井口資仁氏、侍ジャパン次期監督で大筋合意と日刊スポーツ報道 就任はいつから、初陣は11月

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侍ジャパンの次期監督に、元ロッテ監督の井口資仁氏(51)が就任する方向で大筋合意に達したと17日、日刊スポーツが報じた。5月末に契約満了で退任した井端弘和前監督の後任で、今月中にも正式発表される見通しだ。初陣は11月のアジアプロ野球チャンピオンシップとなる。ただしNPBは17日時点で「選考の途中」との立場を崩していない。
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井口資仁氏で大筋合意、正式発表は今月中にも
野球日本代表「侍ジャパン」の次期監督に、元千葉ロッテマリーンズ監督の井口資仁氏(51)が就任する方向で大筋合意に達したことが17日、分かった。日刊スポーツが報じ、スポーツ報知や東京スポーツ、スポーツニッポンなど他媒体も追随している。
井口氏は、5月末に契約満了で退任した井端弘和前監督の後任にあたる。就任が固まれば、11月に予定される第3回アジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)が指揮官としての初陣だ。正式な発表は、早ければ今月中にもあるという。
一方で、正式な就任発表はまだない。NPB(日本野球機構)は17日の取材に対し「侍ジャパンの次期監督人事につきましては、現在選考の途中であり、現段階ではコメントは差し控えます。正式に決まり次第、速やかに公表いたします」とコメントした。あくまで複数媒体による報道段階で、選考が完全に固まったとは言い切れない。
WBCベスト8敗退で退任、後任探しの3条件
交代の背景には、今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での結果がある。侍ジャパンは3月15日の準々決勝でベネズエラ代表に5-8で敗れ、ベスト8で大会を終えている。世界一を果たした前回2023年大会と比べ、今大会は過去最低クラスの成績だ。
井端前監督は2023年に就任し、就任後最初の国際大会となった同年11月のアジアプロ野球チャンピオンシップで優勝を果たしていた。それでもWBCの結果を受け「勝たせることができなかったのは私の責任です」と語る。4月20日には契約満了に伴う退任がNPBエンタープライズから発表され、実際の契約満了は5月末だった。
後任選びで、NPBは監督の条件として「メジャーリーグ(MLB)経験があること」「国際大会の経験があること」「データに強いこと」の3点を重視してきたという。当初は10月ごろの発表が見込まれていたが、選考は前倒しで進んだ。
井口氏「興味はある」、指導者としての実績
井口氏本人は、次期監督の有力候補として名前が挙がっていた6月14日、東京都内のイベントの取材に応じている。「まだ何も連絡はきていない」としたうえで「もしオファーがあれば、責任の重い仕事ではあるが興味はある」と語った。
現役時代の実績は申し分ない。1996年のアトランタ五輪には青山学院大学4年時に日本代表として出場し、決勝でキューバに敗れて銀メダルに終わった。プロ入り後はダイエー(現ソフトバンク)で1999年、2003年に日本一を経験する。2005年にホワイトソックスへ移籍した初年度にワールドシリーズを制覇し、2008年にはフィリーズでも世界一のリングを手にした。シーズン途中の加入でポストシーズンの出場資格はなかったものの、優勝メンバーの一員として名を連ねている。移籍先の千葉ロッテでも2010年に日本一を経験しており、ダイエーとロッテで日本一3度、MLBで世界一2度という実績の持ち主だ。
指導者としては2018年から2022年まで5年間、千葉ロッテの監督を務めた。通算成績は324勝338敗。就任当初こそBクラスが続いたが、2020年、2021年は2年連続で2位に浮上し、Aクラス入りを果たす。この間、佐々木朗希(現ドジャース)や藤原恭大らを積極的に起用し、データを駆使した戦略でチームを支えた。
実現すれば初のメジャー経験監督、APBCとは
実現すれば、井口氏はメジャー経験者として初めて侍ジャパンの指揮官に就任することになる。歴代の侍ジャパン監督は小久保裕紀氏、稲葉篤紀氏、栗山英樹氏、井端弘和氏といずれもNPBでの実績を主体とする顔ぶれで、MLBでのプレー経験を持つ監督はこれまで例がない。NPBが重視した「MLB経験」の条件に、井口氏はまさに合致する人選だ。
初陣となる見通しのAPBCは、NPBと韓国野球委員会(KBO)、中華職業棒球大聯盟(CPBL)、オーストラリア野球連盟が主催する国際大会で、若手選手の育成を主な目的としている。2017年の第1回大会、2023年の第2回大会はいずれも侍ジャパンが優勝しており、2026年秋に予定される第3回大会でも連覇がかかる。
来年のプレミア12、2028年ロス五輪へ
APBCを皮切りに、侍ジャパンが向かう先は来年11月のプレミア12、そして2028年のロサンゼルス五輪だ。ロス五輪では大谷翔平ら海外組の主力とともに金メダル獲得を目指す構想が報じられている。ただし、大リーグ選手の五輪参加をめぐる調整は今後の課題で、主力全員の参加が確約されているわけではない。
現時点ではあくまで大筋合意の段階だ。NPBは正式発表を「決まり次第、速やかに」行うとの立場にとどめている。井口新体制がいつ、どのような陣容で船出するのか。今月中に見込まれる正式発表を待ちたい。
[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]































































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