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ジェシーがジブリ映画の声優に 愛知ジブリパークでの上映の短編映画『魔女の谷の夜』で主演 上映日程やチケット購入方法を整理

ジェシーがジブリ映画の声優に 愛知ジブリパークでの上映の短編映画『魔女の谷の夜』で主演 上映日程やチケット購入方法を整理

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スタジオジブリが制作し、愛知・ジブリパークのためだけに作ったオリジナル短編アニメーション『魔女の谷の夜』が2026年7月8日(水)より上映中だ。主人公・新人くんの声にSixTONESのジェシー(30)、先輩のキクエさん役にアイナ・ジ・エンドが起用された。鑑賞にはジブリの大倉庫への入場チケット(予約制)が必要で、Boo-Wooチケット等で購入できる。

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ジブリパーク初のオリジナル短編 閉園後の「魔女の谷」が舞台

スタジオジブリ制作の新作短編アニメーション『魔女の谷の夜』が、2026年7月8日(水)から愛知県長久手市のジブリパーク・ジブリの大倉庫内「映像展示室オリヲン座」で上映されている。

上映時間は約14分。これまでオリヲン座では三鷹の森ジブリ美術館向けに作られた短編作品が上映されてきたが、スタジオジブリがジブリパークのためだけに制作したオリジナル作品は今作が初めてとなる。

物語の舞台はジブリパークの「魔女の谷」エリア。パークで働く新人くんは、建物の修理依頼や暖炉に勝手に火がつくなど不可思議な出来事に振り回される。閉園後、先輩のキクエさんから「あたし、魔女だから」と告げられたことをきっかけに、不思議な一夜が始まる。 劇中には「オキノ邸」「グーチョキパン屋」「ハウルの城」「ハッター帽子店」「魔女の家」「時計塔」など、ジブリパーク内の建物が次々に登場する。

監督は『ゲド戦記』『コクリコ坂から』などのジブリ作品を手がけた宮崎吾朗氏と、『千と千尋の神隠し』の原画や『崖の上のポニョ』の作画監督補を務めた山下明彦氏の2人。宮崎吾朗監督が原案を担い、山下監督が共同監督として参加している。

「アトラクションがないジブリパークにとって、スタジオジブリが作る映像作品そのものが一番のアトラクションではないか」と宮崎吾朗監督は語り、制作の発端を明かした。ハウルの城が「ずっと座ったままで動かないと健康に悪い」と冗談交じりに話し、会場の笑いを誘う場面もあった。

山下監督は、宮崎吾朗監督から原案のスケッチを渡された瞬間を「ひと目見て『面白い!』とすぐ絵が浮かんだ。全ては一枚のスケッチから始まった」と振り返った。「動き回り続けること」が映像の特徴で、山下監督が率いる実力派アニメーターたちが躍動感ある映像を作り上げている。

宮崎吾朗監督が絶賛 「見た目から想像できない芝居」

主人公・新人くんの声にSixTONES(ストーンズ)のジェシー(30)が起用された。スタジオジブリ作品での声優挑戦は今回が初めてだ。 先輩・キクエさん役にはシンガー・ソングライターのアイナ・ジ・エンドが抜擢された。

キャスティングの経緯について、宮崎吾朗監督は「スタジオジブリの新社長に就任した依田謙一氏に『誰かいい人はいませんか』と相談したところ、『ジェシーとアイナ・ジ・エンドがいいんじゃないか。俺が話をつけてきてやるから』と言われたのでお願いした」と説明した。

実際の収録を経て、宮崎吾朗監督は「お二人ともほぼ初めてだと思うのですが、とても上手で感心しました」と評価。さらにジェシーについては「あの見た目からは想像できないアドリブ力というか、お芝居がすごく上手で、ちょっと感心しました」と絶賛した。

山下監督も「見た目が男前なので、あのキャラクターに合うのか最初は不安だったんですけど、三枚目をうまく演じてくれました。とてもユーモラスで良かった」と語り、「二人とも僕は大成功、大正解だと思っています」と太鼓判を押した。

「新人くん」はジブリパークで働く若者という設定。決して完璧ではなく、不思議な出来事に翻弄される三枚目キャラクターで、2人の監督からの高評価はジェシーの演技力の幅広さを示す結果となった。

上映日程と鑑賞方法をまとめる

『魔女の谷の夜』の鑑賞には、ジブリの大倉庫に入場できるチケットの事前予約・購入が必要となる。上映開始日の7月8日には、宮崎吾朗監督・山下明彦監督が登壇する特別上映会&舞台挨拶が行われた。

上映は「映像展示室オリヲン座」(ジブリの大倉庫内)で実施。常設上映のため、チケットを持って入場すれば期間を問わず鑑賞できる。パーク内の「魔女の谷」エリアと映画の世界が地続きにあるため、山下監督は「映画を見るのが先か、現地を歩くのが先か。2通りどちらも楽しめる」と勧める。

また、同じく7月8日からは宮崎駿監督が手がけた全31点のパノラマボックスを展示する「パノラマボックス展」もジブリの大倉庫内でスタートしている。箱の中をのぞくと映画のワンシーンのような奥行きのある絵が広がる仕掛けで、2つの企画を合わせて楽しめる。

チケットの種類・料金・購入方法を一覧

映画の鑑賞に対応するチケットは以下の3券種だ。

券種内容・料金(税込)
ジブリパーク 大さんぽ券プレミアム5エリアすべてに入場可。
平日:大人7,300円・子ども3,650円
土日祝:大人7,800円・子ども3,900円
ジブリパーク 大さんぽ券スタンダードジブリの大倉庫・もののけの里・魔女の谷の3エリア。
平日:大人3,300円・子ども1,650円
土日祝:大人3,800円・子ども1,900円
ジブリパーク ジブリの大倉庫(単券)ジブリの大倉庫のみ。
全日:大人2,000円・子ども1,000円

子ども料金の対象は4歳から小学生まで。3歳以下は無料。別途システム利用料として1枚あたり110円がかかる。

チケットはすべて予約制で、入場の2か月前の10日・午後2時からオンラインで発売される。購入窓口はBoo-Wooチケット(https://l-tike.com/bw-ticket/ghibli/ghibli-park/)のほか、ローソン・ミニストップ店頭のLoppi(ロッピー)、ローチケWEBが対応している。パーク内での当日購入はできないため注意が必要だ。

Boo-Wooチケットの利用にはBoo-Woo会員(無料)への事前登録が必要。申し込みは1人1回、最大6枚まで。購入後の日時変更・払い戻しには対応していない。

なお、入場時に無作為で申込者の本人確認が行われる。運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど身分証明書の持参が必須となる。

「もう一度来て」 随所に仕掛けられた既存キャラクターの姿

舞台挨拶の席上で宮崎吾朗監督は「人気のジブリキャラクターがひそかに登場している」と明かし、「何度も見に来て」と呼びかけた。 現地の建物と映画の画面が一対一で対応する演出も随所に盛り込まれており、ジブリパークを訪れた人が映像の中に”自分の知る場所”を発見できる仕掛けになっている。

ジブリパークを「アトラクションのない場所」と見る視点を逆手に取り、映像そのものをアトラクションと位置づけた今回の試みは、スタジオジブリがジブリパークと本格的に結びつく新たな一歩となった。初日のメディア内覧会に集まった報道陣からは映像の動きの密度と完成度に対して驚きの声が相次いだ。

映画の鑑賞後、そのまま「魔女の谷」エリアを歩けば、スクリーンで見た建物が目の前に広がる。映画体験と現地体験がつながる形は、テーマパークと映像スタジオが一体となったジブリパークならではの楽しみ方だ。

[文/構成 by たかなし もか]

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