黒潮TOKYOジャパン、阿部史典とV4戦決定 10月21日ストロングスタイルプロレス後楽園大会

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初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰するストロングスタイルプロレスは29日、10月21日(水)の後楽園ホール大会で、レジェンド王者の黒潮TOKYOジャパンが阿部史典を相手に4度目の防衛戦に臨むと発表した。8月の防衛直後に黒潮自らが阿部を逆指名していた。痛めた右ひざについて、黒潮は検査の結果が軽傷だったと明かしている。
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10月21日後楽園でレジェンド選手権、挑戦者は阿部史典
ストロングスタイルプロレス(SSPW)は29日、都内で会見を開き、10月21日(水)に後楽園ホールで行う「ストロングスタイルプロレスVol.41 THE FIRST TIGER MASK 45th Anniversary Year」の対戦カードを発表した。
レジェンド選手権試合は、王者の黒潮TOKYOジャパン(34)=プロレスリングアップタウン=に、阿部史典(31)=格闘探偵団=が挑む。黒潮にとっては4度目の防衛戦となる。
会見には両選手のほか、主宰の佐山サトル、平井丈雅代表、SSPWタッグ王者のスーパー・タイガーも並んだ。カード決定の口火を切ったのは、ほかでもない王者本人だった。
発端は8月27日、V3直後の「逆指名」
話は約1か月前にさかのぼる。8月27日、満員となる1488人が入った後楽園ホール大会のメインで、黒潮は団体生え抜きの間下隼人を相手に3度目の防衛戦に臨んだ。スポーツ報知によると、間下の蹴りやバックドロップに苦しみ、シューティングスタープレスをすかされた場面で右ひざを負傷。追い込まれながらも、最後は回転エビ固めでベルトを守り抜いた。
試合後、マイクを握った黒潮はリング上から阿部を指名する。
「阿部、お前はどこいっても人気あるけどよ。これといった結果、タイトル残してないよね。だから、挑戦させてやってもいいよ」
リング下の平井代表は挑戦を認めるかに見えたが、2、3日の時間がほしいと一転してトーンを落とし、場内は笑いに包まれた。黒潮はこの日のバックステージで王座返上の可能性にも触れ、周囲を慌てさせている。
黒潮がこのベルトを巻いたのは昨年9月。船木誠勝を破って王座に就き、関本大介、関根”シュレック”秀樹、そして間下と、防衛を重ねてきた。黒潮はスポーツニッポンの取材に「逆指名は一番嫌い」とも話しており、今回の指名はそれだけ阿部を意識した一手だった。
救急車を呼んだ右ひざ、検査の結果は「軽傷」
もうひとつの心配は王者の右ひざだった。
スポーツ報知によると、8月27日の大会後、会場の医務室でリングドクターらが診察したところ「内側側副じん帯損傷」の疑いと判断され、平井代表が後楽園ホールに救急車を呼んだ。黒潮はMRI検査を希望したが、条件に合う病院が見つからず、救急車を降りて自力で帰宅したという。
その後の状態について、黒潮は29日の会見でこう語った。
「4連戦終わって病院に行って検査したら一番軽い軽傷だった。大丈夫です」
スポーツニッポンが伝えた発言で、黒潮は負傷直後の自身の受け止め方を「人よりも大げさ」だったとも振り返っている。10月21日のリングには、ひざの不安を抱えずに上がれる見通しだ。
王者は「世紀の一戦」、挑戦者は「尊敬を持って」
1勝2敗。これまでのシングル対戦で、黒潮は阿部に負け越している。
東スポWEBによると、黒潮は会見で次のように話した。
「ハッキリ言ってこの俺VS阿部というのは、プロレスラーが見たい試合ナンバー1なんじゃないかなと思います。この試合、世紀の一戦ですよ。フリーを極めた俺とフリーを極めた阿部の真剣勝負。俺、逆指名したものの、ちょっとやりたくない」
冗談を交えながらも、狙いははっきりしている。「ベルトを守りたい気持ちより阿部に勝ちたい気持ちが強いですね。いい試合をしようとは正直思わないです。俺対阿部…届かせたいね、どこかに」と続け、防衛よりも阿部に勝つことへの思いを強調した。スポーツニッポンの取材には「後楽園壊したい」とも口にしている。
挑戦者の阿部は、SSPWに参戦して6〜7年になる。いつかこの王座に挑みたいと考えていたと明かし、黒潮を最強の王者と評したうえで「尊敬を持ってしっかり王者に挑みたい」と言葉に力を込めた。ベルトを奪った後の相手としては、村上和成の名前を挙げる。
「村上和成とやりたいですね。さんざん血だらけにされて、意識も飛ばされて来ているので」
佐山も、両者の顔合わせに手応えを隠さなかった。東スポWEBによると、ストロングスタイル向きの選手がそろったことを喜び、「ウチ好みの試合をして、最高の試合が見れると確信しています」と期待を寄せた。
タッグ王者スーパー・タイガーは新たな挑戦者を募集
同じ会見では、別の動きもあった。SSPWタッグ王者のスーパー・タイガーが、団体の外に向けて参戦を呼びかけたのだ。
スポーツニッポンによると、スーパー・タイガーは門戸を開いたうえで、ベルトや団体に挑む意欲のある選手を迎え撃つ考えを示し、「新しい風を入れることによって、変革の時を迎えられる」と語った。本人の話では10月大会での自身の対戦カードはまだ発表されておらず、外部からどんな挑戦者が名乗り出るのかも見どころになる。
初代タイガーマスクの45周年を掲げるシリーズの中で、10月21日の後楽園大会は大きな山場を迎える。黒潮がV4で1年を超える長期政権をさらに延ばすのか、阿部が初めてこのベルトを手にするのか。その答えは3週間後、後楽園ホールで出る。
[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]









































































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