アオのハコが完結、連載5年に幕 最終28巻は12月・27巻は10月発売、アニメ2期は2026年10月放送

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三浦糀の青春部活ラブストーリー「アオのハコ」が7月13日発売の週刊少年ジャンプ33号(集英社)で最終回を迎え、2021年4月の連載開始から約5年の歴史に幕を下ろした。コミックス累計1000万部を突破した人気作で、27巻は10月2日、最終28巻は12月4日に発売予定。テレビアニメSeason2は10月4日よりTBS系全国28局ネットで放送開始される。
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週刊少年ジャンプ33号で最終話、累計1000万部の青春漫画が完結
三浦糀の漫画「アオのハコ」が、7月13日(月)発売の週刊少年ジャンプ33号で最終回を迎えた。 2021年4月の連載スタートから5年余り。コミックス累計発行部数は1000万部を突破し、人気絶頂のなかで大団円を迎えた。
物語は、スポーツ強豪校・栄明高校男子バドミントン部の一年生・猪股大喜が、毎朝の朝練で顔を合わせる女子バスケットボール部エースの先輩・鹿野千夏に恋をするところから動き出す。ある日、千夏が親の海外転勤に伴って猪股家に居候することになり、二人の距離は一変する。部活・恋・勉強が絡み合う等身大の高校生活を、繊細なタッチで積み重ねた作品だ。
「次にくるマンガ大賞2021」ではGlobal特別賞を受賞し、「全国の書店員が選んだおすすめコミック2022」では第4位を獲得。アサヒ飲料「カルピス」とのコラボ企画が2022年11月に実施されるなど、マンガの枠を超えた展開も続いた。
5年の連載が積み上げた足跡
連載スタートは2021年4月。大型新人の登場として読者の期待を集め、ジャンプの青春ラブコメに新風を吹き込んだ。毎週の更新を重ねるたびにファン層が広がり、コミックスは版を重ねて累計1000万部を突破した。
節目が訪れたのは2024年秋だ。テレビアニメ第1期が同年10月より連続2クールで放送され、大きな反響を呼んだ。2025年3月の最終話「それでも」が放映されると同時に、Season2の制作決定が発表される。 アニメ化が原作への注目をさらに集め、発行部数の押し上げにもつながった。
完結を前に、三浦自身もファンレターへの返信で「連載ももう5周年を目前とし、完結も近づいています。多分」と記し、終幕を予告していた。 「多分」の一言に作者らしさが透けて見える。
鬼頭明里ら声優陣からも感謝 読者からも反響続く
最終回の発売を受け、雛役・鬼頭明里はコメントを寄せた。「繊細で熱く美しい青春がそこにありました」と言葉を残し、作品への思いをにじませた。
読者からも「本当に生きがいでした」「最高の青春をありがとうございました」といった声が相次いだ。 5年間、大喜と千夏の日々を追い続けた読者にとって、今日は一つの区切りだ。
なお、ジャンプ誌上では連載完結を記念した特別掲載も実施された。
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27巻は10月2日、最終28巻は12月4日に発売予定
コミックスのスケジュールも同日に公式から発表された。最新コミックス27巻は2026年10月2日(金)、最終28巻は同年12月4日(金)の発売予定となっている。
27巻の発売日はテレビアニメSeason2の放送開始直前と重なる。単行本とアニメが同時期に動くことで、原作完結後もファンの熱量は維持される見通しだ。最終28巻で全エピソードが出揃い、シリーズとしての全貌が確認できる。
Season2は10月4日よりTBS系で放送、Netflix他でも配信
テレビアニメ「アオのハコ」Season2は2026年10月4日(日)より、毎週日曜午後4時30分からTBS系全国28局ネットで放送開始される。Netflix他でも10月より配信が始まる予定だ。
Season2の制作スタッフは、監督・酒向大輔、キャラクターデザイン・総作画監督に谷野美穂、シリーズ構成・脚本に柿原優子、音楽に大間々昴。アニメーション制作はエレクトリックサーカスが担当する。
キャストは引き続き、猪股大喜役に千葉翔也、鹿野千夏役に上田麗奈、蝶野雛役に鬼頭明里、笠原匡役に小林千晃、針生健吾役に内田雄馬、守屋菖蒲役に市ノ瀬加那、松岡一馬役に梶裕貴が名を連ねる。
Season2で新たに登場するのが木戸夢佳。千夏のミニバス時代の元チームメイトで、ひねくれた性格ながらバスケの才能に恵まれ、千夏も憧れる選手だったという人物だ。このキャストには声優・青山吉能が決定した。
青山は「相対するものが正しいと分かっていても、その眩しすぎる光に照らされる自分が、暗く惨めに映ってしまうこと。時に嫉妬や憎悪が自分を突き動かす原動力となること。こうした葛藤を何度も経験してきました。この想いを夢佳に託し、作品が持つ彩りの一助を担えることを心から光栄に思います」とコメントした。
ジャンプのラブコメは「さむわんへるつ」のみに、新旧交代の波
「アオのハコ」完結の2週前、6月29日発売のジャンプ同誌ではラブコメ「ひまてん!」も最終回を迎えていた。立て続けの完結で、ジャンプ誌内のラブコメは現在「さむわんへるつ」のみとなった。
「さむわんへるつ」は深夜ラジオという共通の趣味で繋がる男子高校生・ミメイと同級生の少女・くらげの青春ラジオラブコメディで、2025年42号でスタートした新鋭作品だ。 「次にくるマンガ大賞2026」の100作品にもノミネートされており、ジャンプの次世代を担う一本として注目される。
「アオのハコ」が残した1000万部という数字は、後継作品たちが越えるべき水準を示している。原作完結後もアニメSeason2が秋から始まり、最終単行本は年末に出揃う。大喜と千夏の物語は、形を変えながらもう少し続く。
[文/構成 by たかなし もか]





































































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