山下美夢有 一時3打差に肉薄、4打差の3位で最終日へ メジャー女王を支える兄弟の絆と家族

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
米女子ゴルフのアラムコ選手権第3ラウンドが4日に行われた。 山下美夢有は一時首位と3打差まで肉薄し、通算3アンダーの3位でホールアウトした。首位と4打差の位置から逆転優勝へ挑む最終日、背景には、 コーチを務める父やプロゴルファーの弟ら家族の支えがある。メジャー女王が逆転優勝へ向けて最終日に挑む。
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米ツアー新規大会で3位に浮上、逆転優勝を射程圏に
米女子ゴルフのアラムコ選手権第3ラウンドが4日、ネバダ州のシャドークリークGCで行われた。首位と6打差の4位から出た山下美夢有は、4バーディー、3ボギーの71でプレー。 通算3アンダーとし、首位と4打差の3位タイに浮上した。
前半アウトを終えた時点では4アンダーまで伸ばし、一時首位と3打差まで肉薄した。 難コースで上位陣がスコアメイクに苦しむ中、持ち前の粘り強さを見せた。逆転優勝を十分に狙える位置で最終日を迎える。
二人三脚で歩む父とのオンライン指導
米ツアー本格参戦を支えるのは、コーチを務める父・勝臣さんの存在だ。勝臣さんはゴルフ未経験だったが、山下が5歳の時に一緒にクラブを握った。現在は日本からオンラインでスイング動画を確認し、的確な助言を送る。
時差がある中でも、生活リズムを米国時間に合わせて娘をサポートし続けるのだ。 山下は2025年8月の全英女子オープン優勝帰国会見(日本記者クラブ)で「技術はもちろん私の方があります」と笑いを誘いつつ 、父への絶大な信頼を口にしていた。二人三脚の歩みは海を越えても変わらない。
プロの世界で切磋琢磨する弟からの刺激
家族の絆は弟妹との関係にも表れる。弟の勝将もプロゴルファーとして活躍する。 2022年には下部ツアー(ABEMAツアー)で史上7人目のアマチュア優勝を遂げた。2024年のPGA資格認定プロテストにトップ合格してプロ転向し、2025年にはレギュラーツアーで初のトップ10入り(パナソニックオープン7位タイ)を果たした。 山下は弟の成長に目を細め、互いに良い刺激を与え合う関係を築いている。
2025年の全英女子オープン(ウェールズ・ロイヤルポースコール)でメジャー初制覇を果たした際、 帰国後の日本記者クラブでの会見で感情があふれ出す。一番身近で支えてくれた弟と妹への思いを問われ、大粒の涙を流して感謝を伝えていた。
深夜の日本から届くファンからの熱い声援
日本時間では深夜から早朝にかけての試合進行となるが、SNSでは多くのファンが熱い視線を送る。Xでは「3打差に迫るパット」「逆転優勝へのカウントダウン開始」といった投稿が相次いだ。
難易度の高いコース設定に対し、リカバリー力を評価する意見も目立つ。メジャー女王の底力にファンが沸いた。
今季初勝利へ向けた最終日の戦い
首位との差はわずかだ。山下はこれまでも、母の日や父の日など、家族の記念日に無類の強さを発揮してきた。最終日は上位陣との直接対決となる。
精度の高いショットと冷静なパットを武器に、米ツアーでの今季初勝利を目指す。家族の思いを背負い、再び頂点に立つことができるか。最終18番ホールまで目が離せない展開が続く。
[文/構成 by 森 けい]




























































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