築80年の窯跡が客席に?滋賀・信楽”のぼり窯カフェ”を体験レビュー!ぽんぽこセットを実食&かわいい狸に癒される休日

取材・編集:MediaDogs編集部/ © 2026 MediaDogs
「世界初!窯の中でお茶するカフェ」――そんなキャッチコピーに惹かれ、滋賀県甲賀市にある「のぼり窯カフェ」へ行ってきました。
結論から言うと、他では絶対に味わえない秘密基地のようなワクワク感と、こだわりのスイーツが楽しめる素敵な空間でした。
今回は、2026年4月17日に実際に訪問した私が、名物「ぽんぽこセット」の味や、気になる店内の雰囲気、そして訪問前に知っておきたい注意点まで、リアルな体験を包み隠さずレビューします。
信楽陶芸村と「のぼり窯カフェ」とは?
「のぼり窯カフェ」は、明治21年(1888年)開窯の老舗窯元「奥田忠左衛門窯」が運営する信楽陶芸村の中にあります。


最大の特徴は、築80年以上、全長約25mにも及ぶ本物の「登り窯」をそのままカフェの客席として改装している点です。かつて信楽焼を焼いていた歴史ある空間で、地元食材を使ったスイーツやドリンクを楽しめるという、非常にコンセプチュアルな施設です。
敷地に入ると、あちこちに個性豊かな狸の置物が待ち構えていて、歩いているだけでもフォトスポットに事欠きません。

地面に描かれた狸の足跡を追いかけて歩くと、自然とカフェへたどり着く仕掛けもかわいらしいです。
実際に体験してわかったこと
立地と駐車場・アクセス
大きな幹線道路から少し入り組んだ場所にあるため、初見だと少し道が分かりにくいかもしれません。しかし、「信楽陶芸村」という大きな看板と無数の狸が目印になるため、近くまで来れば迷うことはありません。

敷地の左右に専用駐車場があり、車でのアクセスは良好です。広めのスペースが確保されていて、大型車でも問題なさそうでした。

駐車場のすぐ近くには信楽焼の陶器を扱うショップも併設されていて、カフェ以外にもお買い物を楽しめます。
注文方法とメニュー概要
カフェの利用システムは少し独特です。直接窯に向かうのではなく、まずは手前にある事務所(受付)でメニューを選び、先払いで注文を済ませます。

受付の建物は昔ながらの趣ある佇まいで、入る前からワクワク感が高まります。
受付スペースの隣には信楽焼の作品がずらりと並んでいて、待ち時間も退屈しません。

メニューは「ぽんぽこセット(1,650円)」や「忍☆忍セット(1,650円)」など、信楽らしいネーミングのものが並びます。土日祝限定のメニュー(1,320円)もあり、週末に訪れる楽しみもありますね。

狸の足跡をたどって窯の中へ
注文を終えると、席番号が書かれたカードを渡されます。地面に描かれた可愛らしい狸の足跡をたどって、指定された窯の入り口へ向かいます。
カードには窯の見取り図と席番号が描かれていて、ちょっとした探検気分を味わわせてくれます。

窯へ向かう途中の高台からは、信楽の里山と街並みを一望できます。この景色だけでも訪れる価値がありました。


全長約25mの登り窯が斜面に沿って連なる姿は圧巻。近づくと土壁の質感や歴史の重みがじわじわと伝わってきます。
窯の中に入ると、外の景色とは一変。土壁に囲まれた薄暗い空間に、アンティーク調のテーブルと椅子が並んでいます。4人掛けのテーブルは広々と使えて快適でした。


ただ、窯の中は想像以上に冷えます。4月中旬の訪問でしたが、少し肌寒く感じました。夏場は涼しくて最高だと思いますが、春や秋は羽織るものがあると安心です。
また、照明が暗めなので、写真を撮る際に自分の影が入りやすく、綺麗に撮影するには少し工夫が必要でした。
実食!「ぽんぽこセット」のレビュー
今回は看板メニューの「ぽんぽこセット(1,650円)」を注文しました。席に着いてから提供されるまでの待ち時間は約10分程度。先払い制で席も決まっているため、スムーズに提供されました。
窯の中にはこんな可愛い狸の置物もお出迎え。信楽焼の器や狸モチーフが、ここでしか味わえない雰囲気を演出しています。

プレートには、ロールケーキ、バニラアイス、ホイップクリームにいちごが盛られ、オリジナルの狸キャラクタークッキーが添えられています。特に印象的だったのは自家製ジャムの美味しさです。

米粉と山田牧場の牛乳を使ったというシフォンケーキはフワフワで、ジャムとの相性が抜群でした。
信楽焼の狸の顔をしたカップで飲むお茶も格別で、この空間と器で味わうからこそ、食べる価値が跳ね上がっていると感じました。
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良かった点・気になった点
実際に訪問して感じた良かった点と気になった点をまとめました。
良かった点
- 本物の登り窯の中という、唯一無二のロケーション
- 信楽焼の器や狸モチーフのメニューが写真映えする
- 自家製ジャムなど、スイーツの味にもこだわりを感じる
- テーブルが広く、ゆったりと過ごせる
気になった点
- 窯の中は薄暗く、写真撮影時に影ができやすい
- 春先でも窯の中は少し肌寒い
- 施設全体が古く、トイレの清潔感が少し気になった
- 自然豊かな場所ゆえ、蜂などの虫が飛んでいることがある
のぼり窯カフェの口コミ・評判まとめ
実際にのぼり窯カフェを訪れた方のリアルな口コミを集めてみました。
行く前の参考にしてみてくださいね!
良い口コミ
まず、のぼり窯カフェの良い口コミから紹介します。雰囲気や体験の唯一無二感を絶賛する声がとても多かったです。
「信楽陶芸村 本店 奥田忠左衛門窯」にあります。「奥田忠左衛門窯」は6代続く窯元さんで、約90年前に現在のご当主のお祖父さんが、造って使われていた「のぼり窯」をカフェにして保存しておられます。少々狭めですが、ヒンヤリしていて落ち着く。指定された窯で待っていると、注文した品物が運ばれてきます。ゆっくりくつろいで外へ出たら、たまたまいらっしゃったご当主が窯や陶器の説明をしてくださり、よい経験をさせてもらいました。
引用元:フォートラベル(いちごさん/2025年6月訪問)
窯元のご当主が直接説明してくれることもあるんですね!約90年の歴史ある窯の中で過ごす時間は、他では味わえない特別な体験です。
ほっこり出来る空間です。ホットの飲み物は可愛いたぬきのカップに入っていました。チーズケーキは濃厚、ロールケーキは抹茶クリームが美味しかったです。ほうじ茶プリンはあっさり、でも味がしっかりあってとても美味しかったです。
引用元:Yahoo!マップ 口コミ(2024年3月投稿)
たぬきのカップ、可愛いですよね!信楽焼ならではのおもてなしが随所に感じられます。スイーツの種類も豊富で、どれにしようか迷ってしまいます。
滋賀県の信楽にあるカフェです。登窯の中でコーヒーなどをいただけて個室感があり秘密基地みたいでワクワクしました。
引用元:Yahoo!マップ 口コミ(あーさんさん/2023年3月投稿)
「秘密基地みたい」という表現、まさにそのとおり!窯ひとつひとつが個室のようになっていて、ちょっとした冒険気分を味わえるのがこのカフェの最大の魅力です。
気になる口コミ
続いて、ちょっと気になる口コミもご紹介します。事前に知っておくと安心ですよ。
朝ドラファンとしてはいつかは行ってみたかった場所です。その中でもこちらの登り窯カフェが面白そうだと前から思っていました。実際面白かったです。でもまあそれがまぁメインで味の方はそこそこというところでしょうか。
引用元:フォートラベル(たいきさん/2021年10月訪問)
「雰囲気は最高だけど、味はそこそこ」という正直な意見ですね。あくまで”窯の中でお茶をする”という唯一無二の体験がメインなので、グルメ目的というよりは観光体験として楽しむのがおすすめです。
窯の入り口にドアなどないので一応暖房装置はありますがやはりこの時期は寒〜いww おかげでホットコーヒーが身に沁みました。
引用元:食べログ(いっちゃん0831さん/2026年2月訪問)
窯の構造上、入口にドアがないため冬場はかなり冷えるようです。寒い時期に訪問する場合は、しっかり防寒対策をしていきましょう。逆に夏場は窯の中がひんやりして涼しいという口コミが多かったので、暑い季節の訪問がおすすめかもしれませんね。
かわいいたぬきたちと隠れ家感があるカフェ
施設の古さや虫の多さなど、環境面で少し気になる点はありましたが、それを補って余りある「登り窯の中でのティータイム」という圧倒的な特別感がありました。

普通のカフェでは物足りない方、信楽焼の歴史を肌で感じたい方、そして何より可愛い狸たちに癒やされたい方に、ぜひおすすめしたいスポットです。
週末は混雑が予想されるため、事前の予約をお忘れなく!
店舗情報
| 正式名称 | 奥田忠左衛門窯 信楽陶芸村 「のぼり窯カフェ」 |
| 所在地 | 滋賀県甲賀市信楽町長野1131 |
| 営業時間 | 10:00〜16:00(L.O.16:00) |
| 定休日 | 無休(年末年始のみ休み) |
| アクセス | 信楽高原鐵道「信楽駅」から徒歩約10分/新名神高速道路「信楽IC」から車で約10分 |
| 駐車場 | あり(信楽陶芸村の駐車場を利用可) |
| 予約可否 | 予約可(ランチは事前予約制。カフェ利用は平日事前予約、週末・祝日は当日現場受付のみ) |
| HP | https://tougeimura.jp/cafe/ |
[文/構成 by MediaDogs編集部]
※本記事は訪問時の情報をもとに作成しています。サービス内容や営業時間、料金等は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトや店舗にご確認ください。
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