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元日テレ・桝太一氏、「『メシドラ』史上最陰キャなゲスト」と自虐 小中高大すべて文化系部活だった意外な経歴

元日テレ・桝太一氏、「『メシドラ』史上最陰キャなゲスト」と自虐 小中高大すべて文...

元日テレアナウンサーの桝太一氏が「メシドラ」で学生時代の経歴を告白。小学校の漫画部から大学の海洋研究会まで全て文化系だった過去を「史上最陰キャ」と自虐。現在は同志社大助教として科学コミュニケーションを研究する二足のわらじの生き方とは。

元日テレ・桝太一氏、「『メシドラ』史上最陰キャなゲスト」と自虐 小中高大すべて文化系部活だった意外な経歴

元日テレ・桝太一氏、「『メシドラ』史上最陰キャなゲスト」と自虐 小中高大すべて文化系部活だった意外な経歴

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

元日本テレビアナウンサーで同志社大助教の桝太一(44)が6月7日放送の日本テレビ系「メシドラ〜兼近&真之介のグルメドライブ〜」に出演した。学生時代を振り返り、自身を「『メシドラ』史上最陰キャなゲスト」と自虐。小学校は漫画部、中学・高校は生物部、大学は海洋研究会と、すべて文化系の経歴を明かした。

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千葉・八街の旅で飛び出した「史上最陰キャ」宣言

桝太一(44)=同志社大学ハリス理化学研究所助教=が6月7日、日本テレビ系「メシドラ〜兼近&真之介のグルメドライブ〜」にゲスト出演した。番組はEXITの兼近大樹と俳優の満島真之介がMCを務め、毎週日曜の昼に車で各地を巡るグルメ番組だ。この日は落花生の産地として知られる千葉県八街市を舞台に、台本なしで男旅が進んだ。

旅の途中、話題は桝の学生時代に及ぶ。スポニチアネックスの報道によると、桝は「『メシドラ』史上最陰キャなゲストなんですよ」と自虐した。元アナウンサーで研究者という肩書きからは想像しにくい自己紹介だった。

部活動歴も並べた。「小学校、漫画部ですよ。中高、生物部キャプテンですよ」。さらに「大学、海洋研究会ですよ」と続ける。小学校に漫画部があったのかと問われると、「漫画部ってある。ゲーム部は作りました」とも語った。小学校から大学まで、活動はすべて文化系だった。

「でもかねちー近いじゃん」 兼近も「僕も漫画とゲームしかやってない」

日本テレビの番組公式記事によると、桝の告白に反応したのがMCの満島だった。「でもかねちー近いじゃん」。もう一人のMC、兼近とキャラクターが近いと指摘した。当の兼近は「僕も漫画とゲームしかやってない」と平然と返す。陽気なイメージのある兼近の意外な一面だった。

桝は安心しきれない様子で「ずっと”うえーい!”じゃないんですか」と、兼近が陽キャではないのか確認する。兼近は「俺、こんなことやったことないっすよ」と、普段はおとなしいと言い切った。

ここで桝が念を押す。「じゃあ本当にリアルな自分の男子校生時代を出しちゃってOKですか」。満島が「そういうことです」とバーベルを持ち上げる動作を繰り返すと、桝は「こういう人、周りにいなかった」と苦笑した。生物部に明け暮れた男子校時代と、典型的なスポーツマンとの距離感がにじむ場面となった。

麻布で生物部の部長、東大ではアナゴとアサリ 筋金入りの「生き物オタク」

桝が語った文化系の経歴には裏付けがある。千葉県千葉市若葉区の出身で、千葉市立小倉小学校から麻布中学校・高等学校へ進んだ。中学時代は生物部のチョウ班に所属し、各地へチョウの採集に出かけた。

東大新聞のインタビューでは、こう振り返っている。「中高6年間と男子校で生物部で、部長もやっていて、ご想像通りむさくるしかったです」。華やかさを求めて大学で別のサークルも探したが、「生物研究会にも入ってみたんですが、当然のことのように、こちらは高校時代と変わらなかったですね……」と笑い交じりに明かした。

進学先は東京大学農学部の水圏環境科学専修。大学院は農学生命科学研究科の修士課程に進んだ。大学ではアナゴ、大学院ではアサリを研究テーマにした。当初は文系志望だったが、大の生物好きが進路を決めた。麻布時代の校長は日本経済新聞の取材に「生物部出身のまじめな子で、東大に進学したが、まさかアナウンサーになるとは思わなかった」と教え子を評している。海と生き物への関心は、子どもの頃から一貫していた。

「ZIP!」初代司会からアナゴ研究者へ 二足のわらじの今

桝は2006年に日本テレビへアナウンサーとして入社した。自然現象を扱うレポーターを志望していたが、配属はプロレス班。2008年にプロレスリング・ノアの日本武道館大会で実況デビューを果たす。2011年には平日朝の情報番組「ZIP!」の初代総合司会に就き、「全国高等学校クイズ選手権」の総合司会も担った。茶の間でおなじみの顔となった。

転機は40歳で訪れる。2022年3月に日本テレビを退社し、同年4月から同志社大学ハリス理化学研究所の専任研究所員(助教)に就いた。修士まで取り組んだ生物分野ではなく、研究テーマに選んだのは「サイエンスコミュニケーション」。科学とどう向き合い、社会に伝えるかを探る分野だ。

桝は科学技術振興機構(JST)が運営するウェブメディア「Science Portal」のインタビューでこう説明している。「16年間全く違う世界にいた人間がぽっと戻れるほど、研究の世界は甘くないと思っています」。テレビで培ったキャリアを強みに変えられる領域として、科学の伝え方を選んだ。研究と出演を並行する「二足のわらじ」を、今も続けている。今回の八街の旅でも、その働き方や考え方を語った。

自称「陰キャ」に集まる共感 文化系の過去が刺さる

放送後、桝の発言はXでも反響を呼んだ。長年アナウンサーとして活躍した人物の「陰キャ」自称にツッコミが入る一方、「2本のレール」という働き方の持論にも声が続いた。

「好きを仕事に」とは異なる角度のキャリア論が、幅広い視聴者の共感を集めた。自分の学生時代を重ねた文化系出身の視聴者も多かったとみられる。

漫画部、ゲーム部、生物部、海洋研究会。きらびやかな部活とは縁遠かった過去を、桝は隠さず差し出した。

科学を伝える「陰キャ」研究者の現在地

桝にとって、文化系一筋の学生時代は研究者としての今につながっている。生き物への興味が東大での専攻を決め、テレビで磨いた発信力が大学での研究テーマになった。アナウンサーと研究者、その二つの経験が一本の線で結ばれる。

「メシドラ」での自虐は、笑いを誘う場面だった。同時に、肩書きや経歴では測れない一人の人物像も浮かんだ。漫画とチョウとアナゴに夢中だった少年が、44歳になって科学の伝え方を研究している。八街の旅は、その歩みを改めて見せる時間となった。

[文/構成 by 橘すろべ]

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