the telephonesドラム松本誠治が脱退を発表 理由は「価値観のズレ」と「役割の区切り」現体制ラストは残り3本

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ロックバンドthe telephonesのドラム松本誠治が脱退する。公式サイトが7月8日に発表し、翌9日には本人もXで報告した。今後は石毛輝と岡本伸明の2人体制で活動を続ける。現在の3人での最後のライブは残り3本となる。
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20周年を終えた直後、ドラムの松本誠治が脱退を発表
ロックバンドthe telephonesのドラム、松本誠治が脱退する。バンドの公式サイトが7月8日に更新され、脱退が明らかになった。翌9日には本人もXで改めて報告し、投稿の閲覧数は120万を超えた。
脱退後は、石毛輝(ボーカル・ギター)と岡本伸明(シンセ)の2人体制で活動を続ける。現在の3人でのライブは、7月22日の埼玉公演、8月30日の東京公演、そして9月6日に愛知で開かれる音楽フェス「TREASURE05X 2026」の3本を残すのみとなった。9月6日が3人体制での最後のステージだ。
公式サイトはこう伝えた。「この度、ドラムの松本誠治がthe telephonesを脱退することとなりました」。2005年の結成から20年以上、ドラマーとしてバンドを支え続けた松本を「私たちにとって大切なメンバーであり、かけがえのない友人でもあります」と記した。
松本が明かした3つの脱退理由「役割の区切りを感じた」
松本は公式サイトのコメントで、脱退の経緯を自分の言葉で説明した。まず切り出したのは謝罪だった。「本当にすみません。突然のお知らせ、そしてその内容が脱退というご報告になってしまったこと」。
理由として松本が挙げたのは3つ。バンド活動への考え方や価値観が少しずつ自分と離れていくと感じたこと。今のバンドの状況を考えたとき、自分の役割にひと区切りついたと感じたこと。そしてこの先、バンドの中で自分が果たせる役割や必要性を、自分自身で見出せなくなったこと。「今回の決断に至った大きな理由です」とつづった。
タイミングにも触れている。「20周年という節目を終えた直後の急なタイミングですが、the telephonesのメンバーやチームに脱退の意思を伝えました」。そのうえで「本当に自分本位なことで本当に申し訳ありません」と、謝罪を繰り返した。
心残りも隠さなかった。ファンときちんと別れる場を用意できなかったことだ。「皆さんへちゃんと感謝とお別れをする企画を作れなかったことだけが本当に心残りです」。それでも残る3本については「史上最高の時間を届けます」と前を向いた。
the telephonesは2005年に埼玉・北浦和で結成された。ダンスロックを軸にフェスシーンで人気を集め、2009年にアルバム「DANCE FLOOR MONSTERS」でメジャーデビュー。バンドを象徴する言葉は「DISCO」だ。2023年にはベースの長島涼平が脱退しており、以降は3人で活動してきた。今回の松本の脱退で、結成メンバーがまた1人バンドを離れる。
石毛「解散も覚悟した」ノブの言葉で継続を決意
残る2人もコメントを寄せた。
石毛輝は、20周年イヤーが終わったばかりのタイミングでの発表を詫びつつ、結成当時の思い出を明かした。松本の家に勝手に入り浸って1週間ほど泊まっていたこと。初めてSUMMER SONICに出た際、松本が機材をスタジオに忘れて怒られたこと。数々の記憶を並べたうえで、石毛はこう締めくくった。「最終的に『the telephones でドラムを叩いてくれてありがとう』の一言に尽きます。マジありがとう」。
バンドを続ける決断の裏側も語っている。松本が離れたいと伝えたとき、石毛は一度バンドの終わりを覚悟した。それでも岡本の「続けるべきだ」という言葉に背中を押されたという。「今は自分も強く『続けたい』と思っています」。何度目かの逆境を、乗り越える情熱があると記した。
岡本伸明は松本の決断を前向きなものと受け止めた。「寂しさはもちろんありますが、誠治くんの決断はお互いの未来を考えたうえでの前向きなものです」。松本の今後を願い、「健康に生きてほしいです」と気遣った。そして「これからも変わらずワクワクするthe telephonesを届けていきます」と続けた。
SNSでは惜別と感謝、そして”20周年”をめぐる声
発表が広がると、Xには長年のファンからの反応が相次いだ。
あるユーザーは「せいじ テレフォンズ脱退するのか。涼平に続きリズム隊が脱退してしまった」と書き込んだ。ベースとドラムが相次いで抜けたことへの感慨だ。別のユーザーは「telephonesもメンバー脱退か。10年前くらいフェスに通いまくってた頃からいるバンドがどんどん形変わっていってしまってて寂しいわ」と、往年のフェス通いを思い出しながらつづった。
松本本人の投稿への返信も温かいものが目立った。「脱退は寂しいですが、最後まで感謝と前向きな言葉で伝えてくれるのが松本さんらしいですね」「ファンへの誠実さが伝わります」。報告のあり方そのものを評価する声だ。
一方で、他バンドと重ねる見方も広がった。「telephonesもそうだし、フジファブリックもそうだし、9mmもユニゾンもみんな20周年を迎えて脱退したり活休したり」。節目のタイミングでメンバーが動くバンドが続いていることへの、率直な戸惑いだった。
「せいじくん脱退かぁ。寂しいな。。。でも、telephones続けてくれるのは本当にありがたい」。喪失感と、活動継続への安堵。この両方がSNSの反応を貫いていた。
9月6日が3人でのラスト、その先の”2人のtelephones”へ
現体制での活動は、9月6日の「TREASURE05X 2026」で幕を閉じる。それまでに埼玉、東京と続く3本のライブが、松本を含む3人の最後の時間となる。
松本は残るステージへの意気込みを繰り返し記した。「見に来てくださる方、最後まで一緒に楽しみましょう」。バンドの未来についても「the telephonesはまだまだ終わりません」とつづり、石毛と岡本による新しい活動に期待を寄せた。
石毛と岡本の2人は、脱退発表と並行して次の体制の準備を進めている。松本の言葉を借りれば「もっとDISCOなthe telephones」だ。ダンスロックを掲げてきたバンドが、2人でどんな音を鳴らすのか。まずは9月6日、3人での最後の一日に注目が集まる。
[文/構成 by さとう つづり]



































































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