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夕張メロン初競りが2玉580万円、史上最高値更新、前年100万円から5.8倍に

夕張メロン初競りが2玉580万円、史上最高値更新、前年100万円から5.8倍に

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北海道の初夏の味覚”夕張メロン”の初競りが5月22日、札幌市中央卸売市場で行われ、最上級「秀品」2玉が580万円で落札された。2019年の500万円を上回る史上最高値で、前年の100万円から5.8倍に跳ね上がった。落札したのは釧路市の青果物卸「ふたみ青果」だ。

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2玉580万円、2019年の500万円を80万円上回る

夕張メロンの初競りが5月22日午前7時、札幌市中央卸売市場で行われ、最上級ランクの「秀品」2玉(計4.5キロ)が580万円で競り落とされた。過去最高だった2019年の500万円を80万円上回り、史上最高値となった。

競り落としたのは釧路市の青果物卸売会社「ふたみ青果」。東京の京王ストアから入札を依頼されており、落札されたメロンは22日正午ごろの航空機で東京へ運ばれた。同日午後3時半ごろから、東京都多摩市の京王ストア桜ヶ丘店の店頭で展示される。

この日、競りにかけられたのは912玉。前年2025年の最高値は100万円だったため、1年で価格は5.8倍に跳ね上がった。

順調な生育と乾燥に苦慮した管理、最高値更新の背景

夕張市農業協同組合によると、2026年は積雪量が少なく、ハウス施設のビニール被覆作業や苗床管理は順調に進み、定植からほぼ計画通りの生育となった。一方で、2〜3月は乾燥した日が続いたため、農家からは「栽培管理は例年より難しかった」との声も上がっている。今回出荷されたのは4月上旬に実をつけたもので、JAは出来上がりを”上々”としている。

2026年の作付計画は、生産者85戸、面積約152ヘクタール、株数52万6000株(2025年実績52万7800株、前年比99.8%)。販売計画は数量3086トン(2025年実績3148トン、前年比98%)、金額約21億1697万円(2025年実績約20億8195万円、前年比101.6%)で、金額ベースで前年実績を上回る目標を掲げる。

物価高騰が続くなか、500万円以上のご祝儀相場は2019年(2玉500万円)以来7年ぶり。前年は最高値が100万円にとどまり、その前の3年間(2022〜2024年)も300万〜350万円で推移していた。

落札者の声と落札メロンの行方

落札した京王ストアの営業本部・佃諒司氏は、HTB北海道テレビの取材に応じ、「大変うれしいです。正直ここまで(値段が)上がると思ってなかったので、ドキドキしてどこまで上がっちゃうのかなと」と振り返った。

落札したふたみ青果の大久保浩一執行役員(52)は時事通信の取材に「最高にいい出来。全国の皆さんに夕張メロンを召し上がってもらいたい」と語り、日本テレビ系の取材にも「一番明るい話題を作れたかなと思います」と話した。

落札メロンは京王ストア桜ヶ丘店で展示された後、翌週月曜日から店頭で試食として振る舞われる予定だ。

歴代最高値の推移

最高落札額(2玉)
2007年200万円
2008年250万円
2016年300万円
2018年320万円
2019年500万円
2020年12万円
2021年270万円
2022年300万円
2023年350万円
2024年300万円
2025年100万円
2026年580万円(史上最高)

データは夕張メロン関連まとめおよび各社報道による。2020年はコロナ禍の影響で12万円まで急落、2021年以降は徐々に回復していた。500万円を超えたのは2019年に続き2回目で、史上最高額の更新となる。

産地ブランドの発信力と今後

夕張メロンは赤肉系メロンの代表格で、初競りの価格は毎年全国的に注目される。ご祝儀相場とはいえ、史上最高値の更新は産地にとって追い風だ。

夕張メロンの本格出荷はこれから本格化する。生産者85戸が約152ヘクタールで栽培するメロンが、全国の食卓に届く季節が近づく。

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

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