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LINE「広告データ設定」オフ手順まとめ 9か月間”デフォルトオン”のオプトアウト運用に「怖すぎ」の声も ”広告に使われない情報”を公式情報で整理

LINE「広告データ設定」オフ手順まとめ 9か月間”デフォルトオン”のオプトアウト運用に「怖すぎ」の声も ”広告に使われない情報”を公式情報で整理

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LINEを運営するLYコーポレーションが2025年8月19日に追加した広告パーソナライズ機能「広告表示に利用するデータの設定」が、追加から約9か月にわたりオプトアウト方式(=ユーザーが操作しない限りオンの状態が維持される方式)で運用されていたことが2026年5月下旬にXで話題となった。

SNSでは「怖すぎ」「デフォルトでオンにするな」といった声が拡散し、設定変更を促す投稿が相次いだ。一方でLYコーポレーションは「一般のトーク内容は広告に使わない」「個人の特定はしない」「機微情報の推測・分類はしない」と公式に明言している。

本記事では話題となった経緯、公式の説明、オフ手順を整理する。

↓ 詳細が気になる方は、このまま下へ ↓

9か月デフォルトオンが発覚、Xでトレンド入り

LYコーポレーションが運営するメッセージアプリ「LINE」の広告設定をめぐり、2026年5月下旬にXで話題が急増した。「設定を確認したら全部オンになっていた」「怖すぎ」「デフォルトでオンにするな」——そんな投稿がXやThreads、Instagramで相次ぐ。

「LINE 広告設定」「広告表示に利用するデータ」などの関連ワードはYahoo!リアルタイム検索でも急上昇し、Xでは「LINEの広告設定、見直してる?」を起点とする注意喚起テンプレが大量にリポストされた。Threads・Instagram・TikTokにも飛び火し、注意喚起の波が全国に広がっている。

問題となったのは2025年8月19日、LYコーポレーションが追加した「広告表示に利用するデータの設定」だ。全項目がデフォルトオンのオプトアウト方式で提供されており、ユーザーが自ら気づいてオフに切り替えない限り、約9か月にわたって利用履歴が広告目的に使われ続ける状態になっていた。機能追加時の通知は目立たず、設定画面は「設定 → プライバシー管理 → 広告の設定 → 広告表示に利用するデータの設定」と、ホームから4タップした先に位置する。

約9か月という期間の長さが、ユーザーの驚きの一因となった。

スタンプ購入履歴から職業・学歴まで推測する仕組み

この機能は3つの柱で成り立つ。「広告トピック」はユーザーの興味・関心のカテゴリ別に広告の表示頻度を調整するもの。「属性情報」は職業・最終学歴・子供の有無といった個人属性を広告配信に利用するかを選ぶ項目だ。「行動履歴」はLINE内のサービス利用履歴を広告に活用するかを制御する——3項目すべて、デフォルトオン。

LYコーポレーションが公式ページで示す具体例がある。「サッカーチームのLINE公式アカウントを友だちにしているユーザーをスポーツに関心があると機械的に推定する」。つまり、スタンプの購入履歴、クリックした広告、友だち追加したLINE公式アカウントなどのデータを処理し、職業・学歴・家族構成のラベルを統計的に割り当てる仕組みだ。日常的なアプリ操作が、バックエンドで属性ラベルの材料になる。

設定には前述の3項目に加え、もう2つある。Cookieや広告識別子を使って外部ウェブサイトの行動履歴をLINEアカウントに関連づける「ウェブ行動履歴を利用した追跡型広告の受信」と、「LINE内部識別子を利用した追跡型広告の受信」だ。これらも同様にデフォルトオンで提供されており、気づかなければオンのままになる。

5項目すべてのオフ手順は本記事末尾でまとめる。

「会話は読まない」公式の説明と、残るユーザーの懸念

LYコーポレーションは公式ページで3点を明確にする。友人や家族との一般のトーク内容は広告目的に一切利用しない。個人の特定も実施しないとする。健康状態・政治的信条・宗教などの機微情報の推測・分類も対象外だ。「ユーザー一人ひとりの利便性向上に努めながら、プライバシーに十分配慮する」という姿勢を強調している。

一方で、ユーザーからは懸念の声も上がっている。公式ガイドは「設定できる項目は今後変更される可能性があります。設定内容が初期化される場合があります」と明記しており、「一度オフにしても、アップデートでリセットされる可能性がある」「一度やれば終わりではない」という不安を示す投稿が見られた。

また、設定をオフにしても興味・関心や属性に基づかない一般的な広告は引き続き表示される。”広告ゼロ”にはならない。この点が誤解を招きやすく、「意味がないのか」という声も出た。

「怖すぎ」「デフォルトでオンにするな」SNSの反応

SNSの反応は批判と感謝の2つに分かれた。批判側では「重要なプライバシーに関わる設定を最初からオンにするのは不誠実だ」「設定画面の奥深くに置いてデフォルトオンにしておくやり方がおかしい」の声が多い。スタンプ購入や広告クリックといった日常的な操作から、学歴や家族構成のラベルが推定されることに対し、「不気味」「気持ち悪い」と感じるユーザーの声も見られた。

感謝の声も相次ぐ。「注意喚起の投稿がなければ気づかなかった」という反応が続き、設定変更の手順をシェアする投稿が拡散した。今回広く知られるようになった起点は、ユーザー発信の注意喚起だった。

なぜ9か月も見過ごされたのか。機能追加時に全ユーザーへ目立つかたちでの通知はなく、機能追加時に全ユーザーへ目立つかたちでの通知はなく、設定は深い階層に置かれていた点が、ユーザーの戸惑いにつながっている。SNSの一部投稿では「以前の友だち自動追加問題のときから企業姿勢が変わっていない」とする批判も見られた。

推定された属性ラベルが本人と微妙にズレている事例も報告されており、「確かに大卒だけど『大学、専門学校卒』になってた」「合っていても怖いし、ズレていても気持ち悪い」といった反応がSNSに投稿された。ラベルがズレている事実は、逆に「会話内容を読み取られているわけではない」ことを示しているとも読める。

今すぐできる、設定オフの全手順

Xでは「1分くらいで見直せる」という投稿が拡散しているが、広告トピックのサブカテゴリまで丁寧にオフにすると数分かかる。アプリは最新バージョンにアップデートしたうえで操作する。

基本3項目のオフ

1. LINEアプリを開き、ホーム右上の歯車アイコン(設定)をタップ
2. 「プライバシー管理」→「広告の設定」へ進む
3. 「広告表示に利用するデータの設定」をタップ
4. 「広告トピック」を開き、各カテゴリをすべてオフにする
5. 「属性情報」を開き、表示されている項目をすべてオフにする
6. 「行動履歴」を開き、各項目をすべてオフにする

追跡型広告2項目のオフ(同じ「広告の設定」画面から操作)

7. 「ウェブ行動履歴を利用した追跡型広告の受信」をオフにする
8. 「LINE内部識別子を利用した追跡型広告の受信」をオフにする

この8ステップを踏めば、LINEの広告パーソナライズ設定を網羅的に止められる。

なお設定変更後、反映まで時間がかかる場合があるとLYコーポレーションは説明する。仕様変更に伴うリセットの可能性もあるため、定期的に設定を確認する習慣が求められる。

設定のオン・オフは個人の判断による。「興味に合った広告のほうが便利」というユーザーもいれば、「広告利用を最小化したい」というユーザーもいる。公式情報を確認したうえで、自分に合った選択をすることが望ましい。

さらに詳しく知りたい人へ:公式情報リンク集

用途公式URL
機能追加のお知らせ(2025年8月19日付)https://guide.line.me/ja/update/0012.html
属性によるサービスの最適化についてhttps://terms.line.me/line_rules_optimize
プライバシー管理設定の確認方法https://guide.line.me/ja/features-and-columns/privacy-day.html
LINEヤフー プライバシーセンターhttps://privacy.lycorp.co.jp/ja/setting/
LINEヤフー プライバシーポリシーhttps://www.lycorp.co.jp/ja/company/privacypolicy/

一次情報を確認したい人は、上記の公式ページも参考にしてほしい。

[文/構成 by さとう つづり]

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