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毎日王冠の枠順確定、リアライズシリウスは1枠2番 京都大賞典はヘデントール2枠4番

毎日王冠の枠順確定、リアライズシリウスは1枠2番 京都大賞典はヘデントール2枠4番

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4日(日)に行われる秋のGII2レースの枠順が2日に決まった。東京の毎日王冠(芝1800m、17頭)は皐月賞2着のリアライズシリウスが1枠2番、京都大賞典(芝外2400m、18頭)は2025年の天皇賞・春を勝ったヘデントールが2枠4番に入った。発走は京都大賞典が15時30分、毎日王冠が15時45分。

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2日に枠順確定、4日は東西でGIIが続けて発走

第77回毎日王冠(GII、東京・芝1800m)と第61回京都大賞典(GII、京都・芝外2400m)の枠順が10月2日、確定した。どちらも4日の日曜に行われ、1着賞金は6700万円。毎日王冠の勝ち馬には天皇賞・秋の優先出走権が与えられる。

注目の2頭はともに内寄りの枠を引いた。毎日王冠のリアライズシリウス(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)は1枠2番で、鞍上は津村明秀騎手。京都大賞典のヘデントール(牡5、美浦・木村哲也厩舎)は2枠4番に入り、吉田隼人騎手とのコンビで秋初戦を迎える。

発走は京都大賞典が先で15時30分、その15分後の15時45分に東京で毎日王冠がスタートする。秋の東京と京都はこの週末が開幕週にあたり、夜にはフランスで凱旋門賞も控える。競馬ファンにとっては長い日曜になりそうだ。

毎日王冠:3歳の有力3頭は内と外に分かれた

17頭立ての毎日王冠は、春のクラシックを戦った3歳馬に人気が集まりそうな顔ぶれだ。その3頭の枠順は、内から外まできれいに分かれた。

枠馬番馬名性齢斤量騎手
11セイウンハーデス牡757.0幸英明
12リアライズシリウス牡355.0津村明秀
23レディネス牡457.0横山典弘
24サトノシャイニング牡457.0西村淳也
35クルゼイロドスル牡657.0荻野極
36ライヒスアドラー牡355.0佐々木大輔
47ロングランセ857.0菊沢一樹
48ビーアストニッシド牡757.0原優介
59ドラゴンブースト牡457.0丹内祐次
510エルトンバローズ牡657.0松若風馬
611ランスオブカオス牡457.0横山武史
612レガーロデルシエロ牡557.0戸崎圭太
713ホウオウビスケッツ牡657.0岩田康誠
714レイニング牡457.0C.ルメール
815シャンパンカラー牡658.0内田博幸
816アドマイヤクワッズ牡355.0坂井瑠星
817ダノンエアズロック牡557.0田辺裕信

リアライズシリウスは皐月賞で2着、日本ダービーは7着だった。共同通信杯では、のちに二冠馬となるロブチェンを抑えて勝っており、舞台はその時と同じ東京の芝1800m。重賞2勝の実績を持ち、ダービー以来の実戦で3つ目のタイトルを狙う。

皐月賞3着のライヒスアドラー(牡3、美浦・上原佑紀厩舎)は3枠6番に入った。前走の佐渡ステークスを勝って秋に向かっており、こちらは重賞初制覇がかかる。昨年のデイリー杯2歳ステークスを勝ち、NHKマイルカップ3着のアドマイヤクワッズ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)は大外の8枠16番からのスタートだ。

3歳の3頭は斤量55キロで出走する。古馬の57キロより2キロ軽い。

古馬勢では、昨年このレースで3着だったサトノシャイニング(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)が2枠4番。約10カ月ぶりの実戦だった中京記念で3着に入り、ここに駒を進めた。安田記念4着のセイウンハーデス(牡7)は最内の1枠1番、しらさぎステークスを勝ったエルトンバローズ(牡6)は5枠10番に決まった。

京都大賞典:ヘデントールとディープモンスターが隣り合わせ

18頭がそろった京都大賞典では、実績上位の2頭が2枠に並んだ。

枠馬番馬名性齢斤量騎手
11ウエストナウ牡557.0横山和生
12ヴェルテンベルク牡657.0古川吉洋
23ディープモンスター牡858.0浜中俊
24ヘデントール牡558.0吉田隼人
35ヴェルミセル牝655.0川又賢治
36アクアヴァーナル牝555.0松山弘平
47リビアングラス牡657.0小沢大仁
48ミクニインスパイア牡457.0M.デムーロ
59ミステリーウェイセ858.0松本大輝
510マイネルエンペラー牡657.0吉村誠之助
611ファミリータイム牡557.0鮫島克駿
612エコロディノス牡457.0田口貫太
713サフィラ牝555.0北村友一
714サヴォーナ牡657.0斎藤新
715メイショウブレゲ牡757.0酒井学
816ショウナンラプンタ牡557.0池添謙一
817キングスコール牡457.0吉田豊
818ダノンシーマ牡457.0川田将雅

ヘデントールは2025年の天皇賞・春を制したGI馬だ。今年は連覇をかけて天皇賞・春に挑んだが5着に終わり、そこからの休み明けになる。勝てば1年5カ月ぶり。

鞍上が決まったのはレースの3日前だった。もともと岩田望来騎手が乗る予定だったものの、同騎手の騎乗停止で空白となり、1日の出馬投票で吉田隼人騎手との組み合わせが固まった。

隣の2枠3番には、昨年の覇者ディープモンスター(牡8、栗東・池江泰寿厩舎)が入る。香港のチャンピオンズ&チャターカップ3着などを経て、3戦ぶりの国内のレースになる。勝てば2001年のテイエムオペラオー以来となるこのレースの連覇になる。

外枠では、阪神大賞典、目黒記念、新潟記念と重賞で3戦続けて3着のダノンシーマ(牡4、栗東・中内田充正厩舎)が大外の8枠18番を引いた。手綱を取るのは川田将雅騎手。天皇賞・春2着から英国のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスに挑み、帰国初戦となるヴェルテンベルク(牡6)は1枠2番に収まった。

枠の内外はどう出るのか

内と外、有利なのはどちらか。

両レースの過去の傾向は、ちょうど反対の数字を示す。SPAIAのまとめでは、京都で行われた過去8回の京都大賞典で1〜4枠が勝率12.2%、5〜8枠が3.1%と、内寄りの枠が大きく上回った。開幕週で内側の芝が傷んでいないうえ、コーナーを4回回る長丁場では、ロスなく走れる内の馬が有利になりやすい。

毎日王冠はこれと逆で、過去10年の勝ち馬は5〜8枠から8頭が出た。ただし同じSPAIAの集計によると、この10年の平均出走頭数は11.9頭で、最も多い年でも14頭。17頭立ての今年は条件が違うため、データをそのまま当てはめにくい。

リアライズシリウスが入った1枠2番は、スタートを決めれば内側でロスなく進められる位置にある。一方で多頭数の内枠は、直線で前が壁になる心配もつきまとう。春のダービーでも、ゴール前で前をカットされる不利があった。

陣営の言葉と最終追い切り

リアライズシリウスは9月30日、美浦のWコースで最終追い切りを行った。3頭併せの最内から手応えを残したままゴールし、騎乗した津村騎手は「いい動きでした」と話した。スポーツ報知によると、2日も坂路を軽く上がり、落ち着いた様子を見せている。

手塚貴久調教師はスポーツ報知の取材に「秋は何戦かする予定なので、いいスタートを切れれば」と語った。秋のGI戦線を見すえた始動戦の位置づけで、ここでの内容が次の行き先を左右する。

ヘデントールは美浦での最終追い切りで、併せた僚馬に手応えではやや見劣った。サンケイスポーツの「厩舎の話」で、太田助手は「苦手な舞台ではない。スムーズにギアを上げていけるかが鍵」と説明している。

連覇がかかるディープモンスターの池江泰寿調教師は、同じ紙面で「態勢が整ってきた。開幕週の馬場はいい条件ではないが、次につながるレースを」とコメントした。ダノンシーマの中内田充正調教師は「状態は上がっている」と短く答えている。

毎日王冠ではもう1頭、7枠14番のレイニング(牡4、美浦・森一誠厩舎)にも触れておきたい。重賞は初挑戦だが、東京芝1800mは2戦2勝。鞍上のクリストフ・ルメール騎手はこのレースを2020年サリオス、21年シュネルマイスター、24年シックスペンスで3度勝っている。

当日の確認ポイントと凱旋門賞との同日開催

枠順確定後の3日朝の時点で、両レースとも出走取消や除外の報道は出ていない。ただ、馬体重の発表や当日の取消は日曜になってから決まる。馬券を買う前には、JRAの公式サイトで最新の出馬表と馬場状態を確かめておきたい。

オッズも当日まで動き続ける。前売りの段階の数字だけで判断せず、発走直前の値を見る方が確実だ。

毎日王冠と京都大賞典は、どちらも勝ち馬に天皇賞・秋への優先出走権が与えられる秋の重要な一戦だ。15時台に東西のGIIが続き、日付が変わる前の4日午後11時5分(日本時間)にはパリロンシャン競馬場で凱旋門賞のゲートが開く。秋のGIシーズンへ向けた一日が、4日の午後から始まる。

関連記事:メイショウタバル、凱旋門賞は馬番5・13番ゲート 武豊騎乗、発走は日本時間4日午後11時5分

[文/構成 by スポーツライター 疾風(HAYATE)]

寄稿者

疾風(HAYATE)
スポーツニュースサイトでの執筆を経て、ゴルフ、競馬、大相撲、フィギュアスケート、陸上など、競技の枠を越えてスポーツ記事を書いてきたWEBライター。経験は6年。大会結果や記録、番付、レース展開など、数字と公式記録を土台に「何がすごかったのか」を整理する記事を得意としている。ルールや採点方式が分かりにくい競技でも、初めて観る人がその一戦を楽しめるよう、背景や見どころまでかみくだいて伝えることを心がけている。主な執筆分野は、ゴルフ、競馬、大相撲、フィギュアスケート、陸上、バスケットボール。

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