1.4東京ドーム2027の対戦カード第一弾7試合 辻陽太vsケニー・オメガ、AEW勢と5つの一騎打ち

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新日本プロレスは2026年11月4日、2027年1月4日(月)に開く『闘魂55年 WRESTLE KINGDOM 21 in 東京ドーム』の第1弾対戦カード7試合を発表した。IWGPヘビー級選手権試合では、王者・辻陽太がAEWのケニー・オメガを迎え撃つ。新日本とAEWの選手が顔を合わせるシングルマッチは5試合。辻はこの大会をAEWとの「全面対決」と表現した。
第1弾7試合のカードと大会の基本情報
カードは11月4日14時から都内で開かれた会見で明らかになった。会見には棚橋弘至社長のほか、タイトルマッチを控える辻とケニー、IWGP GLOBALヘビー級王者ゲイブ・キッドと挑戦者の上村優也、IWGPジュニアヘビー級王者YOHと挑戦者SHOの6選手が登壇している。
大会は2027年1月4日(月)の14時30分開場、16時30分開始。全対戦カードと試合順は後日の発表になる。
| 試合形式 | 対戦カード | ポイント |
|---|---|---|
| IWGPヘビー級選手権試合 | 王者・ | 辻の3度目の防衛戦 |
| IWGP | 王者・ | ゲイブの4度目の防衛戦 |
| スペシャルシングルマッチ | ウィル・ | UNITED |
| スペシャルシングルマッチ | 大岩陵平 | MJFは初来日 |
| スペシャルアンバウンドデスマッチ | 鷹木信悟 | 反則・ |
| IWGPジュニアヘビー級選手権試合 | 王者・ | YOHの5度目の防衛戦。YOHが負ければ新日本追放、 |
| 第84代IWGPジュニアタッグ王座決定3WAYマッチ | 石森太二&ロビー・ | 3チームが同時に戦い、 |
7試合のうち、新日本の選手とAEWを主戦場にする選手が向かい合うシングルマッチは5試合ある。新日本側は辻、上村、カラム、大岩、鷹木。AEW側はケニー、ゲイブ、現AEW世界王者のオスプレイ、MJF、モクスリーが並ぶ。
放送と配信も決まった。大会当日の1月4日23時15分から、テレビ朝日系列の地上波で特別番組を放送する。CSのテレ朝チャンネルが生放送し、動画配信サービスのNJPW WORLDも生配信する。チケットはロイヤルシート最前列やソファーシートなど一部の席種がすでに完売した。
広島大会の3WAYで挑戦権をつかんだケニー
ケニーの挑戦を後押ししたのは、前日の11月3日に広島サンプラザホールで行われた『POWER STRUGGLE』の結果だった。
伏線は10月12日の両国国技館大会にあった。辻はこの日、『G1 CLIMAX』優勝者の大岩を下してIWGPヘビー級王座2度目の防衛に成功する。試合後、ケニーがビデオメッセージで挑戦を訴えると、辻は「まずは日本に来てから」と条件を付けた。さらにG1公式戦で辻に勝っているボルチン・オレッグも次の挑戦をにらんでリングに上がり、そこへケニーが駆け込んで2人を襲った。
広島でノンタイトルの3WAYマッチとして組まれた一戦は、攻守が何度も入れ替わる。辻がボルチンにファイヤーブラスターを決めたが、カバーはケニーがVトリガーで阻止した。ケニーはボルチンに片翼の天使を見舞うと、最後は辻から片翼の天使で3カウントを奪う。あえて王者からピンフォールを取ったケニーは、リング上で「この新日本のベルト、ワタシのモノにするしかないぞ!」と挑戦をアピールした。
ケニーは2016年に外国人として初めてG1を制し、2018年6月から2019年1月までIWGPヘビー級王座に就いた。その後はAEWに主戦場を移している。1月4日に勝てば2度目の戴冠となり、2019年1月4日の東京ドームで王座を失ってからちょうど8年での返り咲きになる。
辻は「完勝」を掲げ、ケニーは経験の差を強調
11月4日の会見で、辻は前日の敗戦について、ケニーの戦いぶりは完璧で、自分とボルチンの完全な負けだったと認めた。そのうえで東京ドームで雪辱すると宣言する。本来はベルトを懸けて新日本の生え抜き同士で戦うべきだと考えていたとも明かしつつ、他の選手にもAEWとの試合が組まれていることに触れ、自らを新日本の大将と位置づけた。
質疑応答では、新日本の選手がAEW勢に全勝しても王者の自分が負ければ新日本が負けたと見られ、逆に自分だけが勝つ結果も望まないと説明した。目指すのは「新日本プロレスの完勝」。これまでAEWとの間に格差を感じてきたとも語り、その差を結果で覆す最大の機会だとの考えを示している。
辻にとってケニーは、棚橋の付き人だった時代に東京ドームのメインで戦う姿を、リングサイドでセコンドとして見ていた相手でもある。戦えるのがうれしいという本音も口にした。
対するケニーは、辻の実力不足ではなく「圧倒的な経験の差」が前日の勝敗を分けたと指摘した。東京ドームのメインで辻と戦い、ベルトを手にして日本を去るという筋書きを披露。一方で、辻が掲げる団体の全面対抗戦という見方は否定し、AEWの代表としてではなく、自分が一番強いかを確かめたいという考えを語った。
大岩vsMJF、鷹木vsモクスリーも第1弾に入った
AEW勢との対戦を求めていた大岩と鷹木のカードは、どちらも第1弾に含まれた。
大岩とMJFの因縁は10月7日の後楽園ホール大会から始まった。かねてSNSで大岩を挑発してきたMJFがビデオメッセージで対戦を要求し、11月3日の広島でも再びメッセージを送った。MJFは自身が個人で持つベルト「トリプルB」を懸けるとも通告している。大岩は広島で、MJFを自身の得意技ビッグロックで沈めると応じた。MJFはAEW世界王座に通算3度就いた30歳で、2023年6月の『AEW x NJPW: Forbidden Door』では棚橋を下した。今回が初来日になる。
関連記事:大岩陵平、MJFの1・4東京ドーム対戦要求に「ビッグロックで沈めてやる」
鷹木は9月27日の神戸大会でデスライダーズのクラウディオ・カスタニョーリに勝ち、モクスリーへ宣戦布告していた。11月3日の広島では、鷹木&ジェフ・コブ組がモクスリー&ウィーラー・ユウタ組とのタッグ戦に勝利。試合後、鷹木はマイクで東京ドームでのデスマッチを一方的に告げた。モクスリーにとって広島は2年5カ月ぶりの新日本マットだった。鷹木はモクスリーとのシングルで、2019年のG1公式戦と2024年1月13日のサンノゼ大会でいずれも敗れ、過去0勝2敗となっている。
関連記事:鷹木信悟、1・4東京ドームでモクスリーとのデスマッチを一方的に宣言 広島大会のタッグ戦勝利後に
GLOBAL王座戦と内紛のUNITED EMPIRE
広島のメインでタイチを退けて3度目の防衛に成功したゲイブは、試合後にベルトを渡した棚橋社長をパイルドライバーで突き刺した。そこへ上村が飛び込み、挑戦を表明する。2人は野毛道場とロサンゼルスのLA DOJOで若手時代を共に過ごした間柄で、上村が2023年10月に凱旋帰国してからのシングルでは、今年8月11日の三重・津大会のG1公式戦で一度だけ対戦し、上村が丸め込みで勝っている。会見で上村は、友達として今のゲイブを止めたいと語った。
関連記事:新日本プロレス、広島サンプラザホール大会の対戦カード確定 メインはゲイブ・キッドvsタイチ
オスプレイとカラムの一騎打ちは、広島のIWGPタッグ王座戦で生まれた。2人はK.O.B(Yuto-Ice&OSKAR)に挑んだが、カラムが振り回したイスがOSKARに当たり、オスプレイの反則負けとなる。試合後に乱闘となり、カラムが東京ドームでの対戦を要求した。ユニット内はカラム派とオスプレイ派に分かれている。
ジュニア戦線も動いた。YOHとSHOはかつてROPPONGI 3Kとして組み、IWGPジュニアタッグ王座に5度就いた同期同士。SHOが負ければHOUSE OF TORTUREを去り、ROPPONGI 3Kを再結成するという条件をYOHが突きつけた。IWGPジュニアタッグは、王者のミスティコがエル・デスペラードの欠場を理由にベルトを返上し、3WAYで新王者を決める。ミスティコのパートナーは「X」のままで、名前はまだ明かされていない。
第1弾の7試合だけで、王座戦は4試合、AEW勢とのシングルは5試合に上る。残るカードと試合順の発表は、これから続く。
[文/構成 by スポーツ担当ライター 久遠(KUON)]








































































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