井上尚弥、世界最強の称号「PFP1位」に返り咲き 中谷潤人も7位で日本人2人がトップ10をキープ

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米ボクシング専門誌「ザ・リング」が4日、全階級を通じた最強ランキング「PFP」を更新。井上尚弥が2位から1位へ浮上し、約2年ぶりに返り咲いた。敗れた中谷潤人も6位から7位と後退幅は小さく、日本人2人がトップ10に残った。
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■井上が2年ぶりPFP1位、中谷潤人は7位に
世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(33)=大橋=が、米老舗専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングで1位に返り咲いた。4日(日本時間5日)に更新された最新版で、ヘビー級3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(39)=ウクライナ=を抜いて頂点に戻る。
ルイス・ネリ戦後の2024年5月以来、約2年ぶりの1位奪還。日本人として1位に立つのは3度目となった。2日に東京ドームで行われた中谷潤人(28)=M・T=との防衛戦で3-0の判定勝ちを収め、33戦無敗(27KO)に伸ばした実績が評価された。
一方、初黒星を喫した中谷は6位から7位に1つ順位を下げたのみ。日本人2人がトップ10入りを維持した。
■東京ドーム5万5000人が見届けた32戦無敗対決
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舞台は5月2日の東京ドーム。井上と中谷はともに32戦無敗で顔を合わせた。入場者は5万5000人で、日本のボクシング史上で最多となる観客数を記録する。
試合はダウンこそ出なかったが、12ラウンドを通じて高度な技術戦が続いた。前半は井上がポイントを先行し、中谷は8回から攻勢を強めて追い上げる。判定は3-0で井上に軍配が上がり、4団体統一王座の7度目の防衛を成し遂げた。
中谷は井上の世界戦史上で最も肉薄したとされる内容。「ザ・リング」も両者の技術戦を高く評価し、敗者の中谷を6位から7位に留めた。海外メディアからの評価も総じて高かった。
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■井上本人「とても価値あるもの」とSNSで感謝
井上は5日、自身のインスタグラムを更新。「リング誌PFP1位へ返り咲きました この試合を評価していただいて得た返り咲きはとても価値あるものです。ありがとうございました!!」と感謝の言葉を並べた。Xでは炎の絵文字3つを投稿し、喜びを表現する。
井上がPFP1位に立つのは今回で3度目。初めて頂点に立ったのは2022年6月、ノニト・ドネア(フィリピン)に2度目の対戦でTKO勝ちした直後だった。2度目は2024年5月、元2階級制覇王者ルイス・ネリを退けた後に浮上した。
過去2回はいずれも短期政権で終わった。1度目は2022年8月、オレクサンドル・ウシクがアンソニー・ジョシュアとの再戦に勝利した直後に陥落。2度目はウシクがタイソン・フューリーを破って4団体を統一し、わずか数週間で首位を明け渡した。
■「ザ・リング」最新PFPトップ10と今後の焦点
PFPはボクシング全17階級の選手を体重差なしで比較した最強指標。複数のメディアが独自に格付けしている中で、創刊100年を超える「ザ・リング」のランキングは関係者やファンから最も権威があると認められてきた。
最新トップ10は次の通り。ベナビデスは2日、ラスベガスでWBA・WBO両機構のクルーザー級王座を獲得し、スーパーミドル級・ライトヘビー級に続く3階級制覇を達成したことで7位から5位に浮上した。10位には新たにIBF・WBOスーパーフェザー級統一王者のエマヌエル・ナバレッテが入る。
| 順位 | 選手名 | 国 | 戦績 |
|---|---|---|---|
| 1 | 井上尚弥 | 日本 | 33勝27KO |
| 2 | オレクサンドル・ウシク | ウクライナ | 24勝15KO |
| 3 | シャクール・スティーブンソン | 米国 | 25勝11KO |
| 4 | ジェシー・ロドリゲス | 米国 | 23勝16KO |
| 5 | デビッド・ベナビデス | 米国 | 32勝26KO |
| 6 | ドミトリー・ビボル | ロシア | 24勝12KO1敗 |
| 7 | 中谷潤人 | 日本 | 32勝24KO1敗 |
| 8 | デビン・ヘイニー | 米国 | 33勝15KO |
| 9 | オスカー・コラーゾ | 米国 | 13勝10KO |
| 10 | エマヌエル・ナバレッテ | メキシコ | 40勝33KO2敗1分け |
今回の1位浮上が、過去2度より長く続くかどうか。PFP上位の選手で、近く井上のランキングを脅かすビッグマッチを控える名前は見当たらない。長期政権となる下地がある。次戦の相手としては、4位のジェシー・ロドリゲスとの対戦も噂されてきた。
日本人2人がPFPトップ10に同時に入る状況は異例だ。「ザ・リング」の格付けで、井上と中谷は世界から二本柱として認識されている。33歳の井上と、まだ28歳の中谷。ここから2人が描くキャリアの続きに、世界のボクシング関係者の視線が集まる。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]
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