DOMOTO、東京ドーム通算70公演で単独アーティスト最多を更新 改名後初のドームツアーはセトリ全29曲

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DOMOTOが7月16日、東京ドームで改名後初のドームツアー「DOMOTO Concert 2026 ~Stay with me~」を開催し、東京ドーム通算70公演という記録を更新した。この数字は単独アーティストによる最多公演数。全29曲(本編25曲+アンコール4曲)を披露し、東京フィルハーモニー交響楽団とのスペシャルコラボレーションも実現した。
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東京ドーム70公演、単独アーティスト最多を達成
KinKi Kidsから改名したDOMOTO(堂本光一=光一、堂本剛=剛)が、東京ドームで新たな記録を樹立した。7月16日の公演が通算70回目となり、東京ドームでの単独アーティストによる最多公演数の記録を更新した。
この70公演は1998年のデビュー翌年から数え、約28年間かけて積み重ねてきたもの。同会場での総動員数は385万3000人に達する。光一は会見で「毎年のようにお誕生日をここで過ごしている感覚」と述べ、東京ドームへの特別な想いを語った。
改名後初となるドームツアー「DOMOTO Concert 2026 ~Stay with me~」は、7月15日、16日に東京ドーム、7月22日、23日に京セラドーム大阪で開催。4公演で20万人を動員した。15日、16日の東京公演では2日間で11万人が訪れた。
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改名という転機を経て迎えた、あたらしい景色
2024年12月31日、KinKi Kidsからの改名を発表した2人。改名は両人の共通の姓「堂本」をローマ字読みしたもので、2年間の慎重な思考の末の決断だった。剛は「本当にいろいろなことが起こる中で話し合いを重ねて、自分たちが出会った意味や今の状況をすべて優しく、愛情を持って受け止めた時に、DOMOTOという名前で新たな一歩を踏み出そうという話になった」と改名の経緯を明かした。
ただし改名は形式的な変更に過ぎず、両人にとって本質的には「地続き」の感覚という。光一は「あくまでも地続きで、2人でやるということに意味があると思っている。例年やってきた形の延長として捉えている」と述べ、過度な気負いを示さない。剛も「変わらないものは変わらないし、変えられないものは変えられない」とコメント。10代から積み重ねたキャリアへのリスペクトを貫く姿勢が見えた。
このドームツアーはSTARTO ENTERTAINMENTとのグループエージェント契約を終了する直前のタイミングで開催された。今後、光一は個人で同社との契約を継続し、グループ活動はDOMOTO自身がマネジメントを行う方針となる。また、7月16日のコンサートMC中には、KinKi Kids名義の集大成となるベストアルバム「39 Very much」がファミクラストア オンライン限定で7月21日にリリースされることが発表された。配信版は同日午前0時より各種サブスクリプションサービスにて提供される。
全29曲で紡いだ、これまでとこれから
16日の公演は、本編25曲にアンコール4曲を加えた全29曲の構成。代表曲から最新曲まで、DOMOTOの歩みを彩る楽曲を幅広く披露した。
セットリストは「愛のかたまり」で開幕。続いて「Kissからはじまるミステリー」「愛されるより 愛したい」「シュレーディンガー」と、ファンに親しみの深い代表曲が矢継ぎ早に登場。中盤では「またね」(48thシングル、改名後初シングル)を含む新曲を配置。「FRIENDS」「恋涙」「新しい時代」「The Story of Us」「Amazing Love」と、世代を超えて愛される楽曲が続く。後半には「薄荷キャンディー」「銀色 暗号」「雪白の月」などの深掘り曲も織り交ぜ、多角的なセットを実現した。
ラスト5曲は「Harmony of December」「これから始まる物語」で本編を締めくくり、アンコールで「硝子の少年」「雨のMelody」「全部だきしめて」「またね」を披露。最新曲「またね」で物語を完結させる流れは、改名を経た新たな段階を象徴していた。
ステージ構成は豪華そのもの。東京フィルハーモニー交響楽団68人がバンドメンバー17人、ダンサー16人と共演。総勢101人による編成で、音楽的な奥行きと舞台的な華やかさを両立させた。この大規模なオーケストラコラボレーションは、このツアーのためだけに実現した特別な演出だ。
新曲「またね」「これから始まる物語」が象徴する、DOMOTOの想い
改名後初のシングル「またね」は、光一が「意思表示」と呼ぶ重要な楽曲。作詞は堂本剛、作曲は堂本光一が担当した。光一は「新しいものを持ってきて『これがDOMOTOなんだ』と示すこともできたと思うが、逆に2人で歌って光ることってこういうことだよね、という意思表示をしたかった」と語った。
剛は「またね」について「1997年のCDデビュー当時の言葉『Stay with me』から着想を得ている。時を経た今のいろいろな気持ちを昇華してくれるというか、抱きしめてくれるような気がした」と述べ、過去と現在の橋渡しとなる楽曲としての役割を語った。
48thシングルには「またね」の他、「怖い 怖イ?」(作詞:光一、作曲:剛)「ニュー・アンティック」(作詞:剛、作曲:光一)「これから始まる物語」(作詞:光一、作曲:剛)が収録されている。各々が2曲ずつ作詞・作曲を手がけた4曲は、改名後の2人の心境と想いが詰まった記念碑的な作品だ。このツアーで披露された新曲は、すべてこの記念シングルから選ばれている。
ツアータイトル「Stay with me」に込めた、デビュー時の想い
ツアータイトル「DOMOTO Concert 2026 ~Stay with me~」は、剛から提案された言葉。光一は「誰がどう聞いても『硝子の少年』を感じるし、いろんな状況の中でも一緒にいてくれる人がいるという意味合いが込められている」と解釈した。
この言葉は、単に現在進行形の楽曲への参照ではない。「Stay with me」はKinKi Kidsがデビューした時点での”始まりの言葉”であり、28年間を経た今なお色褪せない想いの象徴だ。剛は「過ごした時間や想いというものは何が変わっても消えないし、色あせない」とその意義を説明した。このタイトルの選択は、過去を大切にしながら新たな未来へ踏み出す2人の姿勢を、端的に表現していた。
愛されるより、愛し続けたい
ファンとの関係性について、剛は「相思相愛」という言葉を選んだ。「自分たちはファンの皆さんから本当にたくさんのものをもらっている。一方的にこちらから何かを届けているわけではなく、皆さんからもたくさんいただいているから、自分たちも続けていける」と述べ、相互扶助的な構造を重視した。
光一は感謝の想いについて「年齢や経験を重ねることで、ファンに対する想いが増えていると感じている。その想いが増えていくこと自体が幸せなことだと思っている」とコメント。ステージの上で直接ファンとつながることを、何より大切にしている様子が窺える。
このドームツアーはファンへの感謝と、これからも変わらず音楽を届け続けたいという想いが込められたものだと、公式は説明している。改名という転機を経た今だからこそ、その感謝の強度はいっそう深まっているのだろう。
KinKi Kidsの歴史から、DOMOTOの新章へ
16日の公演終了後、光一は「本当に多くのみなさんのお力と、こうして何年もずっと長く愛してくださるみなさんのおかげでこうして立つことができている。これからの物語をまた1ページずつ増やしていきたい」と呼びかけた。剛も「新しいステージでみなさんと一緒に楽しんで過ごせたことを幸せに思っています」とコメント。同時に「きょうもたくさんの笑顔をありがとうございました」と、その場に集ったファンへの感謝を忘れなかった。
東京ドーム70公演の更新は、一時代の終わりであると同時に、新たな時代の始まりでもある。KinKi Kidsという名で積み上げた28年間の基盤の上に、DOMOTOという名で描かれていく新しい景色。次の公演は7月22日、23日の京セラドーム大阪。DOMOTOの活動は、ここから本格化していく。
[文/構成 by たかなし もか]




























































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