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島田麻央、エキシビションの曲は『KAWAII FESTIVAL』で振付は村元哉中 GP初戦はスケートカナダ10月30日開幕

島田麻央、エキシビションの曲は『KAWAII FESTIVAL』で振付は村元哉中 GP初戦はスケートカナダ10月30日開幕

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

フィギュアスケート女子の島田麻央(17)=木下グループ=が9日、京都府宇治市で練習を公開し、今季のエキシビションでサンリオピューロランドのパレード曲「KAWAII FESTIVAL」を滑ると明かした。振付は元アイスダンス日本代表の村元哉中で、衣装はハローキティがモチーフ。シニア1年目のグランプリ(GP)シリーズは、10月30日開幕の第2戦スケートカナダが初戦になる。

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ハローキティ衣装で初披露、曲はピューロランドのパレード曲

島田がこの日練習したのは、木下アカデミー京都アイスアリーナ。今季のエキシビションは、10月1日にスポンサー契約を発表したサンリオとのコラボプログラムになる。

曲に選んだのは、東京・多摩市のサンリオピューロランドでパレード曲として親しまれてきた「KAWAII FESTIVAL」だった。曲の中でサンリオキャラクターの名前が次々に出てくるため、その名前に合わせて踊る場面が入る。衣装はハローキティをモチーフにしたもので、青のスカートに赤いリボンをあしらった。練習後には、この衣装のままハローキティと並んで撮影に応じている。

「すごいかわいい。一番サンリオっぽい曲だなって思ったので選んだ」。島田は東スポの取材に、選曲の理由をそう明かした。

振付の村元哉中は「かなだい」の元アイスダンス代表

振付を担当した村元哉中は、高橋大輔と組んだカップル「かなだい」で知られる元アイスダンス日本代表だ。2022年の四大陸選手権では銀メダルを手にし、2023年5月に高橋とともに競技からの引退を表明した。引退後もアイスショーを中心に、表現者として氷上に立ち続けている。

ジュニア時代から高難度ジャンプで勝ってきた島田にとって、「かわいい」を前面に出すプログラムは新しい挑戦になる。

本人もその難しさを口にした。スポニチの取材にはこう語っている。

「(エキシビションで)かわいい曲を使ったことがなかったので難しいけど、村元哉中さんにかわいい振付にしてもらった。サンリオのポーズも入っているので、見ていただけたら」

サンリオポーズと、キャラクター名に合わせた振り。エキシビションでは、ジャンプとは別の顔を見せることになる。

2歳からのサンリオ好き、契約は「Cheers for Smiles」から昇格

島田とサンリオのつながりは長い。サンスポによると、2歳ごろにピューロランドを訪れたときの写真が残っている。2024年からは、サンリオが若手選手を支える育成プロジェクト「Sanrio Cheers for Smiles」のメンバーとして支援を受けてきた。

シニアに上がったタイミングで、所属マネジメント会社のKSMが10月1日、サンリオとのスポンサー契約を発表した。今後はジャージーの左胸に「Sanrio」のロゴが入る。発表時のコメントで、島田はジュニア時代について、ハンギョドンをはじめとするサンリオキャラクターに支えられ無敗で終えられたと振り返り、ハローキティのように誰からも愛される選手を目指すとつづった。

試合会場にもグッズを持ち込んでいる。試合前、先生の隣に置かれたハンギョドンのティッシュケースを見ると笑顔になれるといい、「今はつらい時や苦しい時にも支えてくれる」と話した。

3回転半と4回転を着氷、GP初戦はスケートカナダ

練習では、切り札のトリプルアクセル(3回転半)と4回転トーループを着氷した。中日スポーツの取材には「思い切り跳ぶ。失敗したとしても、最後まで諦めずに演技をしたい」と語っている。ロシア勢などのダイナミックなジャンプに刺激を受け、高く大きく跳ぶことを意識しているという。

島田は世界ジュニア選手権とジュニアGPファイナルをともに4連覇し、ジュニアの公式戦(シニアの全日本選手権を除く)を無敗で終えた。今季からシニアに転向し、9月のチャレンジャー・シリーズ木下グループ杯ではシニアの国際大会デビュー戦で優勝している。

大会日程開催地
GP第2戦 スケートカナダ10月30日〜11月1日カナダ・ケロウナ
GP第5戦 フィンランド大会11月20日開幕フィンランド・ヘルシンキ
GPファイナル12月10〜13日中国・重慶

GPシリーズは2大会に出場し、上位6人が進むファイナルを目指す。スケートカナダはおよそ3週間後に迫った。

シニアの舞台で高難度ジャンプをそろえ、エキシビションでは「KAWAII」で魅せる。17歳のシニア1年目は、カナダから本格的に動き出す。

関連記事:中井亜美さん、木下グループ杯の女子SPで自己ベスト80.27点の首位 シニア国際大会デビューの島田麻央さんとの1.43点差を整理

[文/構成 by スポーツライター 南條楓]

寄稿者

南條楓
学生時代に陸上の中距離を続けていたこともあり、記録で勝負が決まる競技に惹かれてスポーツを書くWebライターに。執筆歴は8年。陸上や水泳、体操、フィギュアスケートなど、記録と採点が結果を左右する競技を中心に、国際大会の速報から選手の歩みをたどる記事まで担当してきた。タイムや得点の意味、予選から決勝までの流れを、初めて観る人にも伝わる言葉で書くことを大切にしている。

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