小椋藍、MotoGP日本GPスプリントで11番グリッドから5位 決勝は4日、24周のレース

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MotoGP第16戦日本GPのスプリント(12周)が3日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、小椋藍は11番グリッドから5位でゴールした。1周目の多重クラッシュで順位を上げたが、本人は「僕のスピードは十分ではなかったですね」と振り返っている。決勝は4日(日)午後2時スタートで、周回数は24周だ。
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11番グリッドから5位、1周目のアクシデントで順位を上げる
3日午後3時に始まったスプリントは12周で争われた。小椋藍(25)=スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム=は予選11番手からスタートし、5位でチェッカーを受けた。
動いたのはレース序盤だ。1周目のターン3でグレシーニのアレックス・マルケス、KTMのペドロ・アコスタ、VR46のファビオ・ディ・ジャンアントニオが絡むクラッシュが起き、3台はそのまま1周を走り切れなかった。公式サイトによると、アレックス・マルケスにはこの接触を引き起こしたとして、4日の決勝で2回のロングラップペナルティが科された。
小椋はmotorsport.com日本版の取材に、いいスタートを切って2つ順位を上げ、前方のアクシデントでさらにいくつか浮上できたと説明した。
だが、そこから先の展開は思うように運べなかった。優勝したのはドゥカティ・レノボのマルク・マルケスで、2位にはLCRホンダのルーキー、ディオゴ・モレイラが入った。モレイラはブラジル人ライダーとして初めてサタデーの表彰台に立っている。3位はアプリリアのホルヘ・マルティン、4位はKTMテック3のエネア・バスティアニーニだった。
「今日の5位は苦しい戦いでした」小椋が語った悔しさ
結果は5位でも、本人の表情は晴れなかった。日テレNEWS NNNによると、小椋は「1周目のクラッシュに助けられた面もありますが、今日の5位は苦しい戦いでした」と語っている。
同じ取材で、「その後は自分の走りに徹していましたが、僕のスピードは十分ではなかったですね」とも認めた。前方の転倒に助けられた結果という自己評価は、オートスポーツwebやMotor Fanの報道でも共通している。
レース終盤には、タイヤにも影響が出た。Motor Fanによると、レース後にタイヤの中央部分に大きな損傷が見つかり、小椋は最後の2周のタイムに響いたと説明している。それまでは直線でも滑る感触があったものの、タイムは落ちなかったという。
声援を送ったファンへの思いは、短い言葉に表れた。日テレNEWS NNNによると、小椋は「今日はダメすぎて、(79と日の丸のフラッグを)見る余裕もなかったです」と明かしている。
予選はQ1から11番手、金曜は15番手と苦しんだ
11番グリッドに至るまでの流れも、平坦ではなかった。
2日の初日は午前が13番手、午後のプラクティスが15番手で、7戦ぶりにQ2直接進出を逃した。午後の序盤にはマシンから白煙が上がるトラブルがあったが、本人はトラブルとの関係を否定している。
3日の予選は、まずQ1を突破した。Q2では4列目の11番手に落ち着いた。ポールポジションはマルティンで、1分42秒371のコースレコードを記録している。2番手はマルク・マルケスが0.110秒差で続き、フロントロウの3番手にはアコスタが入った。
Q1を通過しながら思うような順位に届かなかった背景には、予選前のフリー走行2回目で最終コーナーで転倒したこともある。流れをつかみきれないまま、母国戦の土曜を迎えていた。
決勝は4日午後2時、24周で争う
決勝は4日午後2時にスタートする。周回数は24周で、スプリントの2倍だ。MotoGPクラスの決勝に先立ち、午前9時40分からウォームアップ走行があり、Moto3は午前11時、Moto2は午後0時15分に決勝が始まる予定だ。
小椋は日テレNEWS NNNに、決勝へ向けて「明日は本当に自分次第です」と話している。Motor Fanによると、スタート直後の展開が鍵だとみており、「最初がチャンス」という趣旨の見立ても示した。11番グリッドからでも、1周目の動き次第で順位は変わる。
日本のファンにとって、今回の日本GPは特別な意味を持つ。小椋は昨年の日本GP、直前のサンマリノGPで負った右手のけがの影響でスプリントを9位で走った後、決勝を欠場した。もてぎではMoto2時代の2022年に優勝し、2023年と2024年は2位に入った実績がある。最高峰クラスでは今季、第10戦オランダGPで日本人として22年ぶりの優勝を挙げている。
日本GPを前にした2日時点のランキングは222ポイントの6位だった。左手親指の骨折で第13戦アラゴンGPと第14戦サンマリノGPを欠場しながら、復帰戦の第15戦オーストリアGPではスプリントも決勝も4位に入っている。
ワイルドカードで参戦した中上貴晶(ホンダHRC)は2日のフリー走行1回目で左鎖骨を骨折して欠場しており、MotoGPクラスで走る日本人ライダーは小椋ひとりだ。
決勝はBS日テレが4日午後1時30分から午後3時まで放送する予定で、Huluでも配信され、日テレジータスでも放送される。
小椋の歩みを振り返りたい人には、モーターマガジン社から9月29日に発売されたムック『栄光のゼッケンシリーズ「79」小椋藍 栄光への軌跡』がある。
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[文/構成 by スポーツライター 疾風(HAYATE)]









































































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