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大坂なおみ、ウィンブルドン初の準々決勝進出 世界1位サバレンカを撃破し次戦はムホバ戦

大坂なおみ、ウィンブルドン初の準々決勝進出 世界1位サバレンカを撃破し次戦はムホバ戦

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大坂なおみ(28)が、ウィンブルドン女子シングルス4回戦で第1シードのアリーナ・サバレンカを6-2, 7-6で下した。世界ランキング1位を破っての初の準々決勝進出で、日本女子のベスト8は2004年の杉山愛以来22年ぶりとなる。世界1位からの白星は6年9か月ぶり。次戦は第10シードのカロリナ・ムホバと、4強入りをかけて対戦する。

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サバレンカを6-2, 7-6で下し、初の8強

現地7月5日、ロンドンのウィンブルドン。女子シングルス4回戦で、第14シードの大坂なおみが第1シードで世界1位のアリーナ・サバレンカと顔を合わせた。

主導権を握ったのは大坂だった。第1セットを6-2で先取すると、競り合いになった第2セットもタイブレークを7-6で制する。1時間28分のストレート勝ちで、初めて準々決勝へ駒を進めた。

芝のウィンブルドンは、これまで大坂が上位に届かずにいた大会だ。ハードコートで四大大会を4度制した実力者が、相性の良くなかった舞台で殻を破った。

6年9か月ぶりの世界1位撃破

大坂が世界ランキング1位の選手を破ったのは、6年9か月ぶりだった。前回は2019年10月、WTA1000北京で当時1位のアシュリー・バーティを下している。

サバレンカ相手に限れば、白星は8年ぶりになる。2018年の全米オープンで対戦して以来、勝てずにいた。今季はすでに3度顔を合わせ、いずれも敗れている。4度目の対戦で、ようやく序列をひっくり返した。

価値は数字にも表れた。サバレンカは四大大会のタイブレークで21連勝を続けていたが、この試合で流れが止まる。前回タイブレークを落としたのは、2023年の全仏オープンでムホバに敗れたときだった。

日本女子で22年ぶり、杉山愛以来のベスト8

大坂の8強入りは、日本女子として22年ぶりだ。ウィンブルドンの女子シングルスでベスト8へ進んだ日本選手は、オープン化以降で3人目になる。

先に名を刻んだのは、伊達公子と杉山愛だった。伊達は1995年と1996年に、杉山は2004年にベスト8へ進んでいる。杉山から数えて22年、大坂がその列に加わった。

「日本食に感謝したい」試合後に語った言葉

勝利の直後、大坂はコート上のインタビューでスタンドの母・環さんへ視線を向ける。

「彼女の料理に力をもらっています。ありがとう。今晩も、ご飯お願いね」。そう笑顔で呼びかけると、「日本食をたくさん作ってくれます。なので、日本食に感謝したいです」と続けた。

試合を心から楽しんだ表情だった。「本当に楽しかった。このコートで初めて勝った試合。とても大きな意味があります」と声を弾ませ、センターコートでの初白星をかみしめた。

次戦は第10シードのムホバ、4強をかけて

準々決勝の相手は、第10シードのカロリナ・ムホバに決まった。ムホバは4回戦で2024年の覇者バルボラ・クレイチコバを7-5, 5-7, 6-3で下して勝ち上がってきた。

ウィンブルドンで上位に届かずにいた大坂が、初のベスト8で流れをつかんだ。この一戦を勝てば、ウィンブルドンでは初めての4強に届く。センターコートでの戦いは、まだ続く。

[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]

寄稿者

久遠(KUON)
WEBライター(主にスポーツ記事)経験7年。スポーツ、格闘技が好きで、ボクシング世界チャンピオンが主宰するジムに4年間在籍。自分でも練習を重ね、”3分”の過酷さと濃さを体で知る。観戦もライフワークで、会場には年4回ほど足を運ぶ。選手目線の実感とファン目線の熱量、その両方を武器に、試合の見どころやリングのリアルをライター経験を活かしてわかりやすく伝えます。

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