八村塁、クリッパーズでプレシーズンのウォリアーズ戦に先発し両チーム最多21得点 河村勇輝は1得点、次戦ラプターズ戦は日本時間11日

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NBAクリッパーズの八村塁(28)が現地4日(日本時間5日)、ハワイ・ホノルルで行われたプレシーズン初戦のウォリアーズ戦に先発出場した。前半だけの約15分で3ポイント5本中4本を沈め、両チーム最多の21得点。チームは104-101で競り勝った。エキシビット10契約で開幕ロースター入りを目指す河村勇輝は第3クォーター終盤から出場し、フリースローで1得点を挙げた。次戦は現地10日、カナダ・バンクーバーでのラプターズ戦で、日本時間では11日午前7時30分開始の予定だ。
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前半だけで21得点、3ポイントは5本中4本
舞台はホノルルのスタン・シェリフ・センター。クリッパーズの本拠地扱いで行われた一戦には、1万112人が詰めかけた。
レイカーズから移籍した八村は、ダリアス・ガーランド、マックス・ストゥルース、デリック・ジョーンズJr.、アイザイア・ジャクソンとともに先発に名を連ねた。第1クォーター開始45秒にトップからのジャンプシュートでチームの初得点を挙げると、勢いは止まらない。左コーナーとトップから3ポイントを決め、速攻からはダンクも叩き込み、このクォーターだけで11得点をマークした。
第2クォーターに入っても精度は落ちなかった。コートに戻った直後に右コーナー、続けてトップから連続で3ポイントを沈め、守備ではブロックも記録。ターンアラウンドやプルアップのジャンプシュートでも加点し、残り3分10秒でベンチに下がった。
出場は前半の15分12秒のみ。フィールドゴールは11本中8本、3ポイントは5本中4本、フリースローは2本中1本を決め、21得点5リバウンド1ブロックを記録した。後半は私服でベンチから試合を見守っている。
21得点は、クリッパーズのガーランドとルーキーのキートン・ワグラー(ともに15得点)、ウォリアーズのチャールズ・バシー(12得点)を上回る両チーム最多だった。ウォリアーズのステフィン・カリーは13分の出場で10得点にとどまった。
「これが自分のスタイル」八村が語った手応え
八村は今夏、2年総額2800万ドル(約45億円)でクリッパーズと合意し、同じロサンゼルスに本拠地を置くライバル球団へ移った。新天地での初実戦となったこの試合後、地元紙ホノルル・スター・アドバタイザーの取材に「気分は良かった。自分にとっては新しいシステムで、新しいチーム、新しい顔ぶれ、コーチやスタッフもそうだ」と語っている。
試合後の囲み取材の様子は、フリーライターのジョーイ・リンが自身のSNSに投稿した。スポニチアネックスによると、八村は「これが僕のスタイルだ。別に新しいことじゃない。みんなもずっと見てきたはずだ」と話したという。
ティロン・ルー監督らコーチ陣とは、オフェンスでどれだけ積極的にプレーしてほしいか、自分の好きなこと、嫌いなことまで話し合ってきたと明かした。そのうえで「彼らはその点で理解を示してくれていて、適切な指示を出してくれている。だからこそ、僕は楽にシュートを打てたんだ」と振り返った。
9月28日のメディアデーでは「自分もベテランの域に入っている。チームを引っ張っていかないといけない」と語っていた八村。NBA8年目のシーズンを前に、その言葉どおりの立ち上がりとなった。
河村勇輝はフリースロー1本、会場は大歓声
河村は第3クォーター終盤にコートへ入ると、会場から大きな歓声を受けた。
出場時間は3分36秒。シュートは打たず、フリースロー2本のうち1本を決めて1得点を記録した。ターンオーバーは2つだった。
八村は「彼のためにうれしかった。少し緊張しているように見えたけれど、与えられた時間の中でやるべきことをやった」と後輩をたたえた。会場の雰囲気については「ここはハワイ。日本の人がたくさんいる」と話している。
河村の契約は、トレーニングキャンプに参加するための「エキシビット10」。開幕ロースターの枠は保証されておらず、まずはNBAとGリーグの両方でプレーできる「2ウェー契約」を勝ち取ることが目標になる。9月28日のメディアデーでは「プレシーズンで自分の実力を証明しなければいけない」「試合だけでなく、練習の中でも自分を証明できれば」と意気込んでいた。
河村は八村を「メンターのような存在」と語り、メディアデーでは、日本代表のときのように「自分らしくプレーしろ」と助言を受けたことも明かしていた。
終盤に逆転、ワグラーの勝ち越しシュート
試合は終盤までもつれた。残り27.5秒、ウォリアーズのグラハム・アイクのティップインで101-100と逆転を許す。だが残り14秒、ワグラーがジャンプシュートを決めて再びリードを奪った。
最後は守備陣が残り3.9秒でウォリアーズのシュートをブロックし、フリースローで突き放して104-101。クォーターごとのスコアは、クリッパーズが23、32、22、27、ウォリアーズが24、19、30、28で、八村が出場した第2クォーターに13点差をつけたのが勝負の分かれ目となった。
ルー監督は「雰囲気はずっといい。選手たちは毎日ハードに取り組み、文句も言い訳も言わない」とチームの状態を説明した。
次戦はバンクーバーでラプターズ戦、開幕は22日
次戦は現地10日(日本時間11日)、カナダ・バンクーバーのロジャーズ・アリーナで行われるラプターズ戦だ。NBAがカナダで開催する「NBAカナダ・ゲームズ2026」の1試合で、開始は現地午後3時30分(日本時間11日午前7時30分)の予定となっている。
レギュラーシーズンの開幕戦は現地21日(日本時間22日)、本拠地でのキングス戦。現地23日(同24日)には、八村の古巣レイカーズとの敵地での一戦も控える。
前半だけで両チーム最多の得点を挙げた八村と、限られた時間で初めてクリッパーズのユニフォームでコートに立った河村。開幕までの残りのプレシーズンで、2人がどれだけ出場機会をつかむかが焦点になる。
ウイルソンからは、八村のモデルとなるバスケットボールも発売されている。
[文/構成 by スポーツライター 疾風(HAYATE)]









































































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