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山本由伸投手の会見にVIVANTの”ドラム”が登場 俳優・富栄ドラムさんが翻訳アプリで「頑張ってね」

山本由伸投手の会見にVIVANTの”ドラム”が登場 俳優・富栄ドラムさんが翻訳アプリで「頑張ってね」

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

MLBオールスターの前日会見が7月13日(日本時間14日)、フィラデルフィアで行われた。会見に登壇したドジャースの山本由伸のもとへ、TBS日曜劇場「VIVANT」でドラム役を演じた俳優・富栄ドラムが現れる。スマホの翻訳アプリを手に「頑張ってね」と声をかけた。VIVANTファンの山本は「ぶっちゃけ今日一番気になってました」と反応し、2人は記念撮影に収まった。

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MLBの会見に俳優・富栄ドラムが現れた一幕

MLBオールスターの前日会見が、7月13日(日本時間14日)にフィラデルフィアで開かれた。テーブルを囲む形の囲み取材に、ドジャースの山本由伸が登壇する。

その山本のもとへ、俳優の富栄ドラムが姿を見せた。TBSの日曜劇場「VIVANT」でドラム役を務めた俳優だ。手にはスマホが握られていた。

山本は「VIVANT」のファンで、劇中のドラムというキャラクターが特に気になっていたという。目の前に本人が現れると「ぶっちゃけ今日一番気になってました。マジで後で写真撮りたいっす」と反応した。富栄はスマホの翻訳アプリを差し出し、山本に「頑張ってね」と伝える。

会見後、2人は並んで記念撮影に収まった。その場には元プロ野球選手の杉谷も居合わせ、山本の様子を代弁した。「由伸選手が気になっていたのでびっくりした」。ドラマの中の人物が現実の会見場に現れたのだから、驚くのも無理はない。

ドラム役は翻訳アプリで会話するキャラクター

今回の「翻訳アプリで頑張ってね」という一幕には、ちょっとした仕掛けがある。

「VIVANT」に登場するドラムは、日本語は理解できるが話すことはできない、という設定のキャラクターだ。劇中では、翻訳アプリを通して周囲の人物とやり取りをする。今回、富栄がスマホの翻訳アプリを手に山本へ声をかけたのは、この劇中の設定になぞらえた振る舞いだった。

ドラマを観ていた山本にとっては、画面の中で何度も見た光景が、目の前で再現されたことになる。その反応の背景には、キャラクターへの思い入れがあった。

「VIVANT」は堺雅人が乃木憂助を、阿部寛が野崎守を演じた。物語の中でドラムは、言葉を発さないまま存在感を放つ役どころとして視聴者の記憶に残っている。

元力士から俳優へ 富栄ドラムの歩み

富栄ドラムは、俳優としてだけでなく、元大相撲力士という経歴を持つ。

四股名は「富栄」。伊勢ヶ濱部屋に所属し、2008年に初土俵を踏んだ。土俵に上がり続けたのち、2021年に現役を引退している。相撲界を離れたあとは、俳優やYouTuberとして活動の場を広げてきた。

その富栄が俳優として大きく知られるきっかけとなったのが「VIVANT」のドラム役だ。言葉を持たないキャラクターを、体格と表情で演じ切った。今では海外にまでその存在が届きつつある。

村上宗隆にも接近 「続編が楽しみ」

富栄が声をかけたのは山本だけではなかった。同じ囲み取材で、ホワイトソックスの村上宗隆にも近づいている。

村上と山本は、ともに「VIVANT」を観ていた。両選手とも続編について「続編が楽しみ」とコメントしたという。海の向こうで戦う日本人選手たちの間でも、このドラマが共通の話題になっていたことがうかがえる。

富栄は「#ドラムアメリカに行く」と題した海外PRのキャラバンでアメリカを訪れていた。公式インスタグラムでは、この日の出来事を報告している。「お2人とも見て下さっていて続編が楽しみと言ってくれました」。ドラマのキャラクターが、選手たちとファンを結ぶ橋渡しになった一日だった。

山本はオールスターに2年連続で選出されている。ただ、先発するかどうかは、この会見では触れられていない。同僚の大谷翔平は、左膝の治療に専念するためオールスターを辞退した。

VIVANT続編は7月26日スタート

「VIVANT」の続編、シーズン2は2026年7月26日にスタートする予定だ。今回、山本と村上がそろって「続編が楽しみ」と口にしたのも、放送開始が目前に迫っているからだ。

野球という舞台と、ドラマという舞台。本来なら交わらないはずの2つが、フィラデルフィアの会見場で一瞬だけ重なった。翻訳アプリを手にした富栄と、目を輝かせた山本。ほほ笑ましい一幕は、放送開始を待つファンの気持ちをさらに高めることになりそうだ。

[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]

寄稿者

久遠(KUON)
WEBライター(主にスポーツ記事)経験7年。スポーツ、格闘技が好きで、ボクシング世界チャンピオンが主宰するジムに4年間在籍。自分でも練習を重ね、”3分”の過酷さと濃さを体で知る。観戦もライフワークで、会場には年4回ほど足を運ぶ。選手目線の実感とファン目線の熱量、その両方を武器に、試合の見どころやリングのリアルをライター経験を活かしてわかりやすく伝えます。

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