ドバイワールドカップ2026はどうなる?日本馬が続々遠征回避 フォーエバーヤングは現地調整続行

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中東情勢の悪化を受け、3月28日のドバイワールドカップデーに出走予定だった日本馬の遠征回避が相次いでいる。ウィルソンテソーロやダノンデサイルなど、多くの有力馬が次々と国内レースへ目標を切り替えた。一方、サウジカップから転戦し現地滞在中のフォーエバーヤングは、予定通り出走に向けて調整を続ける。
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中東情勢緊迫で日本馬のドバイ遠征中止が続出
3月28日にUAEのメイダン競馬場で開催されるドバイワールドカップデー。米国とイスラエルによるイラン攻撃など中東情勢の悪化を受け、日本馬の遠征回避が相次ぐ事態となった。
ドバイワールドカップに出走予定だったウィルソンテソーロ(7)=高木登=やディクテオン(8)=荒山勝徳=、ドバイシーマクラシックを予定していたダノンデサイル(5)=安田翔伍=などが遠征を取りやめた。輸送や安全確保の見通しが立たないことが主な理由だ。
JRAも安全面や発売態勢の担保が困難として、今年の馬券発売を見送る異例の対応をとる。
サウジから転戦のフォーエバーヤングは出走へ
遠征中止が相次ぐ中、すでに現地入りしている馬もいる。
2月のサウジカップを連覇したフォーエバーヤング(5)=矢作芳人=は、そのままドバイへ移動し調整を続ける。同馬は昨年のドバイワールドカップで3着に敗れており、雪辱を期す舞台だ。
同じく矢作厩舎のアメリカンステージ(4)=矢作芳人=も、現地でドバイゴールデンシャヒーンに向けて調整を進める。日本からの追加遠征が絶望的となる中、現地滞在組の動向に視線が注がれる。
矢作調教師「マスコミ報道との距離感に困惑」
現地で調整を続ける陣営は、冷静に状況を見極めている。矢作芳人調教師はスポーツ報知などの取材に対し、現地スタッフと毎日連絡を取り合っていると説明した。
「生活圏や競馬場周辺で危険を感じたことはなく、人々は通常通り生活している」。現地の様子をそう明かす。
日本の報道とのギャップに困惑しつつも、「予定のレースがある以上、やれることをやっていくだけ」とプロとしての姿勢を示した。人馬の安全を最優先としながらも、目の前の大一番に向けて歩みを止めない。
回避馬の転戦で国内G1が空前の豪華メンバーに
ドバイ遠征を見送った実力馬たちの動向が、国内の競馬シーンに大きな影響を与えている。
ダノンデサイルは4月5日の大阪杯へ向かう。マスカレードボール(4)=手塚貴久=も当初は大阪杯を目指していたが、左後肢の不安から回避し、香港のクイーンエリザベス2世カップへ予備登録が行われた。
ウィルソンテソーロやミッキーファイト(5)=田中博康=は、5月のかしわ記念を新たな目標に据えた。ウインカーネリアン(9)=鹿戸雄一=は高松宮記念へ参戦する。
海外の大舞台を目指した強豪たちが国内に留まることで、春のG1戦線はかつてないハイレベルな激戦が予想される。
異例の状況下で開催される世界最高峰の舞台
今年のドバイワールドカップデーは、例年とは全く異なる緊張感の中で行われる。日本からの大規模な遠征は叶わなかったが、現地で調整を続けるフォーエバーヤングには大きな期待が寄せられる。
人馬の安全が最優先される中、世界最高峰のダート決戦がどのような結末を迎えるのか。レースの行方とともに、中東情勢の推移から目が離せない状況が続く。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]
























































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