『バイオハザード』日本語吹き替え第2弾に小野大輔ら13人、小野は「主人公を導く謎の声」 10月9日公開、日笠陽子・杉田智和・上坂すみれも参加

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10月9日に日本公開される完全新作の映画『バイオハザード』で、日本語吹替版の声優第2弾として日笠陽子、Lynn、小野大輔、杉田智和、上坂すみれら13人の参加が10月1日に発表された。小野は物語の中盤で主人公を導く「謎の声」を担当し、小野によると、原語版ではザック・クレッガー監督自身がこの声を担当しているという。主人公ブライアン役の下野紘、恋人ミシェル役の早見沙織に続く追加発表で、13人それぞれの役名はまだ明かされていない。
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第2弾で発表された13人と、小野大輔が担う「謎の声」
追加キャストの情報は10月1日正午に解禁された。名前が挙がったのは日笠陽子、Lynn、小野大輔、杉田智和、永瀬アンナ、KENN、上坂すみれ、小林親弘、斉藤貴美子、宮内敦士、杏寺円花、かぬか光明、草野峻平の13人だ。
顔ぶれは厚い。『けいおん!』の秋山澪役で知られる日笠、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のミオリネ・レンブラン役のLynn、『ジョジョの奇妙な冒険』の空条承太郎役の小野、『銀魂』の坂田銀時役の杉田と、アニメの主要キャラクターを担ってきた声優が並ぶ。斉藤、宮内、杏寺、かぬか、草野の5人は洋画の吹き替えで経験を積んできた面々で、主役級と吹き替えの職人が同じ作品に集まった。
ただし、今回の発表では13人の役名は明かされておらず、担当する役どころが分かっているのは、コメントで自ら明かした小野だけだ。日笠、杉田、上坂を含むほかの12人がどの人物を演じるかは、10月2日時点で公表されていない。
小野の担当は、物語の中盤で主人公を導く謎の声。本人のコメントによると、原語版でこの声を当てているのはクレッガー監督本人だという。小野は「原音も異質な存在感を放っています」と原語版の印象を伝え、吹替演出の担当者と何度も試行錯誤を重ねた結果、「とてつもなく個性的なキャラクターになりました」と明かした。「作中のモンスターと同様に、爪痕を残せたのではないかと思ってます」とも語り、劇場での確認を呼びかけている。
| 声優 | 役 | 発表 |
|---|---|---|
| 下野紘 | ブライアン(主人公の配達人) | 第1弾(9月7日) |
| 早見沙織 | ミシェル(ブライアンの恋人) | 第1弾(9月7日) |
| 小野大輔 | 物語の中盤で主人公を導く謎の声 | 第2弾(10月1日) |
| 日笠陽子、Lynn、杉田智和、永瀬アンナ、KENN、上坂すみれ、小林親弘、斉藤貴美子、宮内敦士、杏寺円花、かぬか光明、草野峻平 | 役名は未発表 | 第2弾(10月1日) |
主人公は銃も撃てない配達人、第1弾は下野紘と早見沙織
日本語吹替版の上映と第1弾キャストは9月7日に発表された。主人公の配達人ブライアンを下野紘、その恋人ミシェルを早見沙織が演じる。
ブライアンはヒーローでも特殊部隊の隊員でもない。医療品の配送を仕事にする青年で、いつものように引き受けた配達の届け先がラクーンシティだったことから、悪夢の一夜に巻き込まれる。原語版で演じるのは『ウォーキング・デッド』『ユーフォリア/EUPHORIA』などのオースティン・エイブラムスだ。
クレッガー監督は特別映像で「ブライアンは主人公なのに、その素質がまるでない」と語り、エイブラムスも「ただの一般人だから、銃を手にしてもうまく扱えない」と人物像を説明した。劇中では、鍵を銃で撃ち壊そうとして外してしまう場面もある。
そんな人物の声を担う下野は、「とにかく皆さんの想像以上に怖くて、そして面白いんです」とコメントした。収録では「人間が持つありとあらゆる叫び声やビビリ声」を出し尽くしたという。早見が演じるミシェルは、ラクーンシティへ向かうブライアンと電話越しに言葉を交わす恋人で、早見は「恐怖の真っ只中にいる彼が、生きて帰って会いたい相手であり、同時に彼を追い詰めてしまうこともある」と役の二面性を語っている。
杉田智和「感じるホラー」、上坂すみれは「謎の元気」
第2弾では、Lynn、小野、杉田、永瀬、KENN、上坂、小林の7人からコメントが寄せられた。収録を終えた実感と、ゲームや映画シリーズとの思い出が中心だ。
杉田は、情報がかなり伏せられた状態で収録に臨み、いくつかの単語からバイオハザードの映画だと察したという。これまでの映像作品を追ってきた自負があったものの、「自分はネメシスの爪の垢以下だと思い知りました」と独特の言い回しで振り返った。そのうえで「今度のバイオの映画は感じるホラーです」と表現し、「これがどう正史に刺さるか、今から楽しみです」と続けている。
上坂は、つい最近になって『バイオハザード RE:2』を初めてプレイしたばかりだったという。「逃げて、叫んで、なんだかジュルジュルして、収録が終わったあとは恐怖と共になぜか謎の元気が湧いてくる作品でした」と収録を振り返り、「日々にパニックが足りていない方、ぜひ楽しんでくださいっ!」と呼びかけた。
ゲームの思い出を語った声優も多い。KENNは学生時代、週末に友人の家へ集まって1作目をプレイしていたと明かし、「まさか自分が携わる事になるとは夢にも思いませんでした」と感慨を口にした。小林は小中学生の頃に発売直後の『バイオハザード2』を買い、警察署にたどり着けないまま何度もゾンビに噛まれたという。「叫びながらなんとかクリアした記憶があります」と懐かしみ、「もちろん本編でも叫びたおしました」と付け加えた。
Lynnは台本で「ラクーンシティ」の文字を見つけた瞬間を「胸がドクンとしました」と表現。永瀬は子どもの頃、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の映画シリーズを「ビクビク怯えながら観ていた」と明かしている。
監督は『WEAPONS』のザック・クレッガー、全米ではシリーズ最高の初動
本作は、1996年に日本で誕生し、2026年に30周年を迎えたカプコンのサバイバルホラーゲーム「バイオハザード」をもとにした完全新作だ。ゲームのキャラクターをなぞるのではなく、オリジナルの主人公と物語で世界観を組み直している。コンセプトは「もしゲーム『バイオハザード』の世界に放り込まれたらどうなるか」で、公式のあらすじは「主人公目線でリアルタイムに進行する90分間」とうたう。上映時間は米国で94分。主人公の目線で一夜がほぼノンストップで進む。
監督のクレッガーは『バーバリアン』(2022年)、『WEAPONS/ウェポンズ』(2025年)でホラーの作り手として評価を高めた人物で、ゲームのファンであることを公言している。脚本はクレッガーとシェイ・ハッテンの共同。監督は本編について「開始6分でアクセルを踏み込んだら、最後までベタ踏みだ」と語っていた。
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米国では9月18日に公開され、9月20日までの3日間で約6000万ドルを売り上げた。全米週末興行ランキングで初登場1位となり、2002年の第1作から続く実写映画シリーズ全8作品の中で最高のオープニング成績だ。米国外を合わせた世界のオープニング興収は約1億830万ドルに達し、これまでシリーズ最高だった『バイオハザードV リトリビューション』(2012年)の約7110万ドルを上回った。評判も上々で、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」の批評家スコアは9月21日時点で96%を記録している。北米での累計興収は、9月30日までに約1億1060万ドルに達した。
なぜ配達人なのか。
答えは過去のシリーズとの違いにある。ミラ・ジョヴォヴィッチが主演し、ポール・W・S・アンダーソンが手がけた実写映画シリーズは2002年から2016年の『バイオハザード:ザ・ファイナル』まで6作続き、戦う力を持つヒロインが主役だった。2021年にはヨハネス・ロバーツ監督が、ラクーンシティを舞台にした『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』でシリーズを仕切り直している。新作は、そうした戦える主人公の系譜から離れ、何の能力もない一般人の目線に観客を置く。
過去作を見返してから劇場へ向かう手もある。『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』とミラ・ジョヴォヴィッチ主演の1作目『バイオハザード』は、10月2日時点でU-NEXTの見放題作品として配信されている。
\ 『ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』はU-NEXTで見放題 /
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吹替版を観られる上映形式は5種類
日本では10月9日に公開される。本作は実写映画シリーズで初めて「Filmed For IMAX」の認定を受けた作品で、上映は全8形式、計13バージョンに及ぶ。
吹替版を選べる形式は限られる。日本語吹替版が用意されているのは通常の2Dに加え、MX4D、4DX、SCREENX、ULTRA 4DXの5形式だ。IMAX、Dolby Cinema、Dolby Atmosは字幕版のみの上映となる。小野の「謎の声」や下野の絶叫を体感型の上映で聞きたいなら、4DXやSCREENXが候補に入る。
日笠、杉田、上坂らがどの役を演じるのかは、公開を1週間後に控えた10月2日時点でもまだ伏せられている。13人の声がどの場面で聞こえてくるのか。答え合わせは劇場で始まる。
[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]








































































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