MEDIA DOGS

張本美和、キム・クムヨンに4-0でアジア大会メダル確定 早田ひなも朱雨玲に勝利、27日準決勝で張本は王曼昱、早田は孫穎莎と対戦

張本美和、キム・クムヨンに4-0でアジア大会メダル確定 早田ひなも朱雨玲に勝利、27日準決勝で張本は王曼昱、早田は孫穎莎と対戦

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

アジア大会卓球の女子シングルス準々決勝が26日にあり、張本美和がキム・クムヨン(北朝鮮)に、早田ひなが朱雨玲(マカオ)にいずれも4-0で勝った。3位決定戦がないため、2人ともメダルが確定。27日の準決勝では張本が世界1位の王曼昱、早田が同2位の孫穎莎と、団体決勝で敗れた中国勢に再び挑む。

↓ 詳細が気になる方は、このまま下へ ↓

張本はストレート勝ち、早田も世界8位を完封

準決勝は27日午後に行われ、卓球王国の報道では開始予定は13時30分。日本卓球協会の日程によると、決勝は同日19時からのセッションに組まれている。日本勢2人がともに勝てば、決勝は日本人同士の対戦となる。

関連記事:張本美和、アジア大会で王曼昱に1-4で敗れ銅メダル 「完敗だったかなと思った」と振り返る

会場は愛知県豊田市のスカイホール豊田。世界ランキング3位の張本美和(18)=木下グループ=は、同164位のキム・クムヨン(北朝鮮)を11-7、12-10、11-8、11-7で退けた。第2ゲームこそデュースにもつれたが、1ゲームも落とさずに4強入りを決める。

ランキングだけを見れば大差の相手だった。だが、キム・クムヨンは2024年パリ五輪の混合ダブルスで銀メダルを取った25歳の左腕で、ボールに変化をつける粒高ラバーを使う。今大会も2回戦で世界28位のチェン・イーチン(台湾)を4-3で破るなど、格上を倒して勝ち上がってきた。張本にとってはこれまで1勝2敗と負け越していた相手で、今回の勝利で対戦成績を2勝2敗の五分に戻した。

世界6位の早田ひな(26)=日本生命=は、同8位で元世界1位の朱雨玲(マカオ)と対戦。11-5で第1ゲームを取ると、第2ゲームと第4ゲームは12-10の接戦を拾い、こちらもストレートで準決勝に進んだ。

アジア大会の卓球は3位決定戦を行わない。準決勝で敗れた2人がそろって銅メダルとなる仕組みで、4強入りした時点で2人のメダルが決まった。早田は3年前の杭州大会で銀メダルを手にしており、2大会連続のシングルスでのメダルとなる。

サーブを組み替えた張本、「心の成長」を口にした早田

「一番はサーブの部分」。張本は試合後、勝因をそう説明した。東スポWEBによると、過去に勝ったときとは違うサーブの組み立てを選び、それを最後まで貫き通せたという。前夜は「結構ちゃんと寝れた」と明かし、体の状態の良さも口にしている。

データの少ないサウスポーを相手に、序盤から力強いバックハンドで主導権を握った。卓球王国は、相手の変化に柔軟に対応した張本の内容を「ほぼ完璧」と評している。

早田の受け止め方は少し違う。「まさか4―0で勝つことができるとは思っていなかった」と驚きを隠さず、最後までラケットを振り切れたことについて「自分の心の部分が成長したなと思う」と語った。

朱雨玲は前回大会の時点では現役に復帰していなかった。早田はその点に触れ、今大会はシングルスのレベル自体が上がっていると話したうえで、「後悔のない試合ができたら十分」という気持ちで臨んだと明かしている。

2人は同じ日に組んだ女子ダブルスでも中国ペアを3-0で破り、準決勝に進んだ。シングルスとダブルスの2種目で、メダルが確定した計算だ。

準決勝は団体決勝のリベンジマッチ

27日の相手は、どちらも因縁の相手になる。24日の女子団体決勝で日本は中国に0-3で敗れ、2大会連続の銀メダルに終わった。その試合で張本は王曼昱にフルゲームの末2-3で屈し、早田は孫穎莎に1-3で敗れている。

張本と王曼昱の再戦は、勝負がどちらに転んでもおかしくない一戦になる。王曼昱は準々決勝で韓国のエース、申裕斌(シン・ユビン)を下して勝ち上がった。団体戦で張本と対戦した後、王曼昱は「レベルは世界トップクラス」と張本を認めている。

同じ大会で同じ相手と2度戦う経験は、張本にとって多くない。「相手も準備してくると思うので、前回のイメージで入らないようにしたい」と話し、準備を重ねつつも前回の内容に気を取られすぎないよう意識する考えを示した。

早田と孫穎莎の関係はより厳しい。スポーツ報知によると、団体決勝の前まで早田は孫穎莎に0勝19敗で、3年前の杭州大会の女子シングルス決勝でも敗れている。

それでも、早田の言葉に気負いはなかった。

「大きい舞台で世界ランク1、2位レベルの選手と対戦できることはなかなかない」。そう前置きしたうえで、準備しすぎるとかえってやりにくくなるとして、フラットな状態で全力を出す考えを示している。

日本勢の決勝進出なら日本人対決に

準決勝の組み合わせは、2試合とも日本対中国。張本、早田の両方が勝てば、決勝は日本人同士の対戦となり、日本の女子選手による金メダルが決まる。

一方の男子シングルスでは、兄の張本智和が準々決勝で世界344位のイラン選手にフルゲームで敗れ、松島輝空も準々決勝で中国選手に敗れて、日本勢はメダルを逃した。男子団体で60年ぶりの金メダルをつかんだ日本卓球にとって、女子シングルスでのメダルの色は大会終盤の大きな焦点になる。

関連記事:張本智和、アジア大会シングルス準々決勝で敗退 世界344位アラミヤンに3-4、1-3から追いつくもメダル逃す

世界ランクで見れば、張本は3位で王曼昱は1位、早田は6位で孫穎莎は2位。どちらも格上への挑戦だ。団体決勝から中2日で迎える再戦。27日午後、スカイホール豊田で2つのリベンジマッチが始まる。

[文/構成 by スポーツライター TAKU]

寄稿者

TAKU
ボールを使う競技なら何でも観ます、TAKUです。学生時代はずっとバスケ部、いまは週末にフットサル。スポーツを中心に書くWebライターになって5年です。Bリーグ、バレーボール、ラグビー、テニスを中心に、野球やサッカーも書きます。試合の流れが変わった瞬間を、スコアと一緒に伝えるのが得意です。

コメントはこちら

*
*
* (公開されません)

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ライフハック/実用

More

グルメ

More

エンタメ

More

社会/ニュース

More

旅行/スポット

More

ファッション/ビューティー

ファンケル「マイルドクレンジングオイル ブラック&スムース」は実際どう?真っ黒なオイルの使い心地や洗い上がり、口コミをレビュー

ファンケル「マイルドクレンジングオイル ブラック&スムース」は実際どう?真っ黒な...

ファンケルの毛穴ケア向けクレンジング「マイルドクレンジング オイル<ブラック&スムース>」をレビュー。炭と吸着泥配合の真っ黒なオイルの色やテクスチャー、流したあとの肌の感じ、120mL・約60回分の量とコスパまで写真付きで紹介。
More
Return Top