紀平梨花、最新トレーニング動画を公開「ブランク前よりさらに力強く」 アイスダンスでNHK杯へ

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フィギュアスケートのアイスダンスに転向した紀平梨花(24)=鹿島=が4日、自身のインスタグラムで最新のトレーニング動画を公開した。「ブランク前よりさらに力強く」と体づくりへの決意をつづった。西山真瑚と組むカップルは9月の木下グループ杯で8位に入り、11月のNHK杯への出場を決めている。
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ダンベルにバランスボール、氷上では西山と
紀平がインスタグラムを更新したのは、きのう4日のことだった。動画には、ダンベルを使った筋力トレーニングや、バランスボールに乗って体幹を鍛える姿が収められている。パートナーの西山真瑚=オリエンタルバイオ=と並んで氷上を滑る場面もあった。
添えた文章は、復帰からの1年を自分の言葉で整理する内容だ。「約3年のブランクから競技復帰して約1年」と書き出し、トレーニングを重ねるうちに小さなけがもほとんどなくなったと明かした。続けて、氷の上でも陸上でも「自分の体の動きに成長を実感できるようになってきました」と手応えを口にしている。
締めくくりには、「今後も、ブランク前よりさらに力強く」と記し、アイスダンスに適応した体づくりを目指して頑張ると決意を示した。
コメント欄には応援が相次ぐ。東スポWEBによると、「痛みがなくなったと聞いて、心からうれしく思います」と体調を気づかう書き込みや、西山とのカップルに向けた「しんごくんとアイスダンスでもっともっと輝いてくださいね」というメッセージが寄せられた。スポーツ報知も「本気が伝わってきました」「日々のトレーニングすらも美しい」といったファンの反応を伝えている。
けがで止まった3年、シングルからの転向
紀平の名前が一気に広まったのは2018年だった。シニア1年目でグランプリ(GP)ファイナルに初出場し、いきなり優勝。19年と20年には全日本選手権、四大陸選手権をそれぞれ連覇し、日本の女子シングルをけん引した。
だが、そこから右足首のけがに苦しむ。満足に滑れない時期が長く続き、ミラノ・コルティナ五輪のシングルでの出場は断念した。
再出発の道として選んだのが、アイスダンスだった。
2025年9月、西山とのカップル結成を発表する。2人はカナダ・モントリオールを拠点に練習を積み、同年11月の西日本選手権でデビュー。リズムダンス(RD)は2位発進となり、紀平にとっては約3年ぶりの試合でもあった。
今年8月には大手ゼネコンの鹿島と所属契約を結んだ。紀平は「新たな一歩を踏み出せることを励みに、世界の舞台でより良い演技をお見せできるよう、これからも努力を重ねていく」とコメントしている。
国際デビュー戦で8位、NHK杯の切符
アイスダンス2年目の今季、2人は大きな一歩を踏み出した。
9月4日から6日まで東京辰巳アイスアリーナで開かれたISUチャレンジャーシリーズ(CS)の木下グループ杯。カップルとして初の国際大会で、RDは61.37点の8位だった。続くフリーダンス(FD)は95.49点で、合計156.86点。8位で大会を終え、GPシリーズ第6戦・NHK杯への出場を決めた。
結成から約1年での国際大会デビューだ。シングル時代にGPファイナルを制した紀平が、今度はカップル競技で一から順位を積み上げていく。
アイスダンスは、ジャンプのないカップル競技を指す。2人の滑りの同調やリフト、ステップの正確さで競い、シングルとは体の使い方も大きく異なる。紀平が投稿で掲げた「アイスダンスに適応した体づくり」は、その違いに向き合う作業でもある。
NHK杯は11月27日開幕、京王アリーナTOKYOで
NHK杯は11月27日から29日まで、東京都調布市の京王アリーナTOKYOで開かれる。GPシリーズの最終戦で、日本スケート連盟が主催し、NHKが共催する国際大会だ。
ファンにとっては、紀平がGPシリーズの舞台に戻ってくる大会になる。シングルで全日本と四大陸を連覇した選手が、今度は西山と2人で同じリンクに立つ。
2人が見据えるのは、2030年にフランスのアルプス地域で開かれる冬季五輪への出場。けがの少なくなった体で、本番までの約2カ月をどう使うのか。投稿の言葉どおり「ブランク前よりさらに力強く」、紀平はNHK杯のリンクを目指す。
[文/構成 by スポーツライター 南條楓]









































































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