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昭和るるぶで街歩き!? 動画3本で10万人を魅了した「ゆっくり今昔旅行」が面白いと話題

「るるぶ死」がネットミームに。視聴者を巻き込む共感の輪

このチャンネルの面白さを象徴するのが、「るるぶ死」という言葉の誕生だ。これは、古い『るるぶ』に頼るあまり、現存する飲食店を見つけられずに空腹で行き倒れそうになる状況を指す、視聴者が生み出したネットミームである。この言葉は瞬く間にSNSで拡散され、チャンネルの知名度を押し上げる一因となった。

あるX(旧Twitter)ユーザーは「るるぶ死(当時の店が見つからず餓死すること)と言うパワーワードを生み出したのも素晴らしい」と投稿。視聴者はハラハラしながら動画主の旅を見守り、無事に食事にありつけた際には安堵のコメントを寄せる。こうした一体感が、ファンコミュニティを強固なものにしている。

SNSが沸かせた新たな旅の楽しみ方

視聴者はもはや単なる傍観者ではない。動画のコメント欄やSNSでは、「あの店は今こうなっている」「次はここを訪れてみては」といった情報交換が活発に行われている。過去の記憶と現在の情報が交差し、視聴者をも巻き込んだ壮大な「今昔物語」が紡がれているのだ。

動画主の人柄がにじむ「東京編」と今後の展望

チャンネルの勢いを決定づけたのが、3本目となる東京編だ。

登録者急増のきっかけとなった第3弾、東京編。

1985年版の『るるぶ』を手に、渋谷や銀座、有楽町などを巡るこの動画では、企画の面白さに加え、動画主の誠実な人柄が際立った。偶然出会った人々との温かいやり取りや、見つかった店への深い感謝の念が、淡々とした「ゆっくり実況」の裏からにじみ出る。その人間味あふれる姿が、多くの視聴者の共感を呼んだ。

データ分析サイト「ユーチュラ」によれば、東京編が公開された直後の2025年9月6日には、1日で登録者数が7,100人も増加しており、その注目度の高さがうかがえる

「ゆっくり今昔旅行」は、単なる懐古趣味のコンテンツではない。それは、デジタル地図が当たり前になった現代において、不便さの中にこそ存在する発見の喜びや、街に刻まれた時間の層を再認識させてくれる、新しい形の旅の提案だ。今後、どの街の「今」と「昔」を見せてくれるのか、多くの人々が固唾をのんで見守っている。

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

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