大橋未歩、8年間の不妊治療と一度の流産を告白 45歳を前に治療を諦めた経緯とニューヨーク移住後の心境

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元テレビ東京アナウンサーでフリーの大橋未歩(48)が、夫・上出遼平氏(37)との8年間にわたる不妊治療と、一度の流産の経験を初めて公表した。明かしたのは、英語で行われる参加型のストーリーテリングイベントの場で、実話だけを5分間で語るという形式のなかでのことだったという。2023年春に夫婦でニューヨークへ移住した大橋にとって、この告白は現地での新しい生き方の延長線上にあるものと言えそうだ。
「自分にウソをつくことができなくて」、英語だからこそ語れた本音
大橋は、日本語ではなく英語でこの経験を語ったことについて、「英語は日本語ほど器用に扱えないからこそ、全く自分にウソをつくことができなくて」と説明している。使い慣れた母語であれば無意識のうちに言葉を選び、本音をオブラートに包んでしまっていたかもしれない。不慣れな言語で語らざるを得なかったことが、かえって飾らない本音を引き出す結果になったようだ。参加したイベントは、飾らない実話だけを語ることをルールとする参加型のストーリーテリング企画で、笑いを取りにいくのではなく、あくまで自分自身の経験をそのまま伝える場だったという。日本のテレビの現場で長年言葉を発してきたアナウンサーだからこそ、母国語を離れた場でしか語れなかった本音があったというのは、興味深い巡り合わせだ。
「公表することがプレッシャーになる怖さがあった」、8年間の治療と一度の流産
大橋は、夫との間で8年間にわたり不妊治療を続けてきたことを明かした。その過程で一度妊娠したものの、流産を経験している。そして45歳を目前に、治療を続けることを諦めるという決断に至ったという。これまでこうした経験を公にしてこなかった理由について、大橋は「公表することがプレッシャーになる怖さがあった。それぐらい子どもが欲しかった」と振り返っている。長年抱えてきた思いの重さが伝わってくる言葉だ。テレビの前に立ち続けてきた人物であっても、こうした個人的な事情を明かすかどうかは全く別の話で、公の場で語られてこなかった8年間という歳月の長さそのものが、決断の重みを物語っている。
好奇心が怖さに勝った、2023年春のニューヨーク移住
大橋がニューヨークへ移住したのは2023年春のこと。夫の上出氏が前年にテレビ東京を退社したことをきっかけに、移住が現実的な選択肢として浮上したという。移住先の候補には西海岸もあったが、最終的には「移民の街で、車の運転が不要な大都会」という理由でニューヨークを選んだ。大橋は移住の決断について「知らない世界を見たいという好奇心が怖さに勝った」と語っており、不妊治療を巡る告白と同様、未知の環境に飛び込む勇気が、その後の人生観にも通じているようだ。長年テレビの世界で積み上げてきたキャリアや生活基盤をいったん手放してまで海外に飛び込んだ決断からは、これまでの人生の枠組みにとらわれず、新しい環境で自分自身を試したいという強い思いが感じられる。
語学学校と演劇学校に通いながら、夫の店の財務管理も担当
ニューヨークでの生活について、大橋は現地の語学学校と演劇学校に通い、英語の習得に励んできたことを明かしている。また、夫が現地で立ち上げたアウトドア用品店では週5日勤務し、財務管理も担当しているという。テレビ東京アナウンサー時代に取得した2級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格が、こうした場面で役立っているそうだ。芸能活動の枠を超えて、生活そのものを自らの手で切り開いている様子がうかがえる。演劇学校に通っているという点も、英語での自己表現を磨くための取り組みの一環とみられ、今回のストーリーテリングイベントでの告白にも、そうした学びの積み重ねが生きているのかもしれない。
34歳での脳梗塞が転機に、局アナから独立の道へ
大橋の人生の転機としてもう一つ大きかったのが、2013年1月、34歳のときに発症した脳梗塞だ。休職を経て同年9月に職場復帰したが、この経験は自身のキャリアに対する考え方を大きく変えるきっかけになったとされる。会社の意見を代弁する立場の局アナウンサーではなく、自分自身の言葉で発信していきたいという思いを強め、2017年12月にテレビ東京を退社。翌2018年2月からフリーアナウンサーとして活動している。病を経験したことで、それまで当たり前だと思っていた日常や仕事のあり方を見つめ直すことになったといい、その後の独立、そして今回のニューヨーク移住や不妊治療の告白まで、一貫して「自分自身の言葉と選択で生きる」という姿勢が貫かれているように見える。
著書に綴った3年間、日本に戻れば関西に住みたいとの思いも
大橋は移住後の日々を、著書『ニューヨークの林檎をむいて食べたい』(大和書房)に綴っている。同書は2026年7月23日に発売され、ウェブ連載「だいわlog」時代から80万PVを集めていた人気コラムを書籍化したもので、移住から約3年間の体験がまとめられている。「ニューヨークの林檎」というタイトルには、同市の愛称「ビッグ・アップル」にちなみつつ、現地での経験を血肉にしていきたいという思いが込められているという。ニューヨークへの永住は予定していないといい、大橋は「日本に戻ったら関西に住みたい」と地元への思いも口にしている。これからも「自分の言葉で発信することを大切にしたい」とフリーアナウンサーとしての活動を続けていく方針だ。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]



































































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