阿部未悠、日本女子オープン第2日に単独首位 通算8アンダーで永井花奈に3打差

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阿部未悠(26)=ミネベアミツミ=が10月2日、日本女子オープンの第2ラウンドを68で回り、通算8アンダーで単独首位に立った。永井花奈(29)=ServiceNow=が3打差の2位につける。ツアー2勝の阿部は、国内メジャー初制覇へ向けて第3ラウンドに進む。
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首位タイから68、後続に3打差をつけて単独トップ
第59回日本女子オープンゴルフ選手権は10月2日、兵庫県の宝塚GC旧コース(6185ヤード、パー70)で第2ラウンドが行われた。首位タイでスタートした阿部は4バーディー、2ボギーの68をマークし、通算8アンダーの132で単独首位に立った。後続とは3打差がある。
日本ゴルフ協会(JGA)によると、プロ96人とアマチュア23人の計119人が出場した。この日はカットが行われ、通算4オーバーの48位タイまで62人が決勝ラウンドへ進んだ。賞金総額は1億5000万円で、優勝賞金は3000万円だ。
前半3バーディー、後半は15番と18番でボギー
前半の9ホールで3つのバーディーを重ね、通算9アンダーまで伸ばした。ゴルフダイジェスト・オンラインによると、後半の15番では今大会初のボギーを打ち、2打目がガードバンカーに“刺さる”不運もあった。
それでも続く16番パー3で踏みとどまる。実質189ヤードを9番ウッドで打ち、ピンまで5メートルにつけた。ボギーの直後に取り返す、いわゆるバウンスバックに成功した。難度1位とされる最終18番はボギーで終えた。悔しいことは前日から幾つもあるものの、通算8アンダーで不満を言ってはいけないと一日を振り返った。
日刊スポーツの取材には「どの試合も毎週勝ちたい。メジャーで勝てたらいいと思うが、まずは目の前の一打に集中したい」と答え、平常心を強調した。勝てば今季2勝目、ツアー通算3勝目となる。
左手首の痛みを抱え、シャフトを替えて挑んだ一週間
スポーツ報知によると、阿部は左手首と親指を痛めており、現在も痛みが残る。ドライバーの飛距離は10ヤード近く落ち、アイアンの距離感も狂った。「その状態に合わせて自分のベストを尽くすのがプロだと思う」と1日に語った。
今週はドライバー、ウッド、アイアンのシャフトを変更し、開幕前日にテストをした。第1ラウンドは「ほぼ初打ち。ぶっつけ本番」で臨み、6バーディー、ボギーなしの64をマークして、19歳のアマチュア荒木七海(Sky)と首位に並んでいた。
7月の明治安田レディスでは、最終日にツアー自己ベストの63を出して3打差を逆転し、2年3カ月ぶりの優勝を飾った。今大会は昨年9位に入っており、初のメジャータイトルを狙う。
永井花奈が67で2位に浮上、桑木志帆は2日連続の68
7位から出た永井は4バーディー、1ボギーの67をマークし、通算5アンダーの2位に上がった。7月のミネベアミツミレディスで9年ぶりのツアー2勝目を挙げた実力者で、この大会では、主催企業の所属選手を指すホステスプロの阿部が2位に入っていた。9月のソニー日本女子プロでは第2ラウンドを終えて首位に立ちながら、優勝には届かなかった。サンケイスポーツの取材に「この位置にいることを無駄にしないよう頑張りたい」と話した。
4打差の3位タイには6人が並ぶ。そのひとり、全英女子オープン覇者の桑木は、2日連続の68で7位から浮上した。前週に今季3勝目を挙げ、来季からは米ツアーへの参戦が決まっている。今大会を制すれば、国内外メジャーの同一年優勝は、1977年の樋口久子、2019年の渋野日向子に続く日本勢3人目となる。「いけるかなあ。ワクワクしてます」。日刊スポーツにそう話した。
ほかの3位タイは、この日の最少スコアとなる66を出したイ・ミニョン(韓国)、古江彩佳(26)=富士通=、申ジエ(38)=韓国=、尾関彩美悠(23)=JFEスチール=、ルーキーの藤本愛菜(19)=ヤマエグループHD=だ。尾関はパー5で213ヤードを3番ウッドで2オンさせ、20メートルのイーグルパットを沈めた。
荒木七海は74で13位タイ、堀琴音と安田祐香は9位タイ
首位タイで出た荒木は、スタートからパーを逃して流れをつかめず、4ボギーの74と落とした。通算2アンダーの13位タイに後退した。
前回覇者の堀琴音(30)=ダイセル=は1つ伸ばして通算3アンダーの9位タイにつけた。神戸市出身の安田祐香(25)=NEC=は23位から68で回って同じ9位タイに浮上し、「感覚とうまくマッチしてくれた」と話した。姉の美祐さん(28)がキャディーを務め、芝目やパットのラインで助言を受けたという。
昨季年間女王の佐久間朱莉(23)=大東建託=は通算1オーバーの25位タイで決勝ラウンドに進んだ。メルセデス・ランキング3位の菅楓華(21)=ニトリ=は通算9オーバーの92位で予選落ち。川﨑春花、稲見萌寧らも姿を消した。
3打差で迎える第3ラウンド、最終組は11時53分スタート
JGAによると、連日の好天に加えて秋風でグリーンが硬く締まり、宝塚GC旧コースは日ごとに難度を増している。サンケイスポーツによると、今年で開場100周年を迎えた同コースで女子ツアーが開かれるのは初めてだ。
3日(土)の第3ラウンドは、単独首位の阿部と2位の永井が最終の第31組で回る。ティーオフは11時53分の予定だ。NHK総合テレビが13時50分から16時まで生中継し、ゴルフネットワークは7時から12時30分まで1番ホールの模様を放送する予定となっている。
3打のリードを持つ阿部が初のメジャー制覇へ近づくのか、永井や桑木が差を詰めるのか。順位が動きやすい3日目が、勝負どころになる。
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[文/構成 by スポーツライター 南條楓]








































































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