Apple、iPhoneを日本で無予告値上げ 17は14万2800円に Watch・AirPodsも対象

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Appleが7月18日、日本でiPhoneやApple Watch、AirPodsの価格を予告なく一斉に引き上げた。主力の「iPhone 17」は12万9800円から14万2800円に、最安モデルの「iPhone 17e」も10万7800円となり、10万円を切る新品iPhoneはラインアップから消えた。iPhoneの値上げ幅は8000円から2万5000円で、同一モデルの価格改定は2022年7月以来、約4年ぶりとなる。メモリー半導体の価格高騰と円安が背景とみられる。
iPhone 17は14万2800円に、値上げ幅は最大2万5000円
Appleは7月18日、日本国内のオンラインストアでiPhone・Apple Watch・AirPodsの価格を一斉に引き上げた。事前の告知はなく、複数の報道によると18日中に店頭・オンラインとも新価格へ切り替わった。
値上げの中心はiPhoneだ。標準モデルの「iPhone 17」は256GBが12万9800円から14万2800円(1万3000円増)、512GBは16万4800円から17万7800円になった。上位モデルの「iPhone 17 Pro」は256GBが17万9800円から19万4800円(1万5000円増)、最上位の「iPhone 17 Pro Max」は256GBが19万4800円から21万4800円(2万円増)、2TBモデルは32万9800円から35万4800円と2万5000円上がった。薄型モデルの「iPhone Air」も256GBが15万9800円から17万7800円(1万8000円増)となった。
最安モデルの「iPhone 17e」も9万9800円から10万7800円(8000円増)に上がり、Appleのラインアップから10万円を切る新品iPhoneが姿を消した。旧モデルの「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」も値上げの対象になっている。
メモリー高騰と円安、4年ぶりの価格改定
今回の値上げについて、Appleは理由を公式には説明していない。日本経済新聞は、AI(人工知能)向け設備需要の急増でメモリー半導体の価格が昨秋から3倍になったことに加え、外国為替市場で1ドル=162円台まで進んだ円安(1年で10円以上の下落)が影響しているとみられると報じた。
Appleが日本で同一モデルの価格を引き上げるのは2022年7月以来、約4年ぶりとなる。今回の値上げは日本国内限定の措置で、主要市場である米国など海外ストアの価格は据え置かれたままだ。Appleは6月25日にもMacやiPadなど一部製品の価格をすでに引き上げていたが、その際iPhoneは対象外だった。値上げの波がiPhoneにも及んだことで、主力製品ラインの大半が新価格に切り替わった形になる。
Apple Watch・AirPodsも値上げ、最上位機種は据え置き
値上げはiPhoneだけにとどまらない。「Apple Watch Series 11」は6万4800円から7万1800円(7000円増)、「Apple Watch SE3」は3万7800円から4万1800円(4000円増)、上位モデルの「Apple Watch Ultra 3」は12万9800円から14万2800円(1万3000円増)となった。
イヤホンの「AirPods」シリーズも対象になった。ノイズキャンセリング非搭載の「AirPods 4」は2万3800円、ノイズキャンセリング搭載モデルは3万2800円に値上がりした。上位機種の「AirPods Pro 3」は4万2800円になった一方、最上位の「AirPods Max 2」は8万9800円のまま据え置かれている。
SNSでは驚きの声、中古スマホ市場にも波及
急な値上げにSNSでは戸惑いの声が広がった。ITmedia Mobileは、最安モデルのiPhone 17eが10万円を超えたことについて、「10万円以下の新品iPhoneは消滅しました」といった嘆きの声がSNSで相次いでいると伝えている。
中古スマホ市場への波及は、今回の値上げに先立ってすでに表れていた。ITmediaの報道によると、Appleが6月25日にMac・iPadを値上げした際、iPhoneは対象外だったにもかかわらず、中古スマホ買い取り事業者Belongの調べでは改定前後72時間の比較で販売台数が16%、平均購入単価が14%それぞれ上昇したという。iPhoneも近く値上げされると見越した消費者が、状態の良い比較的新しいモデルを値上げ前に買い求める「先回り需要」が背景にあるとBelongは分析している。今回、実際にiPhoneの値上げが決まったことで、同様の動きがさらに広がる可能性がある。
値上げの理由は非公表、買い替え時期の判断材料に
Appleは値上げの理由や今後の価格方針について、7月18日時点で公式なコメントを発表していない。今回の措置が日本市場限定である点や、iPhone 16など旧モデルも含めて値上げされている点から、単発のキャンペーンではなく構造的なコスト上昇への対応とみる報道が多い。
現時点で海外の価格は据え置かれたままだ。今後の円相場やメモリー価格の動向次第では、追加の改定や他市場への波及もありうる。買い替えを検討している消費者にとっては、値上げ後の新品価格と中古市場の動きを踏まえた判断が必要になりそうだ。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]





























































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