NHK正午ニュースで映像が2度乱れるハプニング 黒点が無数に出現した経緯と視聴者の反応

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
15日のNHK総合・正午の全国ニュースで、画面に黒点が砂嵐のように広がるハプニングが起きた。利根川真也アナが作家・佐藤愛子さんの訃報を読み上げる場面で発生し、約2分間のうちに2度繰り返された。番組は終盤にテロップとアナウンサーの肉声で謝罪し、Xでは”テレビの故障かと思った”と驚きが広がった。
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正午のニュースで起きた2度の砂嵐状態
15日に放送されたNHK総合の正午の全国ニュースで、画面が一時的に乱れるハプニングがあった。
午後0時11分頃、キャスターの利根川真也アナウンサーが作家・佐藤愛子さんの死去を報じたタイミングで、画面に小さな黒点が突然現れた。元の映像にかぶさるように黒点が砂嵐状態で広がり、0時12分頃まで続いた。さらに0時13分頃から数秒間だけ再び砂嵐状態となり、ほどなく元の映像に戻った。
番組の終盤、画面には”さきほど一部映像が乱れました おわびします”というテロップが流れた。利根川アナも「そして先ほど、画面が一部乱れました。失礼いたしました」と述べ、頭を下げた。
NHKは原因について、放送内では具体的に説明していない。
地震情報のテロップと重なったタイミング
異変が起きたのは、画面の隅に地震情報を伝えるテロップが掲出されていた時間帯だった。視聴者の投稿でも、L字画面に切り替わった直後に黒点が広がったとの指摘が相次いでいる。
このため、地震速報のテロップ処理と本編の映像合成のタイミングが、なんらかの形で映像信号に影響したのではないかとの見方が浮上した。ただ、現時点でNHKは公式に原因を明らかにしておらず、機材の不具合か信号系統のトラブルかは不明だ。
砂嵐の出現は2度。1度目は約1分、2度目は数秒という短さで、利根川アナの読み上げや原稿の進行そのものは止まらなかった。
佐藤愛子さん訃報のニュースで発生
黒点が現れたのは、利根川アナが直木賞作家・佐藤愛子さんの死去を読み上げていた最中だった。
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NHKや読売新聞などによると、佐藤さんは4月29日に老衰のため都内の施設で亡くなった。102歳だった。代表作に「戦いすんで日が暮れて」「血脈」、エッセー「九十歳。何がめでたい」などがある。出版元の小学館が15日に発表し、各局が一斉に報じた。
訃報という静かな読み上げの場面で映像が砂嵐状態になったことが、視聴者の戸惑いを大きくした側面もある。チャンネルを切り替えて確認した視聴者も少なくなかった。
“テレビの故障かと” Xに広がった視聴者の戸惑い
放送直後からXには、視聴者の驚きを伝える投稿が相次いだ。
「NHKの黒点、うちだけじゃなかったんか」 「今NHKみてたら黒点が出た… テレビの故障かと思ったが他の番組では出てない… 地震速報のテロップのせいか?」 「NHK地上波の昼のニュース点けといたら、地震速報のL字画面になったとたんに画面に擦り切れたフィルムみたいなノイズみたいな黒点が大量に流れた。壊れたかと思ってチャンネル変えたら他は正常」
こうした投稿に共通するのは、まず自宅のテレビを疑ったという反応だ。多くの視聴者がチャンネルを変え、他局では異常がないことを確かめてからNHKだけの現象だと気づいたという。
オリコンによると、SNSには「家のテレビが壊れたのかと思った」「なんか急に映像が…」といった感想も寄せられた。
NHKでは数日前にも”放送事故”が話題に
NHKでは12日夜の「ニュース7」でも、視聴者を驚かせる出来事があった。
イラン最高指導者の外交顧問を務めるベラヤティ氏のSNS投稿を吹き替えで伝える場面で、本来映るはずのない吹き替え担当の男性アナウンサーの姿が画面に半透明で映り込んだ。キャスターの糸井羊司アナがその後「先ほどイランのベラヤティ氏のSNSへの投稿を吹き替えでお伝えした際、映像が乱れました」と放送内で謝罪した。
短い間隔で2件が続いたかたちだ。今回の正午のニュースについて、NHKがどのような技術的検証を行うのか、そして同種のトラブルを防ぐためにどんな対応を取るのかが今後の焦点となる。
訃報を読み上げる場面で起きた今回のハプニングは、生放送の難しさを改めて示すものとなった。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]





























































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