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品川庄司の庄司智春と藤本美貴が10月10日放送の『ミキティダイニング』で、東京都大田区蒲田にある庄司の母校を訪ね、給食の新メニューづくりに挑んだ。5・6年生の給食予算は1食356円。内訳と、大田区の学年別給食費・無償化の仕組みをまとめた。

金沢純禾、ジュニアGP第7戦で逆転優勝 木下アカデミーの14歳が2年連続ファイナルへ

金沢純禾、ジュニアGP第7戦で逆転優勝 木下アカデミーの14歳が2年連続ファイナルへ

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

フィギュアスケートのジュニアグランプリ(GP)シリーズ第7戦ポーランド大会は10月9日(現地時間)、グダニスクで女子フリーがあり、ショートプログラム(SP)2位の金沢純禾(14)=木下アカデミー=がフリー1位の127.13点を出して合計196.37点で逆転優勝した。SP首位のリア・チョ(カナダ)を0.61点上回る僅差の決着。今季2戦目で初の優勝となり、12月に中国・重慶で開かれるジュニアGPファイナルへ2年連続で進むことが決まった。

SP2位から0.61点差の逆転、勝負を分けた演技構成点

10月8日(現地時間)のSPで、金沢は69.24点の2位につけた。首位のチョは69.42点で、その差はわずか0.18点。3位のエリザベート・ディバーン(スイス)も67.65点で続き、上位3人が2点以内にひしめく混戦でフリーを迎えた。

SPは3回転フリップ―3回転トーループの連続ジャンプを決め、ダブルアクセル(2回転半)も加点を引き出した。単独の3回転ルッツは回転がわずかに足りないと判定されて減点を受けたものの、ステップシークエンスで最高のレベル4を取り、演技構成点29.52点は出場36人の中で一番高かった。

フリーは36人中35番滑走。冒頭の3回転ルッツ―3回転トーループで、後ろの3回転トーループが回転不足と判定され、この要素は出来栄え点(GOE)でマイナス2.11点の減点を受ける。崩れたのはここだけだった。3回転サルコー、3回転ループ、3回転フリップを続けて決め、後半には3回転フリップ―ダブルアクセル―ダブルアクセルの3連続ジャンプで14.38点、最後の3回転ルッツでも8.01点を積み上げた。コレオグラフィックシークエンスではGOEプラス2.00点を引き出している。

最終滑走のチョもフリーでノーミスとはいかず、3回転ルッツ―3回転トーループで減点を受け、126.34点にとどまった。技術点はチョの67.79点に対し金沢は67.75点と、ほぼ互角。演技構成点で金沢が59.38点、チョが58.55点と0.83点上回り、これがそのまま順位を入れ替える差になった。

順位選手(国・地域)SPフリー合計
優勝金沢純禾(日本)69.24(2位)127.13(1位)196.37
2位リア・チョ(カナダ)69.42(1位)126.34(2位)195.76
3位エリザベート・ディバーン(スイス)67.65(3位)121.46(3位)189.11
4位ディアナ・アレクサンドラ・ツィーゼッケ(ドイツ)61.33(5位)116.87(5位)178.20
5位コ・ナヨン(韓国)58.02(8位)119.36(4位)177.38

1年前の同じリンクではSP2位から4位に後退

グダニスクの会場「ハラ・オリビア」は、金沢にとって悔しさの残るリンクだった。

昨季の2025年10月、同じ会場で開かれたジュニアGPでも、金沢はSP2位につけている。しかしフリーは5位に沈み、合計188.41点の4位で表彰台を逃した。ジュニアデビューの年で、9月のイタリア大会(バレーゼ)ではSP1位、フリー3位の合計185.77点でいきなりシリーズ初出場初優勝を飾っていた。勢いに乗りかけたところで味わった後退だった。

それから1年。同じSP2位から、今度はフリーで1位を取り切った。

昨季はイタリア大会の優勝と、ポーランドの4位で積み上げたポイントでファイナルに進み、2025年12月の名古屋大会では合計195.23点の5位に入る。このファイナルのフリーではトリプルアクセル(3回転半)に挑んだが、判定はダウングレード(大きな回転不足)だった。優勝は島田麻央で、岡田芽依が3位、岡万佑子が6位と、日本勢4人が6人枠に入った大会でもある。

今季2戦で28ポイント、ファイナル6人枠に

ジュニアGPは各選手が7戦のうち2戦に出場し、順位に応じたポイント(優勝15、2位13、3位11など)の合計上位6人がファイナルに進む。

金沢の今季初戦は9月の第3戦タイ大会(バンコク)だった。SPで70.38点を出して首位に立ち、フリーも132.41点と自己ベストを更新したが、合計202.79点でソフィア・ゼプカ(個人の中立選手=AIN)に2.94点届かず2位。13ポイントを手にした。第7戦の優勝で15ポイントが加わり、合計28ポイントでシリーズを終えた。

第7戦を終えて女子の上位6人が決まり、ゼプカとハナ・バース(オーストラリア)が30ポイント、金沢と岡田芽依が28ポイントで並び、26ポイントの中国の2選手が残る2枠に入った。バースは母が日本人で、日本名は石崎波奈。日本女子では、金沢とともに同じ木下アカデミーの岡田がファイナルへ進む。昨季ファイナル3位の岡田と、5位の金沢。2人そろっての2年連続出場になる。

男子では9月の第5戦ジョージア大会(バトゥミ)で岡崎隼士がSP7位からフリー1位で巻き返して2位に入ったが、初戦の中国大会(西安)の4位と合わせた22ポイントでは、ファイナル進出に届かなかった。

関連記事:岡崎隼士、ジュニアGP第5戦(ジョージア)で2位 SP7位からフリー1位で巻き返し、合計217.27点、岡山龍谷高の経歴を整理

札幌出身、京都の木下アカデミーで練習する14歳

金沢は2012年2月28日生まれ。国際スケート連盟(ISU)の選手プロフィールでは出生地が北海道、ホームタウンは京都府宇治市で、2015年にスケートを始めた。練習拠点は京都で、シーズン中は週20時間を氷上で過ごす。指導するのは浜田美栄コーチらだ。

2025年12月の全日本選手権には13歳で初出場し、16位に入った。初出場選手の中の最高順位に贈られる新人賞を受け、札幌市出身の中学生の活躍は地元の北海道でも報じられた。当時は星槎もみじ中学校の2年生だった。2026年1月の全道中学大会でもフィギュア女子Aクラスで2連覇。フリーで挑戦中のトリプルアクセルに転倒し、「優勝はうれしいけど、点数は思ったよりも低かった」と悔しさをにじませた。

今季のプログラムは、SPが「ムーンライト」と「月光ソナタ」を合わせた曲で振り付けは村元哉中。フリーはエラ・フィッツジェラルドの「フーレイ・フォー・ラブ」「ミスティ」「スウィングしなけりゃ意味ないね」をつなぎ、振り付けはミーシャ・ジーが手がける。

同じ京都のリンクで練習する先輩には、昨季のジュニアGPファイナルを制し、今季シニアのGPシリーズに臨む島田麻央(木下グループ)がいる。金沢のSPを振り付けた村元は、島田の今季のSPとエキシビションも手がけている。

関連記事:島田麻央、エキシビションの曲は『KAWAII FESTIVAL』で振付は村元哉中 GP初戦はスケートカナダ10月30日開幕

重慶のファイナルへ、トリプルアクセルはどうなるか

ジュニアGPファイナルは、シニアのGPファイナルと同時に12月10日から13日まで重慶で開かれる。金沢は今季の2戦とも、フリーにトリプルアクセルを入れていない。タイ大会、ポーランド大会ともに3回転ルッツ―3回転トーループで始まり、3回転を軸に組み立てた構成で表彰台に立った。

昨季のファイナルで挑んでダウングレードと判定され、年明けの全道中学大会では転倒した大技を、2度目のファイナルで再び組み込むのか。

今季の自己ベストはタイ大会の202.79点。ポーランド大会は冒頭の連続ジャンプで点を落としながらも、演技構成点で上回って勝ち切った。SNSでは、2年連続のファイナル進出を祝う投稿が相次いでいる。昨季5位だった舞台へ、14歳が2度目の挑戦に臨む。

[文/構成 by スポーツライター 南條楓]

寄稿者

南條楓
学生時代に陸上の中距離を続けていたこともあり、記録で勝負が決まる競技に惹かれてスポーツを書くWebライターに。執筆歴は8年。陸上や水泳、体操、フィギュアスケートなど、記録と採点が結果を左右する競技を中心に、国際大会の速報から選手の歩みをたどる記事まで担当してきた。タイムや得点の意味、予選から決勝までの流れを、初めて観る人にも伝わる言葉で書くことを大切にしている。

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