自体も1996年のコミケ50から続く歴史を持つ。半世紀を経て、参加サークル数は2日間で2万3000スペース、来場者は1日あたり十数万人規模にまで拡大した計算になり、規模の面でも成長を続けてきたことがうかがえる。
会期2日目は8月16日、後半戦の来場者数にも注目
コミケ108の会期は8月15日・16日の2日間で、本稿執筆時点では2日目が進行中となる。夏コミの2日目は、初日とは異なるジャンルのサークルが中心となることも多く、最終的な2日間合計の来場者数がどこまで伸びるかが焦点となる。
次回コミケ109は12月29〜31日、約7年ぶりの3日間開催
前回の冬コミことコミケ107(2025年12月開催)は2日間で約30万人が来場している。次回のコミケ109は12月29日から31日までの3日間開催が予定されており、2日間を超える会期としては2019年冬のコミケ97以来、約7年ぶりの開催となる見通しだ。開催日数が増えることで、1日あたりの混雑が緩和されるかどうかにも注目が集まりそうだ。50周年イヤーの締めくくりとなる冬のコミケ109がどのような規模で開催されるか、今後の発表が待たれる。
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[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]










































































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