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赤沢幸典、RIZIN長崎大会を膝負傷で欠場 パパリイ戦は中止、緊急参戦決定から2日

赤沢幸典、RIZIN長崎大会を膝負傷で欠場 パパリイ戦は中止、緊急参戦決定から2日

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赤沢幸典(34)が、RIZIN長崎大会(3日)の第6試合を膝の負傷で欠場する。1日夜の練習中にけがをし、メディカルチェックでドクターストップがかかった。対戦予定だったマック・パパリイとの試合は中止となり、RIZINが2日に発表した。3日朝の時点で、代わりのカードは確認できていない。

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緊急参戦から2日、パパリイ戦の中止が決まった

RIZINは2日、「abc presents RIZIN LANDMARK 16 in NAGASAKI」の第6試合、マック・パパリイ(サモア)対赤沢幸典の中止を発表した。大会は3日(土)に長崎スタジアムシティHAPPINESS ARENAで開かれ、ABEMA PPVで全試合が生中継される。

RIZINの公式サイトによると、赤沢は前夜の練習中に膝を負傷し、急きょメディカルチェックを受けた。結果はドクターストップだった。ENCOUNTは、RIZINが「10月1日の夜、練習中に膝を負傷し、急遽メディカルチェックを行ったところドクターストップにより、今大会を欠場することとなった」と発表したと伝えている。ENCOUNTによると、RIZINは「この試合をご期待いただいたファンの方々には謹んでお詫び申し上げます」と謝罪した。

膝のどの部分をどの程度痛めたのか、復帰までどれくらいかかるのかは、RIZINの発表にも各社の報道にも書かれていない。スポーツニッポンは、計量の前夜に赤沢が負傷したと報じた。

ンジャイの欠場を受けた30日の代役参戦

第6試合は当初、アルブリー・ンジャイ(セネガル)対パパリイのヘビー級(120.0kg)5分3Rが組まれていた。ところがンジャイは血液検査の結果、数値に変調があり、ドクターストップで欠場が決まった。試合の3日前だった。代役に指名されたのが赤沢だ。

30日、赤沢は主催者を通じてコメントを出した。「どんなタイミングでも、どんな相手でも、チャンスがあるなら迷わず掴みにいきます」。続けて「このチャンスを必ずモノにして、RIZINヘビー級戦線に名乗りを上げます」と意気込んだ。これがRIZIN初参戦のはずだった。

1日の会見で語っていた決意

1日には長崎市内で試合前の記者会見があり、赤沢も登壇した。ENCOUNTによると、オファーが届いたのは「土曜日の夜か日曜日」ごろで、1週間もたたない状態だったという。赤沢は「どんな相手でも、どんなタイミングでもっていうのを常に意識しながら練習を積んできた」と話した。

急な参戦にはSNS上で疑問を投げかける反応もあり、赤沢本人もそれを承知していた。そのうえで、こう語っている。「スクランブルの状態で出てきて、その穴を空けずに出てこれるのはヘビー級だったら僕しかいないと思っている。そこで僕が出ることに意味があるなと思います」。

試合の組み立てについては「分かりやすくパウンドで仕留めるっていうのは意識している」と明かし、最後は「攻めます、最初から」と言い切った。ENCOUNTによると、赤沢はMMAで5連勝中だった。その会見と同じ1日の夜、練習中に膝を痛めた。

初のRIZIN参戦を目前にした赤沢の歩み

赤沢は柔道を経て、2012年10月にMMAデビューした。2013年1月からはカナダのトライスタージムで約10年の修行を積み、PANCRASEやDEEPで戦ってきた。過去のドーピング使用歴を自ら明かし、一時は表舞台から離れた時期がある。

復帰戦は2025年7月のBreakingDownで、元大関の把瑠都からダウンを奪う勝利を収めた。ゴング格闘技によると、その後はドラッグテストを受け、11月のDEEPでMMAに復帰し、Gutsを1ラウンドのリアネイキッドチョークで下している。2026年5月には金田一孝介を1ラウンドのパウンドで破り、RIZINヘビー級トーナメントの残り1枠の候補になったが、選ばれなかった。

対戦相手だったパパリイは、アマチュアボクシングのサモア選手権スーパーヘビー級で優勝した実績を持つ。レスリングとキックボクシングも経験し、2024年8月のMMAプロデビュー戦ではホ・ジェヒョクを14秒でKOした。今年4月の「K-1 GENKI 2026」では、セネガル相撲の強豪ティアッカ・フェイから開始早々にダウンを奪い、1ラウンド33秒で勝っている。パパリイもRIZIN初参戦で、ゴング格闘技の対戦カードでは2勝1敗と記載されていた。

前日計量では体重超過と契約体重の変更も

長崎大会では、2日の公開計量でも動きが相次いだ。メインの堀江圭功対宇佐美正パトリックは、宇佐美陣営の申し出で、ライト級の71.0kgから72.65kgの契約体重に変更になった。宇佐美は72.65kg、堀江は70.95kgで計量をパスした。

計量後のマイクで、宇佐美は「コイツ殴り潰します」と宣言した。堀江は「俺が宇佐美選手をしっかりぶっ飛ばします」と返した。オリコンによると、榊原CEOは堀江が条件に合意したことについて、「負ければ公式な負けというヒリヒリした試合に合意してくれました」と説明している。

ほかにも、オープニングファイト第1試合のKAKERUが950グラム、本戦第2試合の山本聖悟が100グラム、それぞれ体重を超過した。どちらも、対戦相手が勝った場合だけ公式記録になるノーコンテストルールで行われる。

第6試合の中止後、大会はどう進むのか

RIZINは公式サイトで「第6試合の中止を除き、試合順の変更はございません」と案内した。第6試合を除いて、カードは予定どおり進む。3日朝の時点で、パパリイの代わりの対戦相手や、空いた枠を埋める試合の発表は確認できていない。赤沢本人のコメントは見つけられなかった。

ENCOUNTは今回の中止を「まさかのアクシデント」と伝えた。30日に急な代役が決まってから2日で、本番のリングを前に退くことになった。負傷の詳細や次の出場については、RIZINからの続報を待つ状況だ。

関連記事:RIZIN長崎大会、アルブリー・ンジャイがドクターストップで欠場し赤沢幸典が緊急参戦 マック・パパリイと対戦、10月3日の全カードと試合順

[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]

寄稿者

久遠(KUON)
WEBライター(主にスポーツ記事)経験7年。スポーツ、格闘技が好きで、ボクシング世界チャンピオンが主宰するジムに4年間在籍。自分でも練習を重ね、”3分”の過酷さと濃さを体で知る。観戦もライフワークで、会場には年4回ほど足を運ぶ。選手目線の実感とファン目線の熱量、その両方を武器に、試合の見どころやリングのリアルをライター経験を活かしてわかりやすく伝えます。

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