浜崎慎治監督の代表作とその経歴とは ”au三太郎”から映画『一度死んでみた』まで CM界のヒットメーカー

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浜崎慎治氏は、KDDI「au三太郎」シリーズなど数多くのヒットCMを手掛けた映像ディレクターだ。日本の広告界で評価の高い賞を多数受賞し、CM界を代表する一人として知られた。2020年には映画『一度死んでみた』で長編監督デビューを果たすなど、活動の場を広げていた。
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お茶の間に笑顔届けた「ヒットメーカー」
浜崎慎治氏は、コミカルで心温まる作風で知られるCMディレクターだった。誰もが口ずさめるフレーズや、親しみやすいキャラクターが登場する作品は、長年にわたりお茶の間の人気を集めた。特にKDDI「au三太郎」シリーズは、CM好感度ランキングで記録的な首位を維持し、その名を不動のものにした。
日本の広告界における主要な賞を毎年のように手に入れ、業界内外から高い評価を得ていた。その手腕はCMの枠を超え、映画監督としても新たな一歩を踏み出す。
建築学から映像の世界へ、異色の経歴
浜崎氏は1976年、鳥取県に生まれた。鳥取県立鳥取東高等学校を卒業後、埼玉大学工学部建設工学科で建築を学んだ。就職氷河期だった当時、スチールカメラマンをしていた兄の影響で広告業界に興味を持ったという。
大学卒業後は制作会社でのプロダクションマネージャーや自主映像制作を経て、2002年に大手CM制作会社ティー・ワイ・オー(TYO)に入社。映像ディレクターとしての道を歩み始めた。11年間の在籍を経て、2013年からはフリーランスとして活動(所属はワンダークラブ)。独立後、その才能は一気に開花することになった。
「三太郎」で不動の地位、映画監督にも挑戦
フリーランス転身後の浜崎氏の仕事で最も知られるのが、2015年から続くKDDI「au三太郎」シリーズだ。松田翔太、桐谷健太、濱田岳がそれぞれ桃太郎、浦島太郎、金太郎を演じるこのシリーズは、絶妙な掛け合いとユーモアで国民的な人気を獲得。CM総合研究所の調査でCM好感度ランキング9年連続1位(2015年度〜2023年度)という記録を打ち立てる原動力となった。
ほかにも、日野自動車「ヒノノニトン」や家庭教師のトライ「教えてトライさん」など、視聴者の記憶に残るCMを次々と世に送り出した。その功績は高く評価され、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSのグランプリやベストディレクター賞など、数々の栄誉に輝いた。
2020年には、広瀬すず主演のコメディ映画『一度死んでみた』で長編映画監督デビューを飾る。同作は脚本を手掛けた澤本嘉光氏とのタッグで、公開2週目に週末興行収入ランキング1位を記録した。2025年7月には吉沢亮主演の映画『ババンババンバンバンパイア』が公開されるなど、映像作家としてさらなる飛躍が期待された。
SNSでは驚きと落胆の声
突然の報道に、SNSでは驚きや落胆の声が広がった。X(旧Twitter)では「三太郎シリーズが大好きだったので残念」「作品に罪はないけれど、今後のCMはどうなるんだろう」といった投稿が見られた。長年にわたり親しまれてきた作品を手掛けてきただけに、ファンの動揺は大きい。
突然の逮捕、キャリアに影
CMや映画で順調にキャリアを重ねていた浜崎氏だったが、その活動に大きな影を落とす事態となった。捜査関係者によると、東京都世田谷区等々力の路上でポルシェを運転中にタクシーと衝突し、民家の外壁にも接触する事故を起こしたという。駆けつけた警察官による呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出されたため、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された。報道によれば、取り調べに対し「お酒を飲んで車を運転して事故を起こしたことに間違いありません」と容疑を認めている。
[文/構成 by さとう つづり]




























































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