ブラッサム初回視聴率は関東世帯15.5%、前作『風、薫る』を0.6ポイント上回る 個人8.6%、関西は14.1%

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28日に始まったNHK連続テレビ小説「ブラッサム」の第1回は、関東地区の平均世帯視聴率が15.5%、個人視聴率が8.6%だった。関西地区は世帯14.1%。前作「風、薫る」の初回を関東で0.6ポイント上回り、期間平均13.8%に終わった前作からの巻き返しへ、数字の上では好発進となった。
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関東15.5%、関西14.1% 前作の初回を東西とも上回る
ビデオリサーチが29日に発表した数字によると、9月28日に放送された第1回の平均世帯視聴率は関東地区で15.5%、個人視聴率は8.6%だった。関西地区の世帯視聴率は14.1%を記録している。
比べる相手は、25日に最終回を迎えたばかりの前作「風、薫る」だ。同作の初回は関東が世帯14.9%・個人8.3%、関西が13.3%。ブラッサムは関東の世帯で0.6ポイント、個人で0.3ポイント上回り、関西でも0.8ポイント高い数字を出した。
| 地区 | ブラッサム第1回 | 風、薫る第1回 | 差 |
|---|---|---|---|
| 関東(世帯) | 15.5% | 14.9% | +0.6ポイント |
| 関東(個人) | 8.6% | 8.3% | +0.3ポイント |
| 関西(世帯) | 14.1% | 13.3% | +0.8ポイント |
世帯視聴率はテレビを持つ世帯のうち番組をつけていた世帯の割合で、個人視聴率は世帯にいる一人ひとりのうち番組を見ていた人の割合を表す。家族の誰か1人が見ていれば数えられる世帯視聴率に対し、個人視聴率は実際に見た人数を反映するので、数字は低めに出る。
世帯・個人・関西の3つの数字がそろって前作を上回った。差は1ポイントに満たないものの、東西どちらの地区でも前作より多くの家庭がテレビをつけていたことになる。
前作「風、薫る」は期間平均13.8%で幕
初回の数字が注目される背景には、前作の苦戦がある。
見上愛と上坂樹里が主演した「風、薫る」は3月30日から9月25日まで全130回を放送した。関東地区の期間平均は世帯13.8%、個人7.6%で、その前の「ばけばけ」を1.4ポイント下回った。13%台は2024年度後期の「おむすび」以来だった。関西地区の期間平均は12.7%にとどまる。
最終回は世帯14.5%、個人8.0%。期間平均を0.7ポイント上回って締めくくったが、半年を通してみると伸び悩んだ。
その3日後に始まったのがブラッサムだ。初回15.5%は、前作の最終回14.5%より1ポイント高く、期間平均13.8%とは1.7ポイントの開きがある。
では、第1回はどんな幕開けだったのか。
85歳の珠から始まった第1回
ブラッサムはNHK大阪放送局が制作する。作家・宇野千代をモデルに、明治・大正・昭和を生きた主人公・葉野珠の生涯を描く。脚本は櫻井剛と小松與志子が手がける。
珠を演じるのは石橋静河。ただし第1回の幕を開けたのは、1980年代の珠を演じる加賀まりこだった。80歳を超えた晩年の珠がまず登場し、そこから物語は明治の山口・岩国へさかのぼる。幼少期の珠は村上蘭が演じ、父・清治を渡部篤郎、継母・リョウを国仲涼子が務める。
放送後も話題は続く。スポーツニッポンは、宇野千代本人に似せた加賀まりこの姿が「激似」と話題になったと伝えた。MANTANWEBは、85歳の珠(加賀まりこ)の「モテたのよ、私」というせりふが話題になったと報じている。
一方で、渡部篤郎が演じる清治の厳しいしつけの場面には、視聴者が騒然となったとMANTANWEBは伝えた。明るい話題と重い場面が同じ週に並ぶのも、波乱の人生を描く作品らしいスタートだ。
岩国の少女時代から作家への道へ 今後の物語
物語の序盤は、珠と家族、岩国の人々が中心になる。明治30年に岩国で生まれた珠は、2歳で実母を亡くし、父・清治(渡部篤郎)と継母・リョウ(国仲涼子)のもとで育つ。
30日放送の第3回では、「父について」の作文が書けずに悩む珠(村上蘭)の一方で、本家の酒蔵から使いが清治のもとを訪れる。働かずに給金を受け取っていることをたしなめられた清治は、本家の弟(三浦誠己)を酒席に呼び出す。
その先、珠は女学校を卒業して代用教員として働くが解雇され、上京する。小説の懸賞への応募をきっかけに、作家の道が開けていく。青年期からは石橋静河が珠を演じ、晩年の珠の秘書・藤川優子役で松たか子が朝ドラに初出演する。画家・夏井銀児役の錦戸亮は「てるてる家族」以来23年ぶりの朝ドラ出演だ。
放送と並行して登場人物や物語の流れを追いたい人には、公式のガイドブックも出ている。
第2回以降の数字が次の焦点
29日放送の第2回の視聴率は、この記事の公開時点で発表されていない。初回の数字はスタートの勢いを示すにとどまり、作品の評価は週を重ねた推移で固まっていく。
前作は期間平均13.8%で終わり、初回の14.9%を下回った。ブラッサムが初回の15.5%をどこまで保てるか。作家・宇野千代の人生をなぞる物語は、まだ岩国の少女時代が始まったばかりだ。
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[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]








































































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