i☆Ris、2027年末での活動終了を発表 山北早紀・芹澤優・茜屋日海夏・若井友希・久保田未夢の5人、15周年の節目

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声優アイドルユニットのi☆Ris(アイリス)が2026年10月11日、2027年末をもって活動を終了すると公式サイトで発表した。結成15周年の節目に合わせた決断で、昨年からメンバー全員とスタッフで話し合いを重ねてきたという。山北早紀、芹澤優、茜屋日海夏、若井友希、久保田未夢の5人はそれぞれコメントを出し、残る1年あまりを走り抜ける思いをつづった。
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公式サイトで「2027年末をもって活動終了」と発表
発表は10月11日付で、i☆Risの公式サイトに「i☆Risから皆様へ大切なお知らせ」として掲載された。ライブのステージ上ではなく、スタッフ一同の名義による文書での告知だった。
文面は「この度、i☆Risは2027年末をもって活動を終了させていただくこととなりました」と伝え、「突然の発表となってしまったことを心よりお詫び申し上げます」とファンにわびている。表現は「解散」ではなく「活動終了」。終了の時期は「2027年末」とだけ示され、具体的な日付や最後の公演の詳細は、10月12日時点で発表されていない。
理由について、スタッフ一同は「2022年に10周年を迎え、i☆Risのグループの在り方やメンバー個人の将来を考える中で、昨年からメンバー全員とスタッフで話し合いを重ねてまいりました」と説明した。そのうえで「15周年という節目でもある2027年末」を区切りに選んだという。文書は「最後までi☆Risらしく、走り抜けてまいります」とつづり、最後に5人の名前を挙げて応援を呼びかけた。
「15周年」と「5人」の数え方
i☆Risはエイベックス・グループと81プロデュースのダブルマネジメントで活動するユニットだ。2012年7月、両社が共催した「アニソン・ヴォーカルオーディション」の合格者で結成され、同年11月7日にアニメ「バトルスピリッツ ソードアイズ」のエンディングテーマ「Color」でCDデビューした。
結成から数えると2027年7月、デビューから数えると同年11月に15年を迎える。グループは毎年11月前後にデビュー日を基準にした周年ライブを開いており、2026年11月3日の公演は「14th Anniversary Live」と銘打たれている。2027年末は、デビュー15周年の年の終わりに当たる。
結成時のメンバーは6人だった。オリジナルメンバーの澁谷梓希が2021年3月に卒業し、同月28日にパシフィコ横浜国立大ホールで6人体制のラストライブを開いている。以降は山北、芹澤、茜屋、若井、久保田の5人で活動してきた。
「プリパラ」から横浜アリーナまで グループの歩み
転機は2014年7月に始まったテレビアニメ「プリパラ」だった。メンバー全員が主要キャストとして出演し、オープニングテーマの大半も担当した。公式プロフィールは、i☆Risを声優とアイドルの活動を両立する「ハイブリッドユニット」と紹介している。
2016年3月には「第十回声優アワード」で歌唱賞を受賞。同年11月、4周年記念ライブを東京・日本武道館で開いた。その後もアニメ「賢者の孫」のオープニング「アルティメット☆MAGIC」、「手品先輩」のオープニング「FANTASTIC ILLUSION」など、タイアップ曲を重ねる。最近ではテレビアニメ「炎の闘球女 ドッジ弾子」のエンディングテーマ「Welcome to あざとさワールド」も手がけている。
10周年の前後で、活動の規模は一段と大きくなる。2024年には劇場版アニメ「i☆Ris the Movie – Full Energy!! -」とドキュメンタリー映画「Live & Documentary Movie i☆Ris on STAGE」が公開され、同年8月の「Animelo Summer Live 2024」ではDAY1のトリを務めた。同年11月にはぴあアリーナMMで、グループ史上最大規模のワンマンライブを成功させている。
| 年 | 主な出来事 |
|---|---|
| 2012年 | 7月に結成、11月7日に「Color」でCDデビュー |
| 2014年 | 7月放送開始のアニメ「プリパラ」に全員が主要キャストで出演 |
| 2016年 | 3月に第十回声優アワード歌唱賞、11月に日本武道館公演 |
| 2019年 | 11月にパシフィコ横浜国立大ホールでワンマンライブ、完売 |
| 2021年 | 3月に澁谷梓希が卒業、5人体制へ |
| 2022年 | 11月に東京国際フォーラム ホールAで10周年ライブ |
| 2024年 | 劇場版アニメとドキュメンタリー映画が公開、アニサマDAY1のトリ |
| 2026年 | 10月11日に2027年末での活動終了を発表、11月3日に横浜アリーナ公演 |
5人のコメント 「あと一年あるのです」
リーダーの山北は、21歳の暮れから始めた活動が15年に及んだことに触れ、「まさか15年も続けられるとは!」とつづった。北海道から上京した当時は「10年はやる!」と決めていたといい、「超えちゃいました!しかも5人で!!!!!」と喜びを書いている。まだかなえていない目標として「横アリワンマン完売」を挙げ、「あと一年しかない?いいえ、あと一年あるのです。ここからi☆Risクライマックス!」と宣言した。
芹澤は「メンバーみんなで話し合って、前向きに決めたことです」と明かす。悲しむファンに向けて「この一年を最高の1年にしよう!」と呼びかけ、「正直今のi☆Risはマジ最高です!」と現在のグループへの手応えも隠さなかった。
茜屋は「飽き性で気分屋なわたしがここまで続けられたのは人生で初めてです」と、15年を支えたチームとファンに感謝を伝えた。結論は「全員で幾度も話し合いを重ねた末、前向きな気持ちで出したもの」だという。
若井のコメントは、決断の経緯に最も踏み込んでいる。「これは誰かがきっかけなわけではなく、メンバーと深く話し合って全員が納得した上で決めた決断です」と書き、デビュー10周年のあたりから「アイドルである人生は永遠ではないのかもしれない」と考えるようになったと打ち明けた。「今1番輝いている大好きなi☆Risを、1番輝いている状態で閉まっておきたい」。15年という節目を選んだ理由を、若井はそう説明している。
久保田は、悲しみや寂しさを感じるファンに「私はちょっぴり嬉しいです」と語りかけた。i☆Risが大切な存在になっている証しだと受け止め、「最後の最後まで愛しきってください!」と書いた。
次の舞台は11月3日の横浜アリーナ
発表後、最初の大きな舞台になるのが、11月3日に神奈川・横浜アリーナで開く「i☆Ris 14th Anniversary Live ~FANTASISTA~」だ。若井は「まさかデビュー14年経って横浜アリーナに立てるなんて」と喜びを記し、久保田も「楽しむ気持ちを忘れずに胸の中にいっぱい詰め込んで、横浜アリーナに遊びにきてください!」とファンを誘った。
メンバーの予定はこの公演の先にも続く。山北、茜屋、若井の3人は11月22日の「わーすたpresents にゃんぽこらフェス!vol.3」への出演が決まっており、芹澤、茜屋、若井はそれぞれソロアーティストとしての活動も持つ。最後の公演の日程や会場、2027年の活動内容は、10月12日時点で明らかになっていない。
残された時間は、1年2か月あまり。山北が「もう少し あと少し 一緒に夢を見に行こう!」と書いた言葉は、茜屋のコメントの結びにもほぼ同じ形で並び、若井も「もう少し、あと少し一緒に」と書いて結んだ。5人がそろって選んだ終わり方を、i☆Risはファンと共有する1年に変えようとしている。
[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]
















































































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