メイショウタバル、凱旋門賞14着から次走は「有馬記念かなと思う」と石橋師 来年も現役続行、走行を妨害した2着馬のマーフィー騎手に戒告

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凱旋門賞で14着に敗れたメイショウタバル(牡5、栗東・石橋守厩舎)について、石橋守調教師はレースから一夜明けた5日、次走を「有馬記念かなと思う」と話し、来年も現役を続ける考えを示した。馬に異常はないという。レースでは、2着ベイシティローラーのO.マーフィー騎手が、残り400メートル付近でメイショウタバルの走行を一時的に妨害したとして戒告処分を受けた。
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一夜明けて石橋師「来年も現役は続行」
メイショウタバルは5日、滞在先のフランス・シャンティイで静養した。日刊スポーツやサンケイスポーツによると、石橋調教師は馬の状態と次の目標について、こう説明している。
「異常なしと聞いている。あとは日本に帰って様子を見たい。(次走は)有馬記念かなと思う。来年も現役は続行。走るつもりでいる」
候補に挙がった有馬記念は、12月27日に中山競馬場で行われる芝2500メートルのGⅠだ。日刊スポーツによれば、帰国後は競馬学校で検疫期間を過ごし、その後は滋賀県のキャニオンファーム土山へ放牧に出る予定だという。
6歳になる来年も、引退はせずにレースを続ける。宝塚記念を連覇した馬の去就は、競馬ファンにとって大きな関心事だった。陣営はその答えを、凱旋門賞の翌日に早くも出した。
「やっぱり壁を感じたね」敗戦をどう受け止めたか
石橋調教師は、敗戦の悔しさも隠さなかった。
「やっぱり壁を感じたね。でも国内でまた強い姿を見せたい。連れてきてもらって、馬に感謝。国内外関係なく、このチームでまた大きいところをとりたい」
スポーツニッポンによると、レース直後にも「凄い壁があると痛感しました」と語っていた。ただ、一夜明けて口にしたのは、海外の壁への落胆だけではなかった。国内の大舞台でもう一度結果を出したいという言葉で、次へ気持ちを切り替えている。
10月4日(日本時間4日23時5分発走)にパリロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞で、メイショウタバルは武豊を背に13番ゲートから先手を奪い、単騎で逃げた。それでも直線に向くと伸びを欠き、16頭中14着。武豊は「最後の直線に向いて反応がなかった」と振り返っていた。
関連記事:凱旋門賞はダリズが連覇、メイショウタバルは14着 単騎で逃げるも直線で失速、武豊「最後の直線に向いて反応がなかった」
残り400メートルで一時的に妨害、マーフィー騎手に戒告
レース後には、裁決の判断も示された。
JRA-VANワールドによると、フランスギャロの公式ホームページは、裁決委員がレース後にメイショウタバルの武豊と、2着ベイシティローラーのO.マーフィー騎手から事情を聴いたと報告している。
その結果、マーフィー騎手は戒告処分を受けた。理由は、ゴールまで残り400メートルの地点で馬をまっすぐ走らせず、メイショウタバルの走行を一時的に妨害したためだ。
ただ、同じ報告では、この時点でメイショウタバルの手応えはすでに良くなかったとされている。着順に変更はなく、ベイシティローラーの2着、メイショウタバルの14着がそのまま確定した。
妨害がなければ結果が変わったのか。裁決の内容を見る限り、そう言い切れる材料はない。武豊もレース後の取材で、直線に向いてから反応がなかったことを敗因に挙げていた。
昨年の有馬記念は13着、今年6月に宝塚記念を連覇
メイショウタバルにとって、有馬記念は2度目の挑戦になる。
昨年12月28日の第70回有馬記念では、武豊が騎乗して4番人気に支持された。向こう正面で先頭に立ったものの、最後は16頭中13着。勝ったのは3歳の皐月賞馬ミュージアムマイルだった。
巻き返しの舞台となったのが、今年6月14日の宝塚記念だ。突然の大雨で重馬場となった阪神競馬場で、離れた2番手から抜け出し、追い込んだクロワデュノールをクビ差で退けた。昨年の逃げ切りに続く連覇で、武豊は「胸を張ってフランスに行ける」と口にしていた。
父は2012年の有馬記念を制したゴールドシップ。パワーの要る馬場を得意とし、重馬場の毎日杯と今年の宝塚記念、稍重の神戸新聞杯と昨年の宝塚記念を勝ってきた。
暮れの中山、芝2500メートル。昨年は粘り切れなかったグランプリに、もう一度挑む。
帰国後の検疫と放牧を経て、有馬記念へ
今後は、日本へ戻ってからの状態が鍵になる。石橋調教師も「あとは日本に帰って様子を見たい」と話しており、有馬記念はあくまで「かなと思う」という表現にとどめた。
東京スポーツは、帰国後は検疫を挟み、年内にもう1戦するかどうかを検討すると伝えていた。今回の石橋調教師の発言で、その1戦の候補として有馬記念の名前がはっきり挙がった。
有馬記念はファン投票の上位10頭に優先出走権が与えられる。宝塚記念を連覇し、凱旋門賞にも挑んだメイショウタバルが、投票でどこまで支持を集めるかも注目点になる。
メイショウタバルの姿を手元に残したいファンには、サンケイスポーツが出した「メイショウタバル ポストカードブック」もある。
凱旋門賞では壁にはね返された。それでも陣営は、来年も走ると決めている。5歳の逃げ馬の挑戦は、年末の中山へ、そして来年へと続く。
[文/構成 by スポーツライター 疾風(HAYATE)]










































































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