菰田陽生、骨折から復帰の一塁守備で山梨学院を準々決勝7回コールド勝ちに導く 来秋ドラフト候補の一撃

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山梨学院の菰田陽生(3年)が7月17日、山梨大会準々決勝の駿台甲府戦に一塁手として先発出場した。公式戦の守備につくのは、今春のセンバツで負った左手首骨折以来だった。4回に二塁打を放って好機をつくり、山梨学院は3回3点、4回4点を加えて7-0の7回コールド勝ち。ベスト4進出を決めた。
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骨折後初めての一塁守備、4回に効いた一打
7月17日、山日YBS球場。第108回全国高校野球選手権山梨大会準々決勝で、山梨学院は駿台甲府と対戦した。190センチを超える体格を誇る菰田は「4番・一塁」で先発した。今春センバツの長崎日大戦で左手首を骨折して以来、公式戦で一塁の守備につくのはこの日が初めてだった。
打っては4打数1安打。4回の第2打席で二塁打を放ち、後続の適時打につなげた。山梨学院はこの回に3本の適時打で4点を追加し、3回の適時三塁打などによる3点と合わせて計7点とした。投げては先発の渡部瑛太(2年)が5回2安打無失点、6回から木田倫大朗(3年)が2回を無失点でまとめ、7回コールドが成立した。
守備について菰田は「守備からの方が集中力も保っていけるし、体も動いた状態で打席にいける」と話し、打者に回ることについては「高校野球だなと感じます」と充実した表情を見せた。
一塁での交錯から骨折、そして復帰まで
菰田が左手首を骨折したのは3月22日、センバツ1回戦の長崎日大戦だった。5回、一塁の守備についていた菰田は打者走者と交錯して転倒。診断は左橈骨遠位端骨折で、手術を受けた。
握力は一時75キロから20キロ前後まで落ち込んだが、リハビリを重ねて60キロ台後半まで回復した。5月には予定を前倒しして投球練習を再開し、いきなり最速143km/hを計測。回復の順調さについて、吉田洸二監督はかつて「モノが違う。骨のくっつきがいいんです」と驚いていた。投手としては一足先に実戦復帰しており、この日の一塁守備でようやく投打全ポジションでの実戦復帰がそろった。
「来秋ドラフト1位候補」二刀流、次は準決勝へ
菰田は最速152km/hの直球を投げる右腕でありながら、打っては高校通算本塁打を量産してきた強打者でもある。投打両面の実力から、来秋のドラフト1位候補として名前が挙がる存在だ。
大きなけがを乗り越え、投打とも実戦の感覚を取り戻しつつある菰田。山梨学院は準決勝に駒を進め、夏の頂点への挑戦を続ける。
[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]






























































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